労働HOT NEWS:バローグループユニオン
 
労働HOT NEWSは、「独立行政法人 労働政策研究・研修機構」の許可を得、「メール マガジン労働情報」内の記事から掲載しております。
独立行政法人 労働政策研究・研修機構(URL:http://www.jil.go.jp/

 
■2006年11月
10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月  
 
 
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  企業  
     
  パートら5千人を正社員化/ワールド、人材確保狙う
   
共同通信によると、アパレル大手のワールド(神戸市)は21日、販売子会社のパート、アルバイト約5,000人の雇用形態を正社員に切り替えたことを明らかにした。大型商業施設の相次ぐ開業で販売職の人手不足が指摘される中、安定した雇用形態にすることで、優秀な人材を確保するのが狙いだ。
   
   

  人材派遣会社を買収/グッドウィル
   
共同通信によると、人材サービス会社のグッドウィル・グループ(東京)は18日、投資ファンドへの出資を通じ、派遣・請負業大手のクリスタル(京都市)の株式の67%を保有し、子会社にしたと発表した。クリスタルを事実上買収した形になる。ファンドへの出資額は883億円。
   
   

  下請けにも社員並み補償/石綿被害でクボタ
   
共同通信によると、大手機械メーカー、クボタ(大阪市)は27日、兵庫県尼崎市にあった旧神崎工場のアスベスト(石綿)被害により、中皮腫などで死亡した下請け会社の元従業員5人の遺族に対し、クボタ社員と同等の2,500万〜3,000万円の補償金を支払うことを決めた。クボタは下請け会社と分担して支払う。
   
   

  アスベスト被害で労災認定/ブリヂストン元従業員
   
共同通信によると、ブリヂストンは24日、アスベスト(石綿)を取り扱う作業経験があり、2002年9月に中皮腫で死亡した元男性従業員が、久留米労働基準監督署から労災認定を受けたと発表した。
   
   

  サービス残業代6億支払い/全日空、是正勧告受け
   
共同通信によると、全日空は24日、パイロットや客室乗務員などのシフト勤務者を除く一般職社員の7割に当たる約1,300人に、今年6月まで2年間の未払い賃金、総額約6億8,000万円を支払ったと発表した。天満労働基準監督署(大阪市)から受けた一般職の「サービス残業」是正勧告に基づく措置。