労働HOT NEWS:バローグループユニオン
 
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  動向  
     
  勤め先が「ブラック企業」との認識、24.6%/連合総研・勤労者短観
   
連合総研は10月28日、第32回「勤労者の仕事と暮らしに関するアンケート(勤労者短観)」調査結果を発表した。勤め先が「ブラック企業」だと「思う」人は24.6%。年代別では、30代男性33.1%、20代男性32.4%など。うち過去6カ月間に長時間労働が原因で体調を崩した経験がある割合は、ブラック企業だと「思う」正社員で33.7%、非正社員で24.4%。
   
   

  『連合の春闘結果集計データにみる賃上げの実態』をHPに掲載/連合総研
   
連合総研は、経済社会研究委員会賃金データ検討ワーキング・グループ報告『連合の春闘結果集計データにみる賃上げの実態2016』を10月27日、HPに掲載した。2016春闘の回答速報集計作業のためのデータについて分析した結果をとりまとめたもの。
   
   

  「老人福祉・介護事業者」の新設法人、2年連続で減少/民間調査
   
東京商工リサーチが10月28日発表した「2015年『老人福祉・介護事業者』の新設法人調査」結果によると、2015年(1−12月)の老人福祉・介護事業者の新設法人数は3,116社(前年3,627社)で、2年連続の減少。減少率は14.0%で2014年(4.4%減)より9.6ポイント拡大。
   
   

  小企業の従業員不足感、7年連続上昇/民間調査
   
日本政策金融公庫がこのほど発表した「全国中小企業動向調査(小企業編)2016年7−9月期特別調査」結果によると、現在の従業員数が「不足」とする企業割合は32.9%で、前回調査(2015年7−9月期)から0.8ポイント上昇。上昇は7年連続。
   
   

  2015年度の日本の時間当たり名目労働生産性、8年ぶりに過去最高/日本生産性本部調査
   
日本生産性本部は2日、「日本の労働生産性の動向2016年版」を発表した。2015年度の日本の労働生産性は、時間当たりの名目労働生産性が4,518円(前年度比2.3%増)となり、8年ぶりに過去最高を更新。実質(時間当たり)労働生産性上昇率はプラス0.9%。
   
   

  10月の転職求人倍率、1.80倍/民間調査
   
リクルートキャリアが7日発表した、転職支援サービス「リクルートエージェント」における2016年10月末日時点の転職求人倍率は1.80倍で、前月差0.01ポイント増。求人数は前年同月比125.0%、登録者数は同111.6%。
   
   

  女性活躍推進、「順調に進んでいない」36.9%/民間調査
   
日本能率協会は2日、「第37回当面する企業経営課題に関する調査『日本企業の経営課題2016』調査」結果(速報)を発表した。「女性活躍推進」について、85.7%の企業が「重視している」(「重視」+「ある程度重視」)が、「順調に進んでいない」(「進んでいない」+「あまり進んでいない」)が36.9%で、実行には課題があると分析。回答数211社、回答率16.8%。
   
   

  「就職氷河期世代の経済・社会への影響と対策」報告書をHPに掲載/連合総研
   
連合総研は10日、「就職氷河期世代の経済・社会への影響と対策に関する研究委員会報告書〜新たな就職氷河期世代を生まないために」をHPに掲載した。アンケートやヒアリング調査等をもとに、就職氷河期世代の実態や課題を把握、7つの「提言」をまとめている。「情報」「プログラム」「時間」の3点セットによる若者支援の強化がポイント。
   
   

  2016年冬のボーナス見通しを発表/民間調査機関
   
三菱UFJリサーチ&コンサルティングと第一生命経済研究所は8日、2016年冬の民間企業のボーナス見通しを発表した。前者は、一人当たり平均支給額が37万1,676円(前年比0.4%増)で2年ぶりの増加、後者は、支給額は36万9,000円(同0.3%減)で2年連続の減少、と予測している。

(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)
http://www.murc.jp/publicity/press_release/press_161108
(第一生命経済研究所)
http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/pdf/macro/2016/shin161108.pdf
   
 
   

  次世代経営者育成研修の重視テーマ、「リーダーシップ強化」がトップ/民間調査
   
日本能率協会は9日、経営者・幹部育成プログラム「マネジメント・インスティチュート(JMI)」の受講者等を対象に実施した「次世代経営者育成の現状と課題」アンケートの結果を発表した。次世代経営者研修を「実施している」のは67%。重視する研修テーマは「リーダーシップの強化」(35%)、充実させたいのは、「異業種交流」(35%)がそれぞれトップ。回答数168人。
   
