労働HOT NEWS:バローグループユニオン
 
労働HOT NEWSは、「独立行政法人 労働政策研究・研修機構」の許可を得、「メール マガジン労働情報」内の記事から掲載しております。
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  動向  
     
  資源価格高騰、8割超の企業で経営に「マイナス」/民間調査
   

帝国データバンクは7月27日、原油・LNG価格高騰に対する企業の意識調査結果を発表した。価格高騰の経営に対する影響が「直接的にマイナス影響がある」企業は48.2%。業界別では「運輸・倉庫」(79.3%)、「農・林・水産」(69.4%)が上位となった。対策は、「節電・節約」(49.5%)、「コスト上昇分を販売価格へ転嫁」(21.8%)など。価格水準が高止まりした場合の対策では、「販売価格へ転嫁」(29.6%)が最も高くなった。

(詳細)
https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p220708.pdf

   
   

  6割が「副業を希望している」/民間調査
   

エン・ジャパンは7月29日、「副業」に関する意識調査結果を発表した。「副業を希望している」と回答した人は60%(強く希望している25%、やや希望している35%)、2020年10月調査より11ポイント増加。副業を希望している理由は「収入を増やしたいため」が87%、希望する収入額は「月3万円〜5万円未満」(32%)が最多。

   
   

  国内景気は小幅ながら5か月ぶりに悪化/民間調査
   

帝国データバンクは3日、TDB景気動向調査(2022年7月調査)結果を発表した。景気DIは前月比0.1ポイント減の41.3で、5カ月ぶりの悪化。自動車など「製造」の生産がやや上向いた一方、新型コロナウイルス感染症の再拡大を受けて、個人向けサービスが再び下押しされ、新規感染者数の増加による出社制限など、雇用面への影響が表れる業種もみられた。国内景気については、「季節需要が一部で表れたものの、感染者数の増加にともなう個人消費関連の下押しが響き、小幅ながら5か月ぶりに悪化した」とし、「今後は、下押し圧力が強まるなかで、おおむね横ばい傾向で推移していくと見込まれる」としている。

(詳細)
https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/202208_jp.pdf

   
   

  新入社員の約半数が10年以内に退職予定/民間調査
   

マイナビは4日、「新入社員の意識調査(2022年)」を発表した。今の会社であと何年くらい働くか尋ねたところ、「3年以内」(23.8%)、「4〜5年」(13.8%)、「5〜10年」(8.9%)で、10年以内に約半数が退職予定となった。今の会社で働き続けない理由は、男性は「転職でキャリアアップしていきたいから」(33.9%)が、女性は「ライフステージに合わせて働き方を変えたいから」(43.6%)が最多。

   
   

  7割以上が、コロナ禍の企業活動への「影響が継続」/民間調査
   

東京商工リサーチは18日、第23回「新型コロナウイルスに関するアンケート」調査結果を発表した。新型コロナ感染者数が高止まりするなか、企業活動への「影響が継続している」と回答した企業は71.9%で、前回(6月)比3.2ポイント増加した。「影響が出たがすでに収束した」は9.5%にとどまり、同5.6ポイント下落した。在宅勤務を「現在、実施している」と回答した企業は33.0%で、同3.9ポイント増加した。

(詳細)
https://img03.en25.com/Web/TSR/%7B034b6abb-5608-45a2-b1c4-a743e65fd248%7D_20220818_TSRsurvey_CoronaVirus.pdf

   
   

  円安で8割弱の企業がコスト増/民間調査
   

帝国データバンクは16日、「円安に関する企業の影響アンケート」調査結果を発表した。円安傾向により「コストの増加」の影響を受けている企業は77.7%。業界別では、「卸売」(85.1%)、「製造」(83.7%)、「運輸・倉庫」(83.2%)など。「コストの増加」以外の影響として、消費者による「国内における買い控え」、「販売価格への転嫁が進んだ」(ともに12.0%)など。

(詳細)
https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p220806.pdf

   
   

  9割以上の学生が内定先で入社前の仕事体験を希望/民間調査
   

採用コンサルティング事業などを行うプレシャスパートナーズは5日、2023年卒の学生を対象とした「就職活動・内定後に関する調査」結果を発表した。「内定先で入社前に仕事体験をしたい」との回答は91.1%、「内定先でのイベントなどに参加したい」は96.2%にのぼった。仕事体験などを通して入社後に働くイメージを持ちやすくするようなフォローアップが、入社後のミスマッチ防止や、早期離職を防ぐカギになるのではとしている。

   
   

