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労働HOT NEWSは、「独立行政法人労働政策研究・研修機構」の許可を得、「メールマガジン労働情報」内の記事から掲載しております。
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■2014年3月

2月

1月

労使

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賃金改善分の要求平均は約３，０００円、率で１．２７％／自動車総連傘下の組合

自動車総連（相原康伸会長、76万4,000人）は３日、2014年総合生活改善の取り組みにおける２月28日現在の要求状況をまとめた。集計対象単組の約85％が賃金改善分を要求しており、賃金引き上げ率（平均）は1.27％となっている。

（JILPT調査・解析部）
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/roushi/20140305.htm
<既報>今春闘の動向
http://www.jil.go.jp/kokunai/topics/shunto/index.htm

■

ＵＡゼンセンのライフ労組がベア２,０００円を含む６，５２９円で妥結

ＵＡゼンセンは、2014賃金闘争の妥結第１号を発表した。流通部門に所属するスーパーマーケットのライフ労働組合が、ベア2,000円（0.74％）を含む賃上げ分6,529円（2.43％）を獲得したことを明らかにした。

（JILPT調査・解析部）
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/roushi/20140307a.htm

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傘下組合の賃上げ要求は平均３,７９１円、率で１．３９％／ＵＡゼンセンの賃金闘争要求状況

ＵＡゼンセン（逢見直人会長）は５日、大阪市内で2014賃金闘争・中央総決起集会を開き、３月４日現在の要求状況を報告するとともに、「製造産業」「流通」「総合サービス」のそれぞれの部門から、単組が賃金闘争についての取り組み内容を報告した。４日現在で、正社員の要求額（単純平均）は8,984円（率で3.48％）で、賃金引上分だけでみると3,791円（1.39％）。短時間組合員の要求額（同）は33.7円（時給換算）となっている。

（JILPT調査・解析部）
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/roushi/20140307b.htm

■

前年同時期を２,６３２円上回る／連合賃上げ要求集計

連合（古賀伸明会長）は６日、2014年春季生活闘争の要求集計（３日18時現在）を公表した。平均方式による賃上げを求めている2,985組合の平均額は8,588円（3.07％）となり、昨年同時期の実績5,956円、2.07％（1,217組合）を大きく上回っている。

（JILPT調査・解析部）
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/roushi/20140307c.htm
<既報>今春闘の動向
http://www.jil.go.jp/kokunai/topics/shunto/index.htm

■

ベア３，５００円満額回答へ／一時金５．６カ月も　日産

日産自動車は５日、２０１４年春闘でベースアップ（ベア）に相当する賃金引き上げ分と一時金について、労働組合の要求に満額回答する方針を決めた。組合はベア相当分として平均月額3,500円、一時金は年5.6カ月（１人平均210万2,000円）を求めている。今春闘で、主要企業による満額回答の方針が明らかになったのは初めて。ベアが焦点となっている春闘の行方に影響を与えそうだ。

（時事通信）
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/roushi-k/20140307.htm

■

トヨタは賃金改善分２,７００円、本田は２,２００円、日産は３,５００円の要求満額／自動車大手メーカーの回答

自動車総連の拡大戦術会議登録組合では、12日13時時点で、トヨタ、日産、ホンダなどで賃上げ回答が示された。トヨタは組合員平均で2,700円の賃金改善で決着。トヨタでのベア回答は08年の1,000円の回答以来６年ぶり。日産は、先週の時点で経営側が表明していたとおり賃金改善分3,500円の要求に満額回答となった。

（JILPT調査・解析部）
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/roushi/20140312a.htm

■

日立、東芝などは３０歳開発・設計職で２,０００円の賃金水準改善／電機連合傘下の回答

日立製作所、東芝、パナソニックなどの大手電機メーカーの労使交渉では、経営側は12日、2,000円の賃金水準の改善を揃って回答した。電機連合に加盟する大手電機メーカーの労組が賃金水準の改善を獲得したのは、2008年に1,000円の改善分を獲得して以来のことになる。

（JILPT調査・解析部）
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/roushi/20140312b.htm

