労働HOT NEWS:バローグループユニオン
 
労働HOT NEWSは、「独立行政法人 労働政策研究・研修機構」の許可を得、「メール マガジン労働情報」内の記事から掲載しております。
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  統計  
     
  年次有給休暇の平均取得率58.3%で過去最高/就労条件総合調査
   

厚生労働省は10月28日、2022年「就労条件総合調査」結果を公表した。21年1年間の年次有給休暇の平均取得率は58.3%(前年56.6%)で、1984年以降過去最高。平均取得日数は10.3日(同10.1日)。定年制の状況については、一律定年制を定めている企業のうち、定年年齢を「65歳以上」とする企業は24.5%(2017年調査17.8%)で、2005年以降過去最高。勤務延長制度があり最高雇用年齢を「66歳以上」とする企業は31.7%(同16.9%)、再雇用制度があり最高雇用年齢を「66歳以上」とする企業は22.0%(同9.8%)。

(報道発表資料)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/jikan/syurou/22/dl/houdou.pdf
(概況)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/jikan/syurou/22/dl/gaikyou.pdf

   
   

  基調判断「生産は緩やかな持ち直しの動き」で据え置き/9月鉱工業指数
   

経済産業省は10月31日、2022年9月の鉱工業生産・出荷・在庫指数(速報)を公表した。生産指数(季節調整値)は98.6で、前月比1.6%の低下。業種別では、自動車工業、無機・有機化学工業、生産用機械工業等が低下し、化学工業(無機・有機化学工業・医薬品を除く)、電気・情報通信機械工業、鉄鋼・非鉄金属工業等が上昇した。出荷は同2.4%の低下、在庫は同3.0%の上昇、在庫率は同5.1%の上昇。基調判断は「生産は緩やかな持ち直しの動き」で据え置き。

(概要)
https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/iip/result/pdf/press/b2015_202209sj.pdf

   
   

  消費者マインドの基調判断、「弱い動きがみられる」へ下方修正/10月消費動向調査
   

内閣府は10月31日、2022年10月の「消費動向調査」結果を公表した。「消費者態度指数(二人以上の世帯、季節調整値)」は、前月比0.9ポイント低下し29.9。指数を構成する各指標では、「暮らし向き」が1.7ポイント低下し27.3、「雇用環境」が1.1ポイント低下し34.3、「耐久消費財の買い時判断」が0.7ポイント低下し22.5、「収入の増え方」が0.1ポイント低下し35.3となった。消費者マインドの基調判断は、「弱い動きがみられる」へ下方修正。

(統計表等)
https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/shouhi/shouhi.html

   
   

  現金給与総額、前年同月比2.1%増、実質賃金は1.3%減/毎勤統計調査9月速報値
   

厚生労働省は8日、9月の「毎月勤労統計調査」結果(速報、事業所規模5人以上)を公表した。現金給与総額は、就業形態計で前年同月比2.1%増の27万5,787円、うち一般労働者が同2.4%増の35万7,039円、パートタイム労働者が同3.4%増の9万9,939円。一方、現金給与総額指数を消費者物価指数で割った実質賃金では、前年同月比1.3%減。実質賃金の減少は6か月連続となった。

(統計表等)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r04/2209p/2209p.html

   
   

  正規職員・従業員、前年同期比21万人減、2期ぶりの減少/労働力調査・詳細集計7〜9月期平均
   

総務省は8日、「労働力調査(詳細集計)」結果を公表した。2022年7〜9月期平均の役員を除く雇用者は5,706万人。うち、正規の職員・従業員は、前年同期比21万人減の3,586万人で2期ぶりの減少。非正規の職員・従業員は、同49万人増の2,120万人で3期連続の増加。失業者は前年同期比12万人減の200万人、失業期間別にみると、失業期間「3カ月未満」の者は77万人で5万人の増加、「1年以上」の者は64万人で5万人の減少。失業者に追加就労希望就業者と潜在労働力人口をあわせた「未活用労働指標」は5.9%で、前年同期比0.9ポイントの低下。

