労働HOT NEWS:バローグループユニオン
 
労働HOT NEWSは、「独立行政法人 労働政策研究・研修機構」の許可を得、「メール マガジン労働情報」内の記事から掲載しております。
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■2020年10月
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  統計  
     
  業況判断DI、改善するも低水準が続く/日銀9月短観
   

日本銀行は1日、9月の「全国企業短期経済観測調査」(短観)結果を公表した。業況判断DI(「良い」−「悪い」)は、大企業製造業でマイナス27(6月調査比7ポイント上昇)、非製造業でマイナス12(同5ポイント上昇)、全産業・規模計でマイナス28(同3ポイント上昇)など改善がみられものの、低水準が続いている。雇用人員判断DI(「過剰」−「不足」)はマイナス6(全産業全規模合計)で、前回調査から変わらず。

(概要)
https://www.boj.or.jp/statistics/tk/gaiyo/2016/tka2009.pdf

   
   

  8月の完全失業率3.0%、前月比0.1ポイント上昇/労働力調査
   

総務省は2日、2020年8月の「労働力調査(基本集計)」(速報)を公表した。完全失業率(季節調整値)は3.0%で、前月比0.1ポイントの上昇。完全失業者数は206万人(前年同月比49万人増)で、7カ月連続の増加。就業者数は6,676万人(同75万人減)、雇用者数は5,946万人(同79万人減)で、ともに5カ月連続の減少。

http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/pdf/gaiyou.pdf

   
   

  8月の有効求人倍率1.04倍、前月比0.04ポイント低下/一般職業紹介状況
   

厚生労働省は2日、「一般職業紹介状況」を公表した。2020年8月の有効求人倍率(季節調整値)は1.04倍で、前月比0.04ポイント低下。新規求人倍率(同)は1.82倍で、同0.10ポイント上昇。新規求人(原数値)は、前年同月比で27.8%減。産業別では、宿泊業・飲食サービス業(49.1%減)、生活関連サービス業・娯楽業(41.0%減)、製造業(38.3%減)、情報通信業(34.6%減)、卸売業・小売業(34.0%減)などで減少した。

(報道発表資料)
https://www.mhlw.go.jp/content/11602000/000676496.pdf

   
   

  入職率16.7%、離職率15.6%、7年連続入職超過/2019年雇用動向調査
   

厚生労働省は9月30日、2019年「雇用動向調査」結果を公表した。入職率は16.7%で前年比1.3ポイントの上昇、離職率は15.6%で同1.0ポイントの上昇。入職超過率は1.1ポイントとなり、7年連続の入職超過。

(報道発表資料)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/20-2/dl/siryo.pdf

   
   

  2019年の年間平均給与436万円、前年比1.0%減/国税庁民間給与実態統計調査
   

国税庁は9月、2019年分「民間給与実態統計調査」結果を公表した。1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は436万円で、前年比1.0%の減。男女別では、男性は540万円(前年比1.0%減)、女性は296万円(同0.8%増)、正規・非正規別では、正規は503万円(同0.0%減)、非正規175万円(同2.5%減)。

   
   

  要介護(要支援)認定者数672.6万人/7月介護保険事業状況報告
   

厚生労働省は9月30日、「介護保険事業状況報告」(2020年7月暫定版)を公表した。2020年7月末現在、要介護(要支援)認定者数は672.6万人で、うち男性212.8万人、女性459.8万人。第1号被保険者(3,564万人)に対する65歳以上の認定者数の割合は約18.5%。

(統計表等)
https://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/osirase/jigyo/m20/2007.html

   
   

  基調判断「悪化を示している」で据え置き/7月・景気動向指数の改訂状況
   

内閣府は9月30日、2020年7月の「景気動向指数・速報からの改訂状況」を公表した。景気の現状を示す「一致指数」は、前月差3.9ポイント上昇の78.3(速報値は76.2)。基調判断は、景気動向指数(CI一致指数)は、「悪化を示している」で据え置き。

(統計表)
https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/di/di.html

   
   

