労働HOT NEWS:バローグループユニオン
 
労働HOT NEWSは、「独立行政法人 労働政策研究・研修機構」の許可を得、「メール マガジン労働情報」内の記事から掲載しております。
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■2021年2月
1月
 
     
  統計  
     
  消費者マインドの基調判断、「弱含んでいる」に下方修正/1月消費動向調査
   

内閣府は1月29日、2021年1月の「消費動向調査」結果を公表した。「消費者態度指数(二人以上の世帯、季節調整値)」は、前月から2.2ポイント低下して29.6。2カ月連続で前月を下回った。指数を構成する4項目全てが前月から低下した。消費者マインドの基調判断は、「足踏みがみられる」から「弱含んでいる」に下方修正。

(統計表等)
https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/shouhi/shouhi.html

   
   

  要介護(要支援)認定者数は約680万人/11月介護保険事業状況報告
   

厚生労働省は2日、「介護保険事業状況報告」(2020年11月暫定版)を公表した。2020年11月末現在、要介護(要支援)認定者数は679.8万人で、うち男性215.5万人、女性464.3万人。第1号被保険者(3,572万人)に対する65歳以上の認定者数の割合は約18.7%。

(統計表等)
https://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/osirase/jigyo/m20/2011.html

   
   

  入職率、離職率いずれも8.5%、前年同期比それぞれ低下/2020年雇用動向調査
   

厚生労働省は3日、2020年上半期「雇用動向調査」結果を公表した。入職率は8.5%で前年同期比1.2ポイントの低下、離職率は8.5%で同0.6ポイントの低下。入職超過率(入職率−離職率)は0.0ポイント。就業形態別では、一般労働者は入職率7.1%、離職率6.3%で入職超過、パートタイム労働者は入職率12.2%、離職率13.9%で離職超過。

(報道発表資料)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/21-1/dl/siryo.pdf
(概況全体版)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/21-1/dl/gaikyou.pdf

   
   

  生活保護の申請件数、前年同月比2.7%増/11月被保護者調査
   

厚生労働省は3日、生活保護法に基づく「被保護者調査」(2020年11月分概数)結果を公表した。保護の申請件数は1万9,072件で、前年同月比500件(2.7%)増。保護開始世帯数は1万6,905世帯で、同425世帯(2.6%)増。被保護世帯は163万6,411世帯で、同541世帯(0.0%)減。被保護実人員は204万8,675人で、同2万3,072人(1.1%)減。

(報道発表資料)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/hihogosya/m2020/dl/11-01.pdf

   
   

  二人以上世帯の消費支出、前年同月比実質0.6%減/12月家計調査報告
   

総務省は5日、2020年12月の「家計調査報告」(速報)を公表した。二人以上世帯の1世帯当たりの消費支出は、実質で前年同月比0.6%減の31万5,007円。支出項目別での実質増減へのマイナス寄与は、教養娯楽(マイナス1.25%)、交通・通信(マイナス1.19%)など。勤労者世帯の実収入は、1世帯当たり同1.3%減の104万5,032円。

(報道発表資料)
https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/pdf/fies_mr.pdf

   
   

  現金給与総額、前年同月比3.2%減/12月毎勤統計
   

厚生労働省は9日、2020年12月の「毎月勤労統計調査」結果(速報、事業所規模5人以上)を公表した。現金給与総額は、前年同月比3.2%減の54万6,607円。うち一般労働者が同3.7%減の74万6,784円、パートタイム労働者が同1.1%増の11万1,418円。特別に支払われた給与(賞与等)は、同5.4%減の28万3,086円。同時に公表された2020年分の結果速報によると、就業形態計の現金給与総額は前年比1.2%減の31万8,299円、所定外給与(時間外手当等)は、同12.1%減の1万7,352円。

(統計表等)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r02/0212p/0212p.html
(2020年分)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r02/02cp/dl/pdf20cp.pdf

   
   

  1月の街角景況感、前月差3.1ポイント低下/景気ウォッチャー調査
   

内閣府は8日、全国の商店主やタクシー運転手などに街角の景況感をたずねた1月の「景気ウォッチャー調査」結果を公表した。現状判断DI(季節調整値)は、前月差3.1ポイント低下の31.2。家計動向関連DI、企業動向関連DI、雇用関連DIがいずれも低下した。先行き判断DI(同)は、同3.8ポイント上昇の39.9。今回の結果について、「景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、このところ弱まっている。先行きについては、感染症の動向に対する懸念がみられる」としている。

   
   

  12月の景気基調判断、「下げ止まりを示している」で据え置き/景気動向指数
   

内閣府は5日、2020年12月の「景気動向指数(速報)」を公表した。景気の現状を示す「一致指数」は87.8で、前月比1.2ポイント下降し、2カ月連続の下降。「投資財出荷指数(除輸送機械)」、「耐久消費財出荷指」など8系列がマイナスに寄与。「輸出数量指数」、「商業販売額(卸売業)(前年同月比)」のみがプラスに寄与。一致指数の基調判断は、「下げ止まりを示している」で据え置き。

(概要)
https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/di/202012psummary.pdf

   
   

  2020年10〜12月期のGDP実質成長率、年率12.7%増/内閣府
   

内閣府は15日、2020年10〜12月期の四半期別GDP(国内総生産)1次速報値を公表した。GDP成長率(季節調整済前期比)は、実質が3.0%(年率12.7%)。需要項目別では、民間最終消費支出が実質2.2%(7〜9月期は5.1%)、うち家計最終消費支出は実質2.6%(同6.3%)。また、雇用者報酬の伸び率は実質0.8%(同0.6%)。