■

鉄鋼、造船重機の大手は２年で２,０００円の賃金改善／基幹労連傘下の総合大手組合

基幹労連に加盟する鉄鋼、造船重機大手メーカーの労組が、2014年度、2015年度それぞれ3,500円の賃金改善を求めていた労使交渉では、各社の経営側が12日、「14年度1,000円、15年度1,000円を基本に２年で2,000円」とする賃金改善を回答した。

（JILPT調査・解析部）
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/roushi/20140312c.htm

■

金属労協が見解／月例賃金引上げの道筋つけた

金属関係の産別で構成する金属労協（ＪＣＭ、西原浩一郎議長）は12日、集計登録組合を中心とする回答を受け、「戦術委員会確認事項」を発表した。「2008年以来６年ぶりに、金属労協全体で月例賃金の引き上げを獲得するための道筋つけることができた」などとしたうえで、今後、本格化する中堅・中小労組の回答引き出しに向けて、「大手組合と同様、月例賃金の引き上げを獲得すべく、ＪＣ共闘全体で支えていく」としている。

（JILPT調査・解析部）
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/roushi/20140312d.htm

■

傘下の流通系労組でベア回答相次ぐ／ＵＡゼンセン

ＵＡゼンセンの2014賃金闘争で、ベア回答が相次いでいる。ローソンユニオンが３月10日にベア相当額3,000円（１％）、ケーズホールディングスユニオンが３月11日に、2,575円（1.04％）の賃金引上げ（ベア）などを獲得した。

（JILPT調査・解析部）
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/roushi/20140312e.htm　
<既報>今春闘の動向
http://www.jil.go.jp/kokunai/topics/shunto/index.htm

■

ベア５，０００円を柱にした月例給引き上げを公表／ファミリーマート

株式会社ファミリーマートは11日、２年ぶりとなるベア実施を含む、月例給の改定について発表した。月例給の引上げは、全正社員平均で約３％（約１万円）となっており、昇給率の内訳は定昇が1.4％、ベアが1.5％（5,000円）など。同社は今回の対応について、ニュースリリースで「景況感の改善などを背景に変化する消費環境への対応はもちろんのこと、社員のモチベーションアップを図り、さらなる業績拡大につなげるため、組合の要求に満額回答し、これを管理職を含む全正社員を対象に行うことに決定した」などと説明している。

■

基本給１．３％、平均４，６８９円のベアを決定／セガサミーホールディングス

セガサミーホールディングス株式会社は、４月からの給与改定で、セガサミー並びに国内連結子会社34社における、執行役員を除く正社員（対象：約5,400人）について、基本給の1.3％（平均4,689円）のベアを実施することを明らかにした。定期昇給（平均5,551円）を加えると、月例給は１万240円の引き上げになるという。

■

１３日夜までに１０６組合が決着／ＵＡゼンセン

ＵＡゼンセンの2014賃金闘争で、13日20時30分時点までに106組合が妥結承認を得た。流通部門に属する労働組合の健闘が目立ち、イオンリテールワーカーズユニオンが、賃金引上げ分（ベアを含む）2,200円、イトーヨーカドー労組が2,031円など、2,000円近辺での獲得が多くなっている。

（JILPT調査・解析部）
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/roushi/20140314a.htm

■

百貨店・専門店でも賃上げ回答／ＵＡゼンセン

百貨店や専門店でも、回答が相次いだ。百貨店は、13日に松屋や岩田屋三越、高島屋が妥結。専門店も12～13日にかけ、ニトリやエディオン、アルペンなどが回答を引き出した。

（JILPT調査・解析部）
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/roushi/20140314b.htm

■

繊維、化学等でもベア回答、続々／ＵＡゼンセン

ＵＡゼンセンの2014賃金闘争で、繊維素材や化学、医薬など製造産業部門に所属する労組でも回答が出始めた。繊維素材系はベア900円や750円での妥結が多くなっているほか、化学系では旭化成グループ労連がベア2,520円、全東レ労連がベア1,800円などを獲得した。

（JILPT調査・解析部）
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/roushi/20140314c.htm