  建設労働需給、7月は0.4%、8月は0.6%の不足/国交省
   

国土交通省は9月25日、「建設労働需給調査」(2020年8月調査)結果を公表した。左官、配管工など8職種の全国過不足率は、7月は0.4%の不足、8月は0.6%の不足。職種別では、全職種で不足となっており、型わく工(土木)及び配管工の不足率1.3%が最も大きい。東北地域は、7月は1.2%の不足、8月は1.4%の不足となった。8職種の今後の労働者の確保に関する見通しは、全国及び東北地域とも「普通」としている。

(報道発表資料)
https://www.mlit.go.jp/common/001364459.pdf

   
   

  生活保護の申請件数、前年同月比11.1%減/7月被保護者調査
   

厚生労働省は7日、生活保護法に基づく「被保護者調査」(2020年7月分概数)結果を公表した。被保護実人員は205万3,606人で、前年同月比2万3,920人減少。被保護世帯は163万6,827世帯で、同437世帯減少。保護の申請件数は1万9,650件で、前年同月比11.1%減(2,463件減少)。

(報道発表資料)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/hihogosya/m2020/dl/07-01.pdf

   
   

  消費者マインドの基調判断、「依然として厳しいものの、持ち直しの動きが続いている」に上方修正/9月消費動向調査
   

内閣府は2日、2020年9月の「消費動向調査」結果を公表した。「消費者態度指数(二人以上の世帯、季節調整値)」は、前月から3.4ポイント上昇して32.7。2カ月ぶりに前月を上回った。指数を構成する4項目全てが前月から上昇した。消費者マインドの基調判断は、「持ち直しのテンポが緩やかになっている」から「依然として厳しいものの、持ち直しの動きが続いている」に上方修正。

(統計表等)
https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/shouhi/shouhi.html

   
   

  中小企業の業況判断DI、持ち直しの動きがみられ、7期ぶりに上昇/7〜9月期中小企業景況調査
   

中小企業基盤整備機構は9月30日、「中小企業景況調査」結果を公表した。2020年7〜9月期の全産業の業況判断DIはマイナス34.1(前期差30.0ポイント増)で、7期ぶりに上昇した。製造業はマイナス40.8で同25.1ポイントの増となり、9期ぶりの上昇。業種別では、食料品、パルプ・紙・紙加工品、輸送用機械器具など全業種で上昇。非製造業はマイナス32.1で同31.4ポイントの増となり、7期ぶりの上昇。産業別に見ると、サービス業、小売業、卸売業、建設業の全ての産業で上昇した。

(報道発表資料)
https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/chousa/keikyo/161keikyo/161sokuhou.pdf

   
   

  景気判断、全国9地域のうち8地域で引き上げ/日銀地域経済報告
   

日本銀行は8日、10月の「地域経済報告―さくらレポート―」を公表した。多くの地域で新型コロナウイルス感染症の影響から「厳しい状態にある」としつつも、経済活動が徐々に再開するもとで、「持ち直しつつある」または「持ち直しの動きがみられる」などとしており、全国9地域のうち四国を除いた8地域で、景気判断を引き上げた。雇用・所得情勢は、「弱い動きとなっている」、「弱めの動きとなっている」などとしている。

(全文)
https://www.boj.or.jp/research/brp/rer/data/rer201008.pdf

   
   

  現金給与総額、前年同月比1.3%減/8月毎勤統計
   

厚生労働省は9日、2020年8月の「毎月勤労統計調査」結果(速報、事業所規模5人以上)を公表した。現金給与総額は、前年同月比1.3%減の27万3,263円。うち一般労働者が同1.8%減の35万1,378円、パートタイム労働者が同1.9%減の9万7,447円。所定外給与は同14.0%減の1万6,617円、所定外労働時間は同13.1%減(いずれも就業形態計)、パートタイム労働者比率は30.80%で同0.67ポイント下落。

(統計表等)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r02/0208p/0208p.html

   
   

  景気の基調判断、「下げ止まりを示している」に上方修正/8月景気動向指数
   

内閣府は7日、2020年8月の「景気動向指数(速報)」を公表した。景気の現状を示す「一致指数」は79.4で、前月比1.1ポイント上昇し、3カ月連続の上昇。「輸出数量指数」、「鉱工業用生産財出荷指数」、「耐久消費財出荷指数」など6系列がプラスに寄与。「有効求人倍率(除学卒)」など4系列はマイナスに寄与。一致指数の基調判断は、「悪化を示している」から「下げ止まりを示している」に上方修正。

