労働HOT NEWS:バローグループユニオン
 
労働HOT NEWSは、「独立行政法人 労働政策研究・研修機構」の許可を得、「メール マガジン労働情報」内の記事から掲載しております。
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■2022年5月
4月 3月 2月 1月
 
     
  統計  
     
  3月の現金給与総額、前年同月比1.2%増/毎勤統計速報値
   

厚生労働省は9日、3月の「毎月勤労統計調査」結果(速報、事業所規模5人以上)を公表した。現金給与総額は、就業形態計で前年同月比1.2%増の28万6,567円、うち一般労働者が同1.5%増の37万2,765円、パートタイム労働者が同0.2%減の9万7,309円。総実労働時間は同1.6%減の136.0時間。うち、所定内労働時間は同2.0%減の125.7時間、所定外労働時間は同2.8%増の10.3時間。

(統計表等)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r04/2203p/2203p.html

   
   

  生活保護の申請件数、前年同月比8.1%減/2月被保護者調査
   

厚生労働省は11日、生活保護法に基づく「被保護者調査」(2022年2月分概数)結果を公表した。保護の申請件数は1万6,023件で、前年同月比1,405件(8.1%)減。保護開始世帯数は1万5,232世帯で、同1,285世帯(7.8%)減。被保護世帯は164万1,640世帯で、同4,499世帯(0.3%)増。被保護実人員は203万4,226人で、同1万3,553人(0.7%)減。

(報道発表資料)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/hihogosya/m2022/dl/02-01.pdf

   
   

  「感染症の影響は残るものの、持ち直しの動きがみられる」/4月景気ウォッチャー調査
   

内閣府は12日、全国の商店主やタクシー運転手などに街角の景況感をたずねた4月の「景気ウォッチャー調査」の結果を公表した。3カ月前と比較した景気の現状判断DI(季節調整済)は、前月差2.6ポイント上昇の50.4。家計動向関連DI、企業動向関連DI、雇用関連DI、いずれも上昇したことによる。先行き判断DI(同)は、同0.2ポイント上昇の50.3。調査結果について、「新型コロナウイルス感染症の影響は残るものの、持ち直しの動きがみられる」とし、先行きについては、「感染症の動向への懸念が和らぐ中、持ち直しへの期待がある一方、ウクライナ情勢による影響も含め、コスト上昇等に対する懸念がみられる」としている。

(調査結果全体版)
https://www5.cao.go.jp/keizai3/2022/0512watcher/watcher1.pdf

   
   

  景気の基調判断、「改善を示している」に上方修正/3月景気動向指数
   

内閣府は11日、2022年3月の「景気動向指数(速報)」を公表した。景気の現状を示す「一致指数」は97.0で、前月比0.2ポイント上昇し、2カ月連続の上昇。「商業販売額(小売業)」「投資財出荷指数(輸送機械を除く)」「有効求人倍率(学卒を除く)」などがプラスに寄与。一致指数の基調判断は、「改善を示している」に上方修正。

(概要)
https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/di/202203psummary.pdf

   
   

  二人以上世帯の消費支出、前年同月比実質2.3%減/3月家計調査報告
   

総務省は10日、3月の「家計調査報告」を公表した。二人以上世帯の1世帯当たりの消費支出は、実質で前年同月比2.3%減、前月比(季節調整値)4.1%増の30万7,261円。支出項目別での実質増減へのマイナス寄与は、住居(マイナス1.39%)、食料(マイナス0.64%)など8費目、プラス寄与は、交通・通信(1.30%)。勤労者世帯の実収入(二人以上の世帯)は、1世帯当たり実質で前年同月比2.3%増の50万3,128円。同日には、1〜3月期平均の数値も公表された。

(報道発表資料)
https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/pdf/fies_mr.pdf
(1〜3月分)
https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/index.html#shihanki

   
   

  消費者マインドの基調判断、「弱い動きがみられる」で据え置き/4月消費動向調査
   

内閣府は2日、2022年4月の「消費動向調査」結果を公表した。「消費者態度指数(二人以上の世帯、季節調整値)」は、前月比0.2ポイント上昇し33.0。指数を構成する各指標では、「雇用環境」が1.3ポイント上昇し36.1、一方で、「収入の増え方」が0.6ポイント低下し36.8、「暮らし向き」が0.1ポイント低下し31.2、「耐久消費財の買い時判断」が0.1ポイント低下し27.7となった。消費者マインドの基調判断は、「弱い動きがみられる」で据え置き。

(統計表等)
https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/shouhi/shouhi.html

   
   