(結果の概要)
https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/4hanki/dt/pdf/gaiyou.pdf

   
   

  二人以上世帯の消費支出、前年同月比実質2.3%増/9月家計調査報告
   

総務省は8日、9月の「家計調査報告」を公表した。二人以上世帯の1世帯当たりの消費支出は、実質で前年同月比2.3%増、前月比(季節調整値)1.8%増の28万999円。支出項目別でのプラス寄与は、宿泊料、国内パック旅行費等の「教養娯楽サービス」(1.20)が最高、次いで飲食代等の「外食」(0.95)。勤労者世帯の実収入(二人以上の世帯)は、1世帯当たり実質で49万9,438円(前年同月比0.2%増)。同日には、7〜9月期平均の数値も公表された。

(報道発表資料)
https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/pdf/fies_mr.pdf
(7〜9月期平均)
https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/index.html#shihanki

   
   

  景気の基調判断、「改善を示している」で据え置き/9月景気動向指数
   

内閣府は8日、2022年9月の「景気動向指数(速報)」を公表した。景気の現状を示す「一致指数」は101.1で、前月と比較して0.7ポイント下降し、4か月ぶりの下降。「投資財出荷指数(輸送機械を除く」「生産指数(鉱工業)」などがマイナスに寄与、「有効求人倍率(学卒を除く)」などがプラスに寄与。一致指数の基調判断は、「改善を示している」で据え置き。

(概要)
https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/di/202209psummary.pdf

   
   

  生活保護の申請件数、前年同月比7.1%増/8月被保護者調査
   

厚生労働省は2日、生活保護法に基づく「被保護者調査」(2022年8月分概数)結果を公表した。保護の申請件数は2万562件で、前年同月比1,360件(7.1%)増。保護開始世帯数は1万7,555世帯で、同1,416世帯(8.8%)増。被保護世帯は164万4,112世帯で、同3,464世帯(0.2%)増。被保護実人員は202万5,096人で、同1万2,704人(0.6%)減。

(報道発表資料)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/hihogosya/m2022/dl/08-01.pdf

   
   

  「景気は、持ち直しの動きがみられる」が、先行きに懸念も/10月景気ウォッチャー調査
   

内閣府は9日、全国の商店主やタクシー運転手などに街角の景況感をたずねた「景気ウォッチャー調査」の結果を公表した。10月の現状判断DI(季節調整済)は、前月差1.5ポイント上昇の49.9で、3か月連続の改善。家計動向関連、企業動向関連DIは上昇、雇用関連DIは低下した。先行き判断DI(同)は、同2.8ポイント低下の46.4。調査結果について、「景気は、持ち直しの動きがみられる」としつつ、先行きについては、「持ち直しへの期待がある一方、価格上昇の影響等に対する懸念がみられる」としている。

(調査結果全体版)
https://www5.cao.go.jp/keizai3/2022/1109watcher/watcher1.pdf
(統計表等)
https://www5.cao.go.jp/keizai3/2022/1109watcher/menu.html

   
   

  2022年7〜9月期のGDP実質成長率、年率マイナス1.2%/内閣府
   

内閣府は15日、2022年7〜9月期の四半期別GDP(国内総生産)1次速報値を公表した。GDP成長率(季節調整済前期比)は、実質がマイナス0.3%、年率換算でマイナス1.2%と、2021年7〜9月期以来のマイナス成長となった。需要項目別では、民間最終消費支出が実質0.3%(4〜6月期は1.2%)、うち家計最終消費支出は実質0.3%(同1.3%)。雇用者報酬の伸び率は実質マイナス0.8%、名目0.3%。

(統計表)
https://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/sokuhou/files/2022/qe223/gdemenuja.html

   
   