(統計表)
https://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/sokuhou/files/2020/qe204/gdemenuja.html

   
   

  非正規職員・従業員、前年同期比78万人減少/労働力調査・詳細集計10〜12月期平均
   

総務省は16日、「労働力調査(詳細集計)」速報結果を公表した。2020年10〜12月期平均の役員を除く雇用者は5,638万人。うち、正規の職員・従業員は、前年同期比14万人増の3,528万人で5期連続の増加。非正規の職員・従業員は、同78万人減の2,109万人で4期連続の減少。非正規の職員・従業員について、男女別に現職の雇用形態についた主な理由をみると、男女共に「自分の都合のよい時間に働きたいから」が最多。失業者は、前年同期比48万人増の219万人。なお、同日公表の2020年平均では、正規は35万人増加の3,529万人で6年連続の増加、非正規は75万人減少の2,090万人で11年ぶりの減少。

(結果の概要)
https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/4hanki/dt/pdf/gaiyou.pdf
(2020年平均結果)
https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/nen/dt/index.html
(2020年平均結果の要約)
https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/nen/dt/pdf/youyaku.pdf

   
   

  民需(船舶・電力を除く)の12月実績は前月比8.8%増/機械受注統計調査報告
   

内閣府は17日、機械受注統計調査報告(2020年12月実績)を公表した。機械受注総額は、前月比8.8%増の2兆4,662億円(季節調整値)。民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」は、同5.2%増の8,996億円。このうち、製造業は同12.2%増の3,874億円、非製造業(除く船舶・電力)は同4.3%増の5,327億円となった。なお、同日公表の2021年1〜3月見通しでは、受注総額は前期比4.8%減の6兆6,961億円となっている。

(概要)
https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/juchu/2020/2012gaiyou.pdf

   
   

  12月の生産指数、前月比1.0%低下/鉱工業指数
   

経済産業省は15日、12月の「鉱工業指数(生産・出荷・在庫、生産能力・稼働率)」確報値を公表した。生産指数(季節調整済)は93.8で、前月比1.0%の低下。出荷は同1.1%低下、在庫は同1.1%上昇、在庫率は同2.0%上昇。速報と比べて、生産、出荷は上方修正、在庫、在庫率は変わらず。

(概要冊子)
https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/iip/result/pdf/press/b2015_202012kj.pdf

   
   

  1月の生鮮食品を除く総合指数、前年同月比0.6%下落/全国消費者物価指数
   

総務省は19日、2021年1月の全国消費者物価指数を公表した。生鮮食品を除く総合指数は101.4で、前年同月比0.6%の下落、前月比(季節調整値)0.5%の上昇。

(報道発表資料)
http://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/pdf/zenkoku.pdf

   
   

  2020年12月の現金給与総額、前年同月比3.0%減/毎勤統計確報値
   

厚生労働省は24日、2020年12月の「毎月勤労統計調査」結果の確報値(事業所規模5人以上)を公表した。現金給与総額は、就業形態計で前年同月比3.0%減の54万7,612円。就業形態別では、一般労働者が同3.5%減の74万8,068円、パートタイム労働者が同0.9%増の11万1,269円。就業形態計の所定外労働時間は同7.6%減の9.8時間となった。また、同時に公表された同調査の2020年分結果確報によると、20年の平均現金給与総額は前年比1.2%減の31万8,387円、就業形態計の所定外労働時間は同13.2%減の9.2時間となった。

(統計表等)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r02/0212r/0212r.html
(2020年分結果確報)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r02/20cr/dl/pdf20cr.pdf
(2020年分結果確報統計表等)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r02/20cr/20cr.html

   
   

  死傷者数は前年同期比35%増加/2021年労働災害発生状況(2021年2月速報)
   

厚生労働省は22日、2021年の労働災害発生状況(2月速報)を公表した。死亡者数(1月1日〜1月31日)は37人で、前年同期比1人(2.6%)減。休業4日以上の死傷者数は4,773人で、同1,249人(35.4%)増。

(統計表等)
https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei11/rousai-hassei/index.html

   
   

  介護サービス受給者448万5,200人/介護給付費等実態統計(11月)
   

厚生労働省は24日、「介護給付費等実態統計月報」(2020年11月審査分)を公表した。受給者総数は、介護サービス448万5,200人、介護予防サービス81万7,400人、受給者1人当たり費用額は、介護サービス20万2,000円、介護予防サービス2万8,500円。

(統計表)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kaigo/kyufu/2020/11.html

   
   

  2021年2月の総人口、前年同月比39万人減/総務省人口推計
   

総務省は22日、人口推計の2021年2月概算値及び2020年9月確定値を公表した。21年2月1日現在の総人口(概算値)は1億2,562万人で、前年同月比39万人(0.31%)の減少。20年9月1日現在の総人口(確定値)は1億2,575万4,000人で、同37万8,000人(0.30%)の減少。年齢階層別では、65歳以上人口が3,616万5,000人で、同30万8,000人(0.86%)増加し、他の階層は減少。

(統計表等)
http://www.stat.go.jp/data/jinsui/new.html

   
   

  基調判断「下げ止まりを示している」で据え置き/12月・景気動向指数の改訂状況
   

内閣府は25日、2020年12月の「景気動向指数・速報からの改訂状況」を公表した。景気の現状を示す「一致指数」は、前月差0.7ポイント低下の88.3(速報値は87.8)。基調判断は、景気動向指数(CI一致指数)は「下げ止まりを示している」で据え置き。

(統計表)
https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/di/di.html