労働HOT NEWS:バローグループユニオン
 
労働HOT NEWSは、「独立行政法人 労働政策研究・研修機構」の許可を得、「メール マガジン労働情報」内の記事から掲載しております。
独立行政法人 労働政策研究・研修機構(URL:http://www.jil.go.jp/

 
■2007年1月
 
 
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  統計  
     
  出生数が6年ぶりに増加/06年人口動態統計の年間推計
   
厚生労働省は1日、2006年人口動態統計の年間推計を発表した。出生数は108万6,000人で、05年より2万3,000人増えている。出生数の増加は6年ぶりのこと。一方、死亡数は109万2,000人で、前年より8,000人増加。出生数から死亡数を減じた「自然増加数」はマイナス6,000人で、前年(マイナス2万1,266人)に引き続き人口減の見込みとなっている。
   
   

  日本の総人口、04年12月がピーク/総務省調査
   
総務省統計局は12月27日、2005国勢調査の確定人口に基づき2000〜05年の推計人口を遡及改定(補間補正)した結果を発表した。それによると、わが国の総人口は2000〜05年に84万2,000人増加したが、年ごとに見ると、05年は1万9,000人減と戦後初めて減少。月別に見ると、04年12月の1億2,783万8,000人がピークになっている。
   
   

  11月の現金給与総額、前年同月比0.2%減/毎月勤労統計
   
厚生労働省は12月28日、11月の毎月勤労統計調査の結果(速報)を発表した。1人平均の現金給与総額は前年同月比0.2%減の29万1,392円。このうち所定内給与は前年同月比0.6%減の25万2,982円となっている。常用雇用は前年同月比で1.3%増加。一般労働者は1.9%増えたが、パートタイム労働者は0.5%減っている。
   
   

  鉱工業生産、前月比0.7%上昇/経済産業省
   
経済産業省が12月28日発表した11月の鉱工業生産指数(速報、季節調整値)は108.6と前月比で0.7%上昇している。業種別では、輸送機械工業、電子部品・デバイス工業など、品目別では、普通乗用車、モス型半導体集積回路(メモリ)、アクティブ型液晶素子(中・小型)などが上昇に寄与した。12月は0.7%上昇、1月は0.8%低下と予測している。
   
   

  3カ月ぶりにマイナス幅が拡大/日商LOBO調査
   
日本商工会議所は12月27日、12月の商工会議所LOBO(早期景気観測)調査の結果を発表した。全産業合計の業況DI(前年同月比)は前月よりマイナス幅が0.7ポイント拡大してマイナス25.2となり、3カ月ぶりにマイナス幅が拡がった。産業別に見ると、建設、卸売でマイナス幅が縮小したものの、他の3業種では拡大している。
   
   

  大卒就職内定率、79.6%に改善/12月1日現在、厚労・文科省調べ
   
厚生労働省と文部科学省が12日発表した2006年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査の結果(12月1日現在)によると、大学生の就職内定率は79.6%で、前年同期を2.2ポイント上回っている。男子は80.9%、女子は78.2%で、それぞれ前年同期より2.0ポイント、2.7ポイント改善。短期大学生の就職内定率は54.2%で前年同期より4.2ポイント上昇している。
   
   

  一致指数が50%に/11月の景気動向指数
   
内閣府が11日発表した11月の景気動向指数(速報)によると、景気の現状を示す「一致指数」は横ばいを表す50.0%となっている。生産指数(鉱工業)など4つの指標の変化方向はプラスだったが、中小企業売上高(製造業)は保合いだった。「先行指数」は20.0%と2カ月ぶりに50%を下回り、「遅行指数」は75.0%と2カ月ぶりに50%を上回っている。
   
   

  現状判断DI、前月と変わらず/景気ウォッチャー調査
   
内閣府は12日、12月の景気ウォッチャー調査の結果を発表した。12月の現状判断DIは48.9で前月と変わらず、横ばいを示す50を2カ月連続で下回った。雇用関連DIは「地域を問わず、求人の増加に一服感がみられる」ことから低下している。12月の先行き判断DIは、新規求人が減少してきていることなどへの懸念から、前月比0.8ポイント低下の48.9となっている。
   
   

  個人の景況感が悪化/日銀の生活意識調査
   
日本銀行は11日、全国の20歳以上の4,000人を対象に、3カ月おきに実施している12月の「生活意識に関するアンケート調査」の結果を発表した。1年前と比べた現在の景況感、1年後の景況感とも「良くなった」「良くなる」が減少、「悪くなった」「悪くなる」が増加し、景況感DIが悪化している。
   
   

  高校新卒者の就職内定率、77.3%に改善/厚労省調べ
   
厚生労働省が12日発表した2006年度高校・中学新卒者の就職内定状況(11月末現在)によると、高校新卒者の就職内定率は77.3%で、前年同期を4.5ポイント上回っている。男子は82.7%、女子は70.7%でそれぞれ前年同期と比べ4.0ポイント、5.1ポイント改善。求人倍率は前年同期より0.23ポイント高い1.59倍となっている。

○06年度大学等卒業者就職状況調査(12月1日現在)/厚労・文科省
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2007/01/h0112-3.html
   
   

  「自分にとって楽しい仕事」が理想的/内閣府世論調査
   
内閣府は15日、「国民生活に関する世論調査」の結果を発表した。「どのような仕事が理想的だと思うか」とたずねたところ、「自分にとって楽しい仕事」と答えた人が52.2%と最も多く、以下、「収入が安定している仕事」(49.3%)、「自分の専門知識や能力がいかせる仕事」(33.0%)、「健康を損なう心配がない仕事」(17.8%)の順となっている。
   
   

  1月の景気判断、すべての地域で据え置き/日銀の地域経済報告
   
日本銀行は12日の支店長会議で、1月の地域経済報告を発表した。すべての地域が前回10月の景気情勢の判断を維持。「足もとの景気は、すべての地域において拡大または回復方向の動きが続いており、地域差はあるものの、全体として緩やかに拡大している」との見方を示している。

○毎月勤労統計調査(地方調査)06年8月分結果概要
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/18/08.html
○鉱工業生産・出荷・在庫指数(11月確報)
http://www.meti.go.jp/statistics/data/h200001j.html

   
   

  一般世帯の消費者態度指数、前月比2.8ポイント低下/消費動向調査
   
内閣府が17日発表した12月の全国消費動向調査の結果によると、一般世帯の消費者態度指数は45.9で、前月より2.8ポイント低下している。「雇用環境」を始め「収入の増え方」「暮らし向き」「耐久消費財の買い時判断」の全ての意識指標が前月に比べて悪化した。

○毎月勤労統計調査(11月分結果確報)
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/18/1811fr/mk1811r.html
○景気動向指数(11月分速報からの改訂状況)
http://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/menu.html#di