労働HOT NEWS:バローグループユニオン
 
労働HOT NEWSは、「独立行政法人 労働政策研究・研修機構」の許可を得、「メール マガジン労働情報」内の記事から掲載しております。
独立行政法人 労働政策研究・研修機構(URL:http://www.jil.go.jp/

 
■2006年9月

8月

7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月      
 
 
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  企業  
     
  請負労働者59人を直接雇用/「偽装請負」で徳島の会社
   
共同通信によると、徳島県藍住町の自動車部品メーカー「光洋シーリングテクノ」は1日、製造工程を委託した請負会社の労働者約200人のうち59人を直接雇用すると明らかにした。請負労働者が加盟する労働組合が、実態は派遣労働者と同じ「偽装請負」だとして直接雇用を求めていた。
   
   

  石綿補償の年齢制限撤廃/三菱重工、死亡の元社員に
   
共同通信によると、三菱重工業は1日、アスベスト(石綿)による健康被害で死亡した元社員に支給する補償金の年齢制限を8月15日に撤廃したことを明らかにした。労災や石綿新法の認定を受けた元社員には年齢に関係なく、補償金2,100万円、弔慰金100万円を支給する。
   
   

  育児・介護の短時間勤務の期間を延長/ブラザー工業
   
ブラザー工業は1日、育児や介護のための短時間勤務の対象となる期間を延長した。育児では「小学校1年生の始期まで」を「小学校4年生の始期まで」に延長。1回の再申請も可能にした。介護では「一事例につき介護休職、介護短時間勤務をそれぞれ通算1年間」としていたのを「休職・短時間勤務期間を合わせて通算3年間」に延ばした。
   
   

  男性社員に2週間の育児休業を義務付け/日本綜合地所
   
日本綜合地所は4日、10月1日から育児支援制度を拡充し、男性社員に対して合計2週間の育児休業の取得を義務付けると発表した。男性社員の育児休業取得(有給)を義務付けることで休暇をとりやすくし、男女の別なく育児に取り組める環境づくりを目指すとしている。
   
   

  外国人の期間工を正社員に/アイシン精機が登用
   
共同通信によると、トヨタ自動車グループの大手部品メーカー、アイシン精機は5日、外国人の期間従業員を正社員に登用する人事制度を導入したことを明らかにした。
   
   

  三重銀が8億7千万不払い/2年間の残業代を精算へ
   
共同通信によると、三重銀行は15日、2004年2月から06年2月までの間、行員約1,200人に対し、計約8億7,000万円の時間外手当の不払いがあったと発表した。近く全額を精算するとしている。
   
   

  過程を考慮、部下も評価/みちのく銀が人事制度改革
   
共同通信によると、みちのく銀行(青森市)の杉本康雄頭取は27日の記者会見で、成果重視だった人事制度を見直し、人事考課で業務過程を考慮するほか、部下や同僚からの評価も反映させる「360度考課」を導入する方針を明らかにした。
   
   

  群馬銀が残業代12億不払い
   
共同通信によると、群馬銀行(前橋市)は27日、2004年6月から06年5月までの2年間に、従業員約3,250人に計約12億円の時間外手当の不払いがあり、29日に支払うと発表した。前橋労働基準監督署が、パソコンの使用記録と労働時間に違いがある従業員がいたため、行政指導。同行が退職者なども含む約4,800人を対象に実態調査した。不払い額は平均37万円で、最大は約330万円。同行は「今後は法令を順守し、労務管理を厳正かつ適正に行う」としている。

▽群馬銀行サイト
http://www.gunmabank.co.jp/news/letter/180927.htm