  2022年1〜3月期のGDP実質成長率、年率マイナス1.0%/内閣府
   

内閣府は18日、2022年1〜3月期の四半期別GDP(国内総生産)1次速報値を公表した。GDP成長率(季節調整済前期比)は、実質がマイナス0.2%、年率換算でマイナス1.0%。需要項目別では、民間最終消費支出が実質マイナス0.0%(10〜12月期は2.5%)、うち家計最終消費支出は実質マイナス0.1%(同2.5%)。また、雇用者報酬の伸び率は実質マイナス0.4%、名目0.7%。

(統計表)
https://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/sokuhou/files/2022/qe221/gdemenuja.html

   
   

  正規職員・従業員、前年同期比10万人減、10期ぶりの減少/労働力調査・詳細集計1〜3月期平均
   

総務省は13日、「労働力調査(詳細集計)」結果を公表した。2022年1〜3月期平均の役員を除く雇用者は5,640万人。うち、正規の職員・従業員は、前年同期比10万人減の3,568万人で10期ぶりの減少。非正規の職員・従業員は、同8万人増の2,073万人で3期ぶりの増。失業者は前年同期比14万人減の202万人、失業期間別にみると、失業期間「3カ月未満」の者は68万人で8万人の減少、また「1年以上」の者は68万人で3万人の増加。

(結果の概要)
https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/4hanki/dt/pdf/gaiyou.pdf

   
   

  4月の輸入物価指数、契約通貨ベースで前年比約30%上昇/日銀
   

日本銀行は16日、企業物価指数(2022年4月速報)を公表した。輸入物価指数は、ドルなどの契約通貨ベースで前月比5.6%、前年比29.7%、円ベースで前月比10.8%、前年比44.6%、それぞれ上昇。前月比での上昇では、石油・石炭・天然ガスの4.55%が最大。国内企業物価指数は、前月比1.2%、前年比10.0%の上昇。前月比での上昇への寄与度は、石油・石炭製品(0.37%)、鉄鋼(0.24%)など。前年比での上昇は14カ月連続。

   
   

  「21世紀出生児縦断調査」第11回(2010年出生児)結果を公表/厚労省
   

厚生労働省は18日、「21世紀出生児縦断調査(2010年出生児)」の第11回(2021年)の結果を公表した。母の有職割合をみると、2010年出生児は79.3%と、01年出生児の70.8%に比べて8.5ポイント高い。母の就業状況は、「勤め(常勤)」の割合が第4回調査(3歳6カ月)の23.7%から今回の29.1%(小学5年生)までゆるやかな上昇傾向、「勤め(パート・アルバイト)」割合は、第1回調査(出産半年後)の5.8%から年々上昇し、今回は43.3%となっている。

(報道発表資料)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/syusseiji/20/dl/houdou.pdf
(概況版)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/syusseiji/20/dl/gaikyo.pdf

   
   

  死傷者数は前年同期比で約32%増加/労働災害発生状況(2022年5月速報)
   

厚生労働省は17日、2022年の労働災害発生状況(5月速報値)を公表した。休業4日以上の死傷者数は4万8,286人(前年同期比32.7%増)。業種別では第三次産業の2万9,886人(同54.7%増)が最多。事故の類型別では、「その他」(主に感染症による労働災害)1万7,115人(同242.0%増)が最多、次いで「転倒」9,692人(同4.3%増)、「墜落・転落」5,115人(同4.3%減)など。死亡者数は227人(同24.0%増)。業種別では建設業74人(同1.3%減)、第三次産業59人(同68.6%増)、製造業52人(同73.3%増)など、事故の類型別では「墜落・転落」72人(同26.3%増)が最多。

(統計表)
https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei11/rousai-hassei/index.html

   
   

  4月の生鮮食品を除く総合指数、前年同月比2.1%上昇/全国消費者物価指数
   

総務省は20日、2022年4月の全国消費者物価指数を公表した。生鮮食品を除く総合指数は101.4で前年同月比2.1%の上昇、前月比(季節調整値)0.2%の上昇。前年同月比での上昇に寄与したのは、電気代21.0%(寄与度0.69)、ガソリンを品目とする自動車等関係費3.5%(同0.32)、ガス代17.5%(同0.26)など。下落は、「通信」のマイナス10.9%(同マイナス0.36)。

(報道発表資料)
https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/pdf/zenkoku.pdf

   
   

  3月の生産指数、前月比0.3%上昇/鉱工業指数
   

経済産業省は18日、3月の「鉱工業指数(生産・出荷・在庫、生産能力・稼働率)」確報値を公表した。生産指数(季節調整済)は96.5で、前月比0.3%の上昇。業種別にみると、生産用機械工業、化学工業(無機・有機化学工業を除く)、輸送機械工業(自動車工業を除く)等が上昇。出荷は同0.6%上昇、在庫は同0.4%低下、在庫率は同0.6%上昇。速報と比べて、生産は変わらず、出荷、在庫、在庫率は上方修正。