   

  「労働者派遣業」の1〜10月の倒産件数、前年同期比増/民間調査
   
東京商工リサーチは9日、「2016年1〜10月『労働者派遣業』の倒産状況」を発表した。倒産件数は54件で前年同期比4件増。原因別では、「販売不振」が最多で35件、「他社倒産の余波」8件、「事業上の失敗」6件など。
   
   

  転職理由、「ほかにやりたい仕事がある」が8回連続1位/民間調査
   
インテリジェンスが運営する転職サービスDODA(デューダ)が14日発表した転職理由についての調査結果(2016年4〜9月)によると、「ほかにやりたい仕事がある」(13.0%)が、2012年上半期(2012年4〜9月)から8回連続で1位。2位「会社の将来性が不安」(9.3%)、3位「給与に不満がある」(7.7%)。
   
   

  「東日本大震災」関連倒産、累計1,769件/民間調査
   
東京商工リサーチの9日の発表によると、10月の「東日本大震災」関連倒産は16件で、2016年2月(11件)以来、8カ月ぶりに2桁になった。ただし、事業停止企業が整理に踏み切ったケースも含まれるため、収束傾向が続く中での一時的な増加と分析。震災発生からの累計件数は1,769件。
   
   

  第9回「ワークライフバランス大賞」受賞組織を発表/日本生産性本部
   
日本生産性本部「ワークライフバランス推進会議〜生涯活躍と働き方改革を実現する民間運動〜」は16日、働く個人のワークライフバランス実現を支援している企業・組織を表彰する、第9回「ワークライフバランス大賞」の受賞組織を発表した。12月13日開催の第10回「ワークライフバランス・コンファレンス」で表彰式を行う。
   
   

  2016年度上半期の「女性活躍推進関連融資」実績、143社/日本政策金融公庫
   
日本政策金融公庫は16日、2016年度上半期の「地域活性化・雇用促進資金(女性活躍推進関連)」の融資実績は143社、96億円と発表した。女性従業員の活用促進に取り組む企業支援のため、2015年2月から開始した融資制度。2016年度から「女性活躍推進法」施行に伴い、同法に基づき行動計画を策定・届出している企業を対象に追加。開始からの累計実績は276社、184億円。
   
   

  2016年1〜10月の「人手不足」関連倒産、250件/民間調査
   
東京商工リサーチが9日発表した集計結果によると、2016年1〜10月の「人手不足」関連倒産は250件(前年同期266件)。内訳は、代表者死亡などによる「後継者難」型221件(同234件)、「求人難」型14件(同22件)、「従業員退職」型15件(同10件)。また人件費高騰による資金繰り悪化などの「人件費高騰」関連倒産は22件(同20件)。
   
   

  親元未婚女性、生活程度「中の下」と思う人が増加/家計研調査
   
家計経済研究所は21日、第23回「消費生活に関するパネル調査」結果を発表した。2005年と2015年それぞれの時点で、26〜35歳の親と同居する女性を対象に、生活程度についてたずねたところ、「中の中」は2005年57.9%、2015年50.3%で減少、「中の下」は18.1%から25.5%に増加。正規就業者の割合低下がみられる中、自らの生活程度を低めに評価する人が増加。
   
   

  10月のアルバイト平均時給、全国平均1,003円/民間調査
   
インテリジェンスが運営するアルバイト求人情報サービス「an」の調べによると、2016年10月のアルバイト平均時給は全国平均で1,003円、前年同月比で13円増加となり、前年同月比20カ月連続で上昇。求人数は前月比7.7%、前年同月比45.7%でともに増加。
   
   

  仕事のやりがい・成果には「感謝の言葉」の有無が影響/民間調査
   
日本能率協会が18日発表した、「第7回『ビジネスパーソン1000人調査』(仕事と感謝編)」によると、「感謝の気持ちを伝えるようにしている」との回答が、仕事のやりがいを感じている人は81.4%、感じていない人は52.8%で、28.6ポイント差。また、職場がビジネスで成果を上げていると思う人では74.7%、思わない人は53.4%で、21.3 ポイント差。