(概要)
https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/di/202008psummary.pdf

   
   

  二人以上世帯の消費支出、前年同月比実質6.9%減/8月家計調査報告
   

総務省は9日、2020年8月の「家計調査報告」(速報)を公表した。二人以上世帯の1世帯当たりの消費支出は、実質で前年同月比6.9%減の27万6,360円。支出項目別での実質増減へのマイナス寄与は、教養娯楽(マイナス2.67%)、交通・通信(マイナス2.02%)など。

(報道発表資料)
https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/pdf/fies_mr.pdf

   
   

  9月の街角景況感、前月差5.4ポイント上昇/景気ウォッチャー調査
   

内閣府は8日、全国の商店主やタクシー運転手などに街角の景況感をたずねた9月の「景気ウォッチャー調査」の結果を公表した。現状判断DI(季節調整値)は、前月差5.4ポイント上昇の49.3。家計動向関連DI、企業動向関連DI、雇用関連DIがいずれも上昇した。先行き判断DI(同)は、同5.9ポイント上昇の48.3。今回の結果について、「新型コロナウイルス感染症の影響による厳しさは残るものの、持ち直している。先行きについては、感染症の動向を懸念しつつも、持ち直しが続くとみている」としている。

(統計表等)
https://www5.cao.go.jp/keizai3/2020/1008watcher/menu.html

   
   

  民需(船舶・電力を除く)の8月実績は前月比0.2%増/機械受注統計調査報告
   

内閣府は12日、機械受注統計調査報告(2020年8月実績)を公表した。機械受注総額は、前月比19.8%増の2兆1,928億円(季節調整値)。民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」は、前月比0.2%増の7,525億円。このうち、製造業は同0.6%減の3,113億円、非製造業(除く船舶・電力)は同6.9%減の4,123億円となった。

   
   

  介護サービス受給者437万7,400人/介護給付費等実態統計(5月)
   

厚生労働省は15日、「介護給付費等実態統計月報」(2020年5月審査分)を公表した。受給者総数は、介護予防サービス78万100人、介護サービス437万7,400人。受給者1人当たり費用額は、介護予防サービス2万7,300円、介護サービス19万3,100円。

(統計表)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kaigo/kyufu/2020/05.html

   
   

  8月の生産指数、前月比1.0%上昇/鉱工業指数
   

経済産業省は14日、8月の「鉱工業指数(生産・出荷・在庫、生産能力・稼働率)」確報値を公表した。生産指数(季節調整済)は88.1で前月比1.0%の上昇。3カ月連続の上昇。出荷は同1.5%上昇、在庫は同1.3%低下、在庫率は同2.0%低下。速報と比べて、生産、出荷は下方修正、在庫、在庫率は上方修正。生産の下方修正は、スピリッツ、炭酸飲料等による。

(概要冊子)
https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/iip/result/pdf/press/b2015_202008kj.pdf

   
   

  2020年10月の総人口、前年同月比29万人減/総務省人口推計
   

総務省は20日、人口推計の2020年10月概算値及び2020年5月確定値を公表した。20年10月1日現在の総人口(概算値)は1億2,588万人で、前年同月比29万人(0.23%)の減少。20年5月1日現在の総人口(確定値)は1億2,589万5,000人で、同28万6,000人(0.23%)の減少。年齢階層別では、65歳以上人口が3,607万9,000人で、同30万4,000人(0.85%)増加し、他の階層は減少。

   
   

  2020年8月の現金給与総額、前年同月比1.3%減/毎勤統計確報値
   

厚生労働省は23日、2020年8月の「毎月勤労統計調査」結果の確報値(事業所規模5人以上)を公表した。現金給与総額は、就業形態計で前年同月比1.3%減の27万3,243円。就業形態別では、一般労働者が同1.8%減の35万1,697円、パートタイム労働者が同1.8%減の9万7,520円。就業形態計の所定外労働時間は同14.1%減の8.5時間となった。

(統計表等)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r02/0208r/0208r.html

   
   

