労働HOT NEWS:バローグループユニオン
 
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■2023年1月
 
 
     
  企業  
     
  報酬改定へ、人材への投資を大幅強化/ファーストリテイリング
   

ファーストリテイリングは11日、3月に報酬を改定し、人材への投資を大幅に強化すると発表した。具体的には、職種・階層別に求められる能力や要件を定義し、各従業員に付与している「グレード」の報酬水準を数%〜約40%アップする。従来の役職手当などは取りやめ、基本給と各期の業績成果によって決まる賞与などによって構成するとしている。一例として、新入社員は年収で約18%アップ、入社1〜2年目で就任する新人店長は約36%アップ、その他の従業員は数%〜約40%の範囲でアップする予定。

   
   

  「ウェルカムバック採用」を開始、新卒初任給を8,000円引上げ/東日本旅客鉄道
   

東日本旅客鉄道株式会社は18日、これまでに同社の社員として働いた経験があり、自己都合により退職した者を対象とした「ウェルカムバック採用」を開始すると発表した。募集開始時期は1月19日、応募・選考・入社の時期は通年、再入社時の待遇は退職時の待遇をベースに、職歴・スキルなどを踏まえて決定するとしている。また、総合職・エリア職の新卒初任給を4月1日より8,000円引き上げ、既に入社している新卒の総合職・エリア職は、4年目までの給与水準を2,000円〜6,000円引き上げる。

   
   

  同性・事実婚パートナーを配偶者とする制度を導入/電通国際情報サービス
   

電通国際情報サービスは23日、本年1月より、従業員の同性パートナーや事実婚パートナーを配偶者とする制度を導入したと発表した。これにより、同性パートナーや事実婚パートナーを持つ従業員は、慶弔休暇や慶弔金、家族の疾病や育児介護等を事由とした休暇や短時間勤務などの福利厚生制度について、法律上の配偶者と同等の適用を受けることが可能となる。

   
   

  平均6%の昇給を実施/ハウステンボス
   

ハウステンボス株式会社は23日、本年7月より同社を含む全グループ会社にて給与改定を行い、平均6%の昇給を実施すると発表した。食料品や光熱費などの値上げが相次ぎ、家計の負担が増加している中で、給与改定を実施することにより生活の安定を図る。パート・アルバイトスタッフは、今回の改訂の対象外だが、年2回の評価と昇給を実施すること等で、社員と同様に仕事を通して喜びや成長、やり甲斐を感じるような環境を作るとしている。

   
   

  給与水準の引き上げを含む報酬体系を改定/高砂熱学工業
   

高砂熱学工業株式会社は23日、2024年4月1日から給与水準の引き上げを含む全役職員の報酬体系を改定すると発表した。ベアを含む基本給、各種諸手当の改定等を実施し、前年度比年収ベースで従業員平均5%以上の給与水準の引き上げを目標としている。大卒グローバル職の場合、初任給は現行の24万2,000円が、24年4月1日からは27万円となり、2万8,000円増加する。