(概要冊子)
https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/iip/result/pdf/press/b2015_202203kj.pdf

   
   

  基調判断「持ち直しの動きに足踏みがみられる」で据え置き/機械受注統計調査報告3月実績
   

内閣府は19日、機械受注統計調査報告(2022年3月実績)を公表した。機械受注総額は、前月比2.5%増の2兆5,203億円(季節調整値)。民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」は、同7.1%増の8,695億円。このうち、製造業は同7.1%増、非製造業(船舶・電力を除く)は同11.0%増。基調判断は「持ち直しの動きに足踏みがみられる」で据え置き。

(概要)
https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/juchu/2022/2203gaiyou.pdf

   
   

  2021年の所定内賃金は36万4,500円/中労委調査
   

中央労働委員会は10日、「2021年賃金事情等総合調査(確報)」を公表した。所定内賃金は36万4,500円(男女計・産業計平均、2020年調査比3,600円減)、所定外賃金6万1,800円(同1万円増)。役付手当があるのは調査対象の54.2%、手当額(産業計)は、「部長級」7万6,800円、「課長級」4万7,200円、「課長代理・補佐級」3万9,800円など。住宅手当は54.4%で採用し、平均額は「借家、借間」2万5,700円、「持家」1万9,300円(定額制、産業計)など。調査は、原則1,000人超企業を対象とし、227社について集計したもの。

(調査結果の概要)
https://www.mhlw.go.jp/churoi/chousei/chingin/21/dl/03.pdf

   
   

  3月の現金給与総額、前年同月比2.0%増/毎勤統計確報値
   

厚生労働省は24日、3月の「毎月勤労統計調査」結果(確報、事業所規模5人以上)を公表した。現金給与総額は、就業形態計で前年同月比2.0%増の28万8,709円、うち一般労働者が同2.2%増の37万5,255円、パートタイム労働者が同1.5%増の9万8,996円。総実労働時間は同1.1%減の136.7時間。うち、所定内労働時間は同1.5%減の126.3時間、所定外労働時間は同3.8%増の10.4時間。

(統計表等)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r04/2203r/2203r.html

   
   

  2022年5月の総人口、前年同月比73万人減/総務省人口推計
   

総務省は20日、人口推計の2022年5月概算値及び2021年12月確定値を公表した。22年5月1日現在の総人口(概算値)は1億2,505万人で、前年同月比73万人(0.58%)の減少。21年12月1日現在の総人口(確定値)は1億2,538万人で、同70万9千人(0.56%)の減少。年齢階層別(確定値)では、65歳以上人口は3,622万7千人で、同17万3千人(0.48%)の増加、15〜64歳人口は7,441万1千人で、同62万4千人(0.83%)の減少、15歳未満人口は1,474万2千人で、同25万8千人(1.72%)の減少。

(統計表等)
https://www.stat.go.jp/data/jinsui/new.html

   
   

  基調判断「改善を示している」で据え置き/3月・景気動向指数の改訂状況
   

内閣府は25日、2022年3月の「景気動向指数・速報からの改訂状況」を公表した。景気の現状を示す「一致指数」は、前月差0.7ポイント上昇の97.5(速報値は97.0)。基調判断は、「景気動向指数(CI一致指数)は、改善を示している」で据え置き。

(統計表)
https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/di/di.html

   
   

  介護サービス受給者、約456万人/介護給付費等実態統計(2月)
   

厚生労働省は25日、「介護給付費等実態統計月報」(2021年2月審査分)を公表した。受給者総数は、介護サービス456万4,000人、介護予防サービス84万4,200人、受給者1人当たり費用額は、介護サービス19万5,400円、介護予防サービス2万7,400円。

(統計表)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kaigo/kyufu/2022/02.html

   
   

  建設労働需給、4月は1.3%の不足/国交省
   

国土交通省は25日、「建設労働需給調査」(2022年4月調査)結果を公表した。左官、配管工など8職種の全国過不足率は1.3%の不足、前月と比べ0.4ポイント不足幅が拡大した。職種別では、全ての職種で不足となっており、鉄筋工(建築)での不足率6.1%が最も大きい。東北地域は0.2%の不足、前月と比べ1.1ポイント不足幅が拡大した。8職種の今後の労働者の確保に関する見通し(6月及び7月)は、全国及び東北地域とも「普通」としている。

(報道発表資料)
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001482646.pdf