労働HOT NEWS:バローグループユニオン
 
労働HOT NEWSは、「独立行政法人 労働政策研究・研修機構」の許可を得、「メール マガジン労働情報」内の記事から掲載しております。
独立行政法人 労働政策研究・研修機構(URL:http://www.jil.go.jp/

 
 
 
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  統計  
     
  労働組合員数、13年ぶりに増加/厚労省の労働組合基礎調査
   
厚生労働省は27日、2007年の労働組合基礎調査の結果を発表した。07年6月30日現在の労働組合の推定組織率(雇用者数に占める労働組合員数の割合)は18.1%と前年に比べ0.1ポイント低下し、過去最低の水準を更新。一方、労働組合員数は前年比0.4%増の1,008万人と13年ぶりに増加した。パートタイム労働者の組合員は58万8,000人と前年に比べて14.2%増加。全組合員に占める割合は5.9%、推定組織率は4.8%で、それぞれ前年の5.2%、4.3%から上昇した。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/roushi/kiso/07/index.html

▽連合事務局長談話
http://www.jtuc-rengo.or.jp/news/danwa/2007/20071227_1198744475.html
▽全労連事務局長談話
http://www.zenroren.gr.jp/jp/opinion/2007/opinion071227_01.html
   
 
   

  11月の完全失業率3.8%、前月比0.2ポイント低下/労働力調査
   
総務省統計局が28日発表した労働力調査速報によると、11月の完全失業率(季節調整値)は3.8%で前月より0.2ポイント低下した。男性は3.9%(前月比0.1ポイント低下)、女性は3.6%(同0.3ポイント低下)だった。就業者数は6,433万人と1年前に比べ23万人増加、完全失業者数は246万人で13万人減少している。求職理由(失業した理由)を見ると、「勤め先都合」は前年同月と同数で、「自己都合」が9万人減った。
   
   

  有効求人倍率、0.99倍に低下/一般職業紹介状況
   
厚生労働省が28日発表した11月の一般職業紹介状況によると、有効求人倍率(季節調整値)は0.99倍と前月を0.03ポイント下回り、1倍を割り込んだ。有効求人が3.1%、有効求職者が0.2%、それぞれ減少した。新規求人も前年同月比で10.9%減少。サービス業(19.4%減)、建設業(14.7%減)、製造業(10.6%減)などで大きく減った。
   
   

  勤労者世帯の実収入、前年同月比で実質2.1%減/家計調査
   
総務省統計局が28日発表した家計調査報告速報によると、11月の2人以上世帯の消費支出は1世帯あたり28万2,836円で、前年同月と比べ実質0.6%減少した。このうち、勤労者世帯の消費支出は30万2,879円と前年同月比で実質1.5%減少。勤労者世帯の実収入は43万5,640円と前年同月比で実質2.1%減少している。
   
   

  全国消費者物価指数、前年同月比0.4%上昇
   
総務省統計局が28日発表した11月の全国消費者物価指数は、物価変動の大きい生鮮食品を除く総合指数で100.6となり、前年同月比で0.4%上昇した。ガソリンや灯油などの価格上昇が影響している。一方、東京都区部の消費者物価指数(生鮮食品を除く総合指数)の12月中旬速報値は100.4と前年同月比で0.3%上昇した。
(全国消費者物価指数/11月)
http://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/index-z.htm
(東京都区部消費者物価指数/12月中旬速報値)
http://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/index-t.htm
   
 
   

  11月の鉱工業生産、前月比1.6%低下/経済産業省
   
経済産業省は28日、11月の鉱工業生産・出荷・在庫指数を発表した。生産指数(季節調整値)は110.4で前月と比べ1.6%低下。業種別では一般機械工業、電子部品・デバイス工業、その他工業、品目別ではモス型半導体集積回路(メモリ)、半導体製造装置、印刷機械での低下が影響した。12月は4.0%上昇、1月は横ばいと予測している。
   
   

  現金給与総額、前年同月比0.2%減/毎月勤労統計
   
厚生労働省は28日、11月の毎月勤労統計調査の結果(速報)を発表した。1人平均の現金給与総額は規模5人以上で前年同月比0.2%減の28万9,466円となっている。所定内給与は0.4%増の25万1,135円、所定外給与は0.5%増の2万457円、特別に支払われた給与は9.7%減の1万7,874円だった。1人平均総実労働時間は規模5人以上で前年同月比1.8%増の156.5時間。所定外労働時間は0.2%減の11.3時間だった。
   
   

  今春賃上げ、平均5,993円、1.86%/日本経団連調査
   
日本経団連は27日、2007年1〜6月の「昇給、ベースアップ実施状況調査」の結果を発表した。昇給とベアの区別のある企業156社の賃上げ額(組合員平均)は5,993円、賃上げ率は1.86%で、前年と比べ201円、0.19ポイント低くなっている。内訳は昇給が5,663円(1.76%)、ベアが330円(0.10%)だった。
   
   

  35歳「標準者」の賃金、38万9,029円/日本経団連調査
   
日本経団連は27日、2007年6月度定期賃金調査の結果を発表した。学校卒業後直ちに入社し引き続き在籍している従業員(標準者)の賃金は大卒の管理・事務・技術労働者(総合職)の場合、25歳で23万7,426円、35歳で38万9,029円、45歳で54万8,484円、55歳で64万2,414円となっている。
   
   

  05年からの1年間に50代の8%が離転職/厚労省の中高年継続調査
   
厚生労働省は26日、2005年10月末現在で50〜59歳の中高年世代を対象にその意識などを継続的に調べる2回目の「中高年者縦断調査(中高年者の生活に関する継続調査)の結果を発表した。それによると、2005年から06年にかけて離職した人は4.3%(男性3.6%、女性5.0%)、転職した人は3.7%(男性3.8%、女性3.7%)と1年間に8%が離転職を経験している。
   
   

  大企業全産業の景況判断が悪化/法人企業景気予測調査
   
内閣府と財務省は25日、資本金1,000万円以上の法人企業を対象にした2007年10〜12月期の法人企業景気予測調査の結果を発表した。大企業全産業の景況判断指数(BSI,「上昇」と答えた企業から「下降」と答えた企業の割合を減じた値)は0.5と前期の6.2から悪化した。一方、従業員数判断指数(BSI,「不足気味」から「過剰気味」を減じた値)は18.1と引き続き人手不足の状態が続いている。
   
   

  11月の求人広告掲載件数、前年同月比9%増/全国求人情報協会調査
   
社団法人全国求人情報協会は26日、11月の求人広告掲載件数の集計結果を発表した。会員各社発行の求人メディアに掲載された求人広告の総件数は83万3,403件で、前年同月と比べ9.0%増加している。内訳は、有料求人情報誌が8万2,596件(前年同月比38.0%減)、フリーペーパーが31万4,652件(同11.7%増)、折込求人紙が17万5,822件(同9.9%増)、求人サイトが26万333件(同37.1%増)だった。