労働HOT NEWS:バローグループユニオン
 
労働HOT NEWSは、「独立行政法人 労働政策研究・研修機構」の許可を得、「メール マガジン労働情報」内の記事から掲載しております。
独立行政法人 労働政策研究・研修機構(URL:http://www.jil.go.jp/

 
 
 
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  動向  
     
  日本の「国民の豊かさ」、OECD加盟国で6位/生産性本部
   
社会経済生産性本部は1日、「国民の豊かさの国際比較(2006年版)」を発表した。OECD(経済協力開発機構)加盟30カ国を健康・環境・労働経済・教育・文明・マクロ経済の各カテゴリーで構成する「豊かさ指標」で比較。日本の「豊かさ」は6位で昨年の10位から上昇した。1位はルクセンブルグで、2位はノルウェー、3位はスウェーデンとなっている。
   
   

  働く女性の50%は管理職志向/リクルート調査
   
リクルートが4日発表した「働く女性の管理職志向と企業選びの視点調査」の結果によると、働く女性の50%が管理職志向を持っている。総合職女性の管理職志向は71%で男性とほぼ変わらず、一般職女性も46%にのぼった。また、管理職の魅力を女性は「自己の成長」ととらえるのに対し、男性は「報酬」と考える傾向にある。
   
   

  07年の景気、4割が「踊り場」局面を予想/帝国データ調査
   
帝国データバンクは6日、「2007年の景気見通しに対する企業の意識調査」の結果を発表した。06年の景気動向について、53.5%の企業が「踊り場」の局面にあったと回答。07年も「踊り場」の局面を見込む企業が39.8%と最も多いが、「悪化」(17.4%)が「回復」(11.9%)を上回っており、景気の「下振れ懸念」が高まっている。
   
   

  日本の労働生産性、OECD加盟30カ国中19位/生産性本部
   
社会経済生産性本部は13日、2006年版「労働生産性の国際比較」をまとめた。2004年の日本の労働生産性(就業者1人あたりの付加価値)は5万9,651ドル(798万円、購買力平価換算)で、OECD(経済協力開発機構)加盟30カ国中19位、主要先進7カ国では最下位となっている。前年より2,932ドル(5.2%)向上したものの、順位は変わっていない。
   
   

  08年新卒採用、約4割の企業が「早まる」/リクルート「就職白書」
   
リクルートは13日、学生の就職・企業の採用活動を調査した『就職白書2006』を発表した。08年の新卒採用の見通しについて「増加」と答えた企業が19.7%にのぼり、前年度の17.8%を上回った。また、39.8%の企業が、新卒採用のスケジュールが「早まる」と予測。リクルートでは「優秀な学生をめぐる企業間の競争が加熱することが予想される」と指摘している。
   
   

  企業の約6割、役員に「業績連動型報酬」を導入/野村総研調査
   
野村総合研究所は14日、東証一部・二部上場企業を対象にした「日本企業の役員処遇に関するアンケート調査」の結果を発表した。59.0%の企業が、全役員または一部役員を対象に「業績連動型報酬制度」を導入していると回答。また、役員慰労退職金制度については、41.1%が「制度が無い」または「最近廃止した」と答えている。
   
   

  1〜3月期の雇用予測、前期比1ポイント増/マンパワー調査
   
マンパワージャパンは12日、企業に2007年第1四半期(1〜3月期)の雇用計画をたずねた「雇用予測調査」の結果を発表した。従業員を「増員する」と答えた企業は22%、「減員する」と答えた企業は4%。季節調整後の「純雇用予測」(増員%−減員%)はプラス25%で、前期に比べ1ポイント増加している。
   
   

  11月の企業倒産、前年同月比2.0%減/東京商工リサーチ
   
東京商工リサーチは14日、11月の全国企業倒産状況を発表した。負債額1,000万円以上の倒産件数は前年同月と比べ2.0%減の1,091件となり、2カ月連続で前年同月の水準を下回った。負債総額は4,416億3,800万円で、前年同月と比べ45.3%減少している。
   
   

  4人に1人が「送信したメールでトラブル」/産能大学調査
   
産能大学はこのほど、20〜50代の会社員を対象に「ビジネスコミュニケーション」に関する意識調査を行った結果を発表した。「送信した重要なメールを相手が読んでいないことでトラブルになったことはあるか」という問いに対し、26%が「ある」と回答しており、4人に1人が送信したメールでのトラブルを経験している。
   
   

  「今の会社に一生勤めようと思う」が増加/新入社員意識調査
   
社会経済生産性本部が20日発表した「2006年度新入社員半年間の意識変化調査」の結果によると、「今の会社に一生勤めようと思っている」という人が29.2%と過去10年間で最も高い水準になっている。一方、「条件が良い会社であれば、さっさと移るほうが得だ」という回答は36.5%と4割を切る過去最低の水準になっており、会社への定着志向が高まっている。
   
   

  外資系企業の66%、「人材確保が困難」/ジェトロ調査
   
ジェトロ(日本貿易振興機構)は20日、2006年度の「対日直接投資に関する外資系企業の意識調査」の結果を発表した。「ビジネス上の阻害要因」をたずねたところ、「人材確保の難しさ」と答えた企業が66.6%(前年度比13.3ポイント上昇)にのぼり、前年の3位から1位に浮上した。職種別では、「熟練工・エンジニア」の確保がとくに難しくなっている。
   
   

  11月の求人広告、前年同月比6.9%増/全求協調査
   
全国求人情報協会は25日、11月の求人広告掲載件数の集計結果を発表した。メディア全体の掲載件数は74万7,226件(前年同月比6.9%増)で、有料求人情報誌が13万3,199件(同24.1%減)、フリーペーパーが27万9,581件(同13.6%増)、折込求人紙が15万8,498件(同3.4%増)、求人サイトが17万5,988件(同41.4%増)となっている。