  2022年度の「賃上げ」、コロナ前に並ぶ82%の企業が実施/民間調査
   

東京商工リサーチは23日、2022年度「賃上げに関するアンケート」調査結果を発表した。2022年度に賃上げを実施した企業(予定含む)は82.5%で、コロナ禍で落ち込んだ21年度の70.4%から12.1ポイント上昇。集計を開始した16年度以降、17年度の82.7%に次ぐ2番目の高水準。コロナ前の19年度の賃上げ実施率(80.9%)を上回る水準に戻したとしている。

   
   

  感染症による事業へのマイナスの影響が前期より縮小/民間調査
   

日本政策金融公庫は23日、生活衛生関係営業の企業を対象とした「新型コロナウイルス感染症に関するアンケート調査」結果を発表した。新型コロナウイルス感染症による事業への影響について、「マイナスの影響があった」と回答した企業の割合は74.1%で、前回調査(86.8%)から12.7ポイント縮小した。事業へのマイナスの影響は、「売上の減少」(95.7%)が最多、次いで「営業時間の短縮・変更」(44.7%)、「休業」(28.4%)など。

   
   

  値上げ実施済・予定の企業は7割/民間調査
   

帝国データバンクは22日、企業の仕入れコストは引き続き上昇傾向にある中で、企業の今後1年の値上げに関する動向アンケート結果を発表した。自社の主な商品・サービスについて、2022年8月以降約1年以内に「値上げした・する予定」の企業は31.4%となった。「2022年4〜6月の間にすでに値上げした」および「2022年7月にすでに値上げした」企業と合わせると、「値上げ実施済・予定」企業は69.6%と約7割となった。今後値上げする予定の企業を業種別でみると、特に化学品メーカーや食品関連で高かった。

(詳細)
https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p220808.pdf

   
   

  上場企業の女性役員は3,575人、初の3,000人台/民間調査
   

東京商工リサーチは23日、「2021年度決算『女性役員比率』調査」結果を発表した。2021年度(21年4月期〜22年3月期)の上場3,795社の役員総数は3万9,601人で、前年度比457人(1.1%)の増、うち女性役員数は3,575人(同21.8%増)で、全体の伸び率を大幅に上回り、初めて3,000人台に乗せた。女性役員の比率は9.0%で、同1.6ポイントの上昇。女性役員がゼロの企業は1,443社(同14.7%減)、構成比は38.0%で同7.7ポイントの低下。

   
   

  SDGsに積極的な企業は5割超に/民間調査
   

帝国データバンクは25日、「SDGsに関する企業の意識調査」結果を発表した。自社におけるSDGsへの理解や取り組みについて、「意味および重要性を理解し、取り組んでいる」企業は23.6%。「意味もしくは重要性を理解し、取り組みたいと思っている」(28.6%)と合計すると「SDGsに積極的」な企業は前回(21年6月)調査比12.5ポイント増の52.2%と半数以上となった。

(詳細)
https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p220811.pdf

   
   

  5割近くの企業が正社員の人手不足/民間調査
   

帝国データバンクは29日、「人手不足に対する企業の動向調査」結果を発表した。正社員の人手不足割合は47.7%で、前年同月比7.0ポイントの上昇、2年前に比べると17.3ポイントの大幅上昇となった。業種別では「旅館・ホテル」(66.7%)が最多。次いで「情報サービス」(64.9%)、「建設」(62.7%)など。非正社員の人手不足割合は28.5%で、同6.0ポイントの上昇。業種別では、「飲食店」(73.0%)が最多で、深刻な状況としている。

(詳細)
https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p220812.pdf

   
   

  1ドル=137円、約半数が経営に「マイナス」/民間調査
   

東京商工リサーチは24日、「円安に関するアンケート」調査結果を発表した。1ドル=137円前後(7月中旬)の円安が経営に及ぼす影響について、「マイナス」と回答した企業は48.7%(6月調査時46.7%)。一方、「プラス」の割合は3.2%(同3.0%)、「影響はない」(28.8%)。「プラス」と回答した業種トップは「業務用機械器具製造業」(12.9%)、「輸送用機械器具製造業」(11.1%)、「はん用機械器具製造業」(10.5%)など、「マイナス」と回答した業種トップは「繊維・衣服等卸売業」(89.2%)など。

   
   

  小企業の売上DI(7月実績)は低下/民間調査
   

日本政策金融公庫は25日、「全国小企業月次動向調査」結果(2022年7月実績、8月見通し)を発表した。7月の売上DIはマイナス4.7で、6月に比べて13.2ポイント低下した。8月はマイナス10.4で、7月に比べて5.7ポイント低下する見通し。業種別にみると、製造業はマイナス8.7、非製造業はマイナス4.0で、ともに低下した。