  9月の生産指数、前月比1.7%低下/鉱工業指数
   

経済産業省は15日、9月の「鉱工業指数(生産・出荷・在庫、生産能力・稼働率)」確報値を公表した。生産指数(季節調整済)は98.5で、前月比1.7%の低下。業種別にみると、自動車工業、無機・有機化学工業、化学工業(無機・有機化学工業を除く)等が低下し、食料品・たばこ工業、電気・情報通信機械工業、鉄鋼・非鉄金属工業等が上昇した。出荷は同2.5%低下、在庫は同2.9%上昇、在庫率は同5.1%上昇。速報と比べて、生産、出荷、在庫、在庫率はいずれも下方修正。

(概要冊子)
https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/iip/result/pdf/press/b2015_202209kj.pdf

   
   

  10月の輸入物価指数、契約通貨ベースで前年比約16%上昇/日銀
   

日本銀行は11日、企業物価指数(2022年10月速報)を公表した。輸入物価指数は、ドルなどの契約通貨ベースで前月比1.9%の低下、前年比16.6%の上昇。前月比での低下への寄与度は、石油・石炭・天然ガス(マイナス1.58%)など。円ベースで前月比0.1%の上昇、前年比42.6%の上昇。国内企業物価指数は、前月比0.6%、前年比9.1%の上昇。前月比での上昇への寄与度は、鉄鋼(0.21%)、電力・都市ガス・水道(0.15%)など。

   
   

  10月の生鮮食品を除く総合指数、前年同月比3.6%上昇/全国消費者物価指数
   

総務省は18日、2022年10月の全国消費者物価指数を公表した。生鮮食品を除く総合指数は103.4で前年同月比3.6%の上昇、前月比(季節調整値)0.5%の上昇。前年同月比での上昇に寄与したのは、電気代20.9%(寄与度0.74)、ガス代20.0%(同0.31)、外食5.1%(同0.24)、調理食品6.5%(0.23)など。

(報道発表資料)
https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/pdf/zenkoku.pdf

   
   

  労災の死亡者数3.9%減、休業4日以上死傷者数65%増/厚労省
   

厚生労働省は16日、2022年の労働災害発生状況(11月速報値)を公表した。2022年における死亡災害は、死亡者数が589人で前年同期比3.9%減少。業種別では建設業216人(同1.9%増)、第三次産業145人(同2.7%減)、製造業117人(同10.4%増)など。事故の類型別では「墜落・転落」172人(同8.9%増)が最多。一方、休業4日以上の死傷災害は、死傷者数が18万3,298人で前年同期比65.3%増加した。業種別では、第三次産業の12万8,277人(同116.6%増)が最多。事故の類型別では、「その他」(主に感染症による労働災害)8万8,083人(同434.2%増)、「転倒」2万5,645人(同3.8%増)など。

(統計表)
https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei11/rousai-hassei/index.html

   
   

  基調判断「持ち直しの動きに足踏みがみられる」へ下方修正/機械受注統計調査報告9月実績
   

内閣府は16日、機械受注統計調査報告(2022年9月実績)を公表した。機械受注総額は、前月比3.3%減の2兆5,965億円(季節調整値)。民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」は、同4.6%減の8,680億円。このうち、製造業は同8.5%減、非製造業(船舶・電力を除く)は同4.4%増。基調判断は「持ち直しの動きがみられる」から「持ち直しの動きに足踏みがみられる」へ下方修正。同日には、同調査の2022年10〜12月の見通しも公表された。

(概要)
https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/juchu/2022/2209gaiyou.pdf

   
   

  2005年に「65歳以降仕事をしたい」と回答し、現在「仕事をしている」割合、「75歳」男性は4割以上、女性は3割以上/中高年者縦断調査
   

厚生労働省は24日、第17回(2021年)「中高年者縦断調査(中高年者の生活に関する継続調査)」結果を公表した。同調査は、2005年10月末に50〜59歳であった全国の中高年者世代の男女を対象に毎年実施している。第17回調査では、第1回から協力が得られた1万6,579人について集計、調査対象者の年齢は、66〜75歳となっている。第1回調査時に「65歳以降仕事をしたい」と答えた者で、第17回調査時に「仕事をしている」割合は、男性の「66〜69歳」で66.6%、「70〜74歳」で51.7%、「75歳」で43.9%、女性の「66〜69歳」で53.8%、「70〜74 歳」で39.6%、「75 歳」で34.0%。