  9月の生鮮食品を除く総合指数、前年同月比0.3%下落/全国消費者物価指数
   

総務省は23日、2020年9月の全国消費者物価指数を公表した。生鮮食品を除く総合指数は101.3で、前年同月比0.3%の下落。前月比(季節調整値)は0.1%の上昇。

(報道発表資料)
https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/pdf/zenkoku.pdf

   
   

  死亡者数は前年同期比で減少、死傷者数は増加/2020年労働災害発生状況(10月速報)
   

厚生労働省は21日、2020年の労働災害発生状況(10月速報)を公表した。死亡者数(1月1日〜9月30日)は511人で、前年同期比37人(6.8%)減。休業4日以上の死傷者数は8万332人で、同741人(0.9%)増。

(統計表等)
https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei11/rousai-hassei/index.html

   
   

  基調判断「下げ止まりを示している」へ上方修正/8月・景気動向指数の改訂状況
   

内閣府は26日、2020年8月の「景気動向指数・速報からの改訂状況」を公表した。景気の現状を示す「一致指数」は、前月差0.9ポイント上昇の79.2(速報値は79.4)。基調判断は、景気動向指数(CI一致指数)は、「下げ止まりを示している」へ上方修正。

(統計表)
https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/di/di.html

   
   

  9月の完全失業率3.0%、前月と同率/労働力調査
   

総務省は30日、2020年9月の「労働力調査(基本集計)」(速報)を公表した。完全失業率(季節調整値)は3.0%で、前月と同率。完全失業者数は210万人(前年同月比42万人増)で、8カ月連続の増加。就業者数は6,689万人(同79万人減)、雇用者数は5,961万人(同56万人減)で、ともに6カ月連続の減少。

(概要)
http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/pdf/gaiyou.pdf

   
   

  9月の有効求人倍率1.03倍、前月比0.01ポイント低下/一般職業紹介状況
   

厚生労働省は30日、「一般職業紹介状況」を公表した。2020年9月の有効求人倍率(季節調整値)は1.03倍で、前月比0.01ポイント低下。新規求人倍率(同)は2.02倍で、同0.20ポイント上昇。新規求人(原数値)は、前年同月比で17.3%減。産業別では、建設業(5.9%増)で増加となり、生活関連サービス業・娯楽業(32.9%減)、宿泊業・飲食サービス業(32.2%減)、卸売業・小売業(28.3%減)、製造業(26.7%減)、運輸業・郵便業(25.1%減)などで減少した。

(報道発表資料)
https://www.mhlw.go.jp/content/11602000/000687617.pdf

   
   

  基調判断「生産は持ち直している」で据え置き/9月鉱工業指数
   

経済産業省は30日、2020年9月の鉱工業生産・出荷・在庫指数(速報)を公表した。生産指数(季節調整値)は91.6で、前月比4.0%の上昇。業種別では、自動車工業、生産用機械工業、電気・情報通信機械工業等が上昇した。出荷は同3.8%の上昇、在庫は同0.3%の低下、在庫率は同3.7%の低下。基調判断は「生産は持ち直している」で据え置き。

(概要)
https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/iip/result/pdf/press/b2015_202009sj.pdf

   
   

  介護サービス受給者443万1,500人/介護給付費等実態統計(7月)
   

厚生労働省は29日、「介護給付費等実態統計月報」(2020年7月審査分)を公表した。受給者総数は、介護予防サービス80万2,400人、介護サービス443万1,500人。受給者1人当たり費用額は、介護予防サービス2万7,900円、介護サービス19万6,300円。

(統計表)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kaigo/kyufu/2020/07.html

   
   

  建設労働需給、8月は0.6%、9月は0.8%の不足/国交省
   

国土交通省は26日、「建設労働需給調査」(2020年9月調査)結果を公表した。左官、配管工など8職種の全国過不足率は、8月は0.6%の不足、9月は0.8%の不足。職種別では、鉄筋工(建築)以外の職種で不足となっており、型わく工(土木)及び型わく工(建築)の不足率1.3%が最も大きい。東北地域は、8月は1.4%の不足、9月は1.5%の不足となった。8職種の今後の労働者の確保に関する見通しは、全国及び東北地域とも「普通」としている。

(報道発表資料)
https://www.mlit.go.jp/common/001369398.pdf