SGホールディングス株式会社は3日、病気治療と就労の両立を可能とする「特別治療休暇制度」を新設したと発表した。対象となる疾病は、就労が可能な状態まで回復しているものの、長期的かつ定期的な治療を行わなければ日常生活に重大な影響をおよぼすと認められた、がん、脳卒中、腎機能障害などの疾病。勤続が5年超であれば嘱託社員、パートナー社員も対象。1日単位の取得が可能で無給。取得により翌年の年次有給休暇の付与日数には影響しないとしている。
株式会社リコーは19日、ニューノーマル(新常態)への対応として、10月以降、在宅勤務などのリモートワークを新しい働き方として標準化すると発表した。最適出社率を、本社のスタッフやソフト開発部門などでは30%、リモートワークが難しいとされてきたハードウエア開発や生産関連の間接部門では50%以下とすることで、職種や仕事内容にあわせて柔軟に出社とリモートワークを組み合わせた働き方を実践するとしている。