(報道発表資料)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/judan/chukou22/dl/houdou.pdf
(概況)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/judan/chukou22/dl/gaikyou.pdf

   
   

  9月の現金給与総額2.2%増、実質賃金は1.2%減/毎勤統計確報値
   

厚生労働省は22日、9月の「毎月勤労統計調査」結果(確報、事業所規模5人以上)を公表した。現金給与総額は、就業形態計で前年同月比2.2%増の27万6,113円、実質賃金は同1.2%減。うち一般労働者が同2.5%増の35万7,495円、パートタイム労働者が同3.7%増の10万261円。一方、実質賃金は、消費者物価の上昇等の影響により同1.2%減と6か月連続のマイナスとなった。総実労働時間は同1.6%増の137.2時間。うち、所定内労働時間は同1.1%増の127.0時間、所定外労働時間は同8.3%増の10.2時間。

(統計表等)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r04/2209r/2209r.html

   
   

  基調判断「改善を示している」で据え置き/9月景気動向指数の改訂状況
   

内閣府は24日、2022年9月の「景気動向指数・速報からの改訂状況」を公表した。景気の現状を示す「一致指数」は、前月差0.4ポイント低下の101.4(速報値は101.1)。基調判断は、「景気動向指数(CI一致指数)は、改善を示している」で据え置き。

(統計表)
https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/di/di.html

   
   

  2022年11月の総人口、前年同月比59万人減/総務省人口推計
   

総務省は21日、人口推計の2022年11月概算値及び6月確定値を公表した。22年11月1日現在の総人口(概算値)は1億2,485万人で、前年同月比59万人(0.47%)の減少。6月1日現在の総人口(確定値)は1億2,510万4千人で、同61万8千人(0.49%)の減少。年齢階層別(確定値)では、65歳以上人口は3,625万人で、同8万7千人(0.24%)の増加、15〜64歳人口は7,425万7千人で、同43万7千人(0.59%)の減少、15歳未満人口は1,459万7千人で、同26万8千人(1.80%)の減少。

(統計表等)
https://www.stat.go.jp/data/jinsui/new.html

   
   

  10月の完全失業率2.6%、前月と同率/労働力調査
   

総務省は29日、2022年10月の「労働力調査(基本集計)」を公表した。完全失業率(季節調整値)は2.6%で、前月と同率。完全失業者数は178万人(前年同月比6万人減)で、16か月連続の減少。就業者数は6,755万人(同50万人増)で、3か月連続の増加、雇用者数は6,081万人(同55万人増)で、8か月連続の増加。

(概要)
https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/pdf/gaiyou.pdf

   
   

  10月の新規求人、「宿泊業・飲食サービス業」は前年同月比29%増/一般職業紹介状況
   

厚生労働省は29日、「一般職業紹介状況」を公表した。2022年10月の有効求人倍率(季節調整値)は1.35倍で、前月比0.01ポイント上昇。新規求人倍率(同)は2.33倍で、同0.06ポイント上昇。新規求人(原数値)は、前年同月比で7.9%増。産業別では、宿泊業・飲食サービス業(29.3%増)、卸売業・小売業(11.7%増)、生活関連サービス業・娯楽業(11.3%増)などで増加。

(報道発表資料)
https://www.mhlw.go.jp/content/11602000/001014364.pdf

   
   

  8月の介護サービス受給者、約462万人/介護給付費等実態統計
   

厚生労働省は28日、「介護給付費等実態統計月報」(2022年8月審査分)を公表した。受給者総数は、介護サービス462万4,600人、介護予防サービス85万9,800人、受給者1人当たり費用額は、介護サービス19万8,600円、介護予防サービス2万7,400円。

(統計表)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kaigo/kyufu/2022/08.html