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王将１万円など外食産業等でもベア回答相次ぐ／ＵＡゼンセン

ＵＡゼンセンの2014賃金闘争で、外食など総合サービス部門に属する労働組合でも、ベア回答が相次いでいる。ＵＡゼンセンが明らかにしたところによると、賃金引上げ分として、餃子の王将ユニオンが１万円、トリドール労組が3,520円などを獲得した。

（JILPT調査・解析部）
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/roushi/20140314d.htm

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正社員の賃上げ率上回る回答も／ＵＡゼンセンの非正規春闘

ＵＡゼンセン傘下の労働組合で、契約社員やパートタイマーなど「短時間組合員」の賃上げについて、正社員組合員の賃上げ率を上回る回答もみられる。

（JILPT調査・解析部）
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/roushi/20140314e.htm

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月例賃金１,６００円の引き上げで妥結／ＮＴＴグループ

ＮＴＴグループの労働組合でつくるＮＴＴ労働組合（17万5,000人）は12日、月例賃金を一人平均で1,600円引き上げることなどで労使合意した。引き上げは７年ぶり。特別手当についても、ＮＴＴ東日本が134.5万円、西日本が133.7万円、データが158.9万円、ドコモが180.7万円などで妥結した。

（JILPT調査・解析部）
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/roushi/20140314f.htm

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ＪＡＭの金属・機械大手組合のベアは１,０００～３,０００円台／ＪＡＭの賃上げ回答状況

金属、機械関連の中小労組を多く抱える産別労組のＪＡＭ（眞中行雄会長）に加盟する大手組合では、これまでに島津、アズビル、シチズン、ジーエス・ユアサ、日本精工、クボタ労連、コマツユニオン、井関農機などが回答を引き出した。大手組合ではほとんどの組合がベアを獲得しており、賃金引き上げ額は1,000円から3,000円台の幅となっている。

（JILPT調査・解析部）
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/roushi/20140314g.htm

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鉄道各社でも回答相次ぐ／阪急、東急で２,０００円、ＪＲ東海はベア１,５００円

私鉄総連（藤井一也委員長、11万4,000人）に加盟する関東・関西の私鉄大手の労働組合に回答が相次いでいる。

（JILPT調査・解析部）
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/roushi/20140314h.htm

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賃金改善１,０００円、年間一時金３.５カ月で妥結／日本郵政グループ

日本郵政グループの春闘は13日夜、正社員の労働条件改善について、ＪＰ労組の組合員平均で基準内賃金の１％に当たる平均3,000円の要求に対し、会社側が月例賃金1,000円の引き上げを回答し、決着した。年間一時金は、前年比0.2カ月増の3.5カ月で妥結している。

（JILPT調査・解析部）
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/roushi/20140314i.htm

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住友電工では２，０００円の引き上げ／電線関係の回答

電線関係の組合にも13日までに会社から回答が示された。住友電工労組は35歳技能職・標準労働者のポイントで1.0％を要求し、2,000円の引き上げで妥結。古河電工の労組も同ポイントで3,030円を要求したが、平均1,000円で妥結した。フジクラ、三菱電線はそれぞれ１％見合いの賃上げ要求をめぐって交渉が展開されたが、ゼロ回答となった。

（JILPT調査・解析部）
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/roushi/20140314j.htm
▽<既報>今春闘の動向　
http://www.jil.go.jp/kokunai/topics/shunto/index.htm

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春季労使交渉・集中回答日に労使団体の首脳が談話

労使団体の首脳などは12日、春季労使交渉・集中回答日の結果について、以下の談話を発表した。
▽連合事務局長談話
http://www.jtuc-rengo.or.jp/news/danwa/2014/20140312_1394614776.html
▽金属労協議長談話
http://www.jcmetal.jp/files/140312gicho_danwa.pdf
▽経団連会長コメント
http://www.keidanren.or.jp/speech/comment/2014/0312.html
▽経済同友会代表幹事コメント
http://www.doyukai.or.jp/chairmansmsg/comment/2013/140312a.html
▽日本商工会議所会頭コメント
http://www.jcci.or.jp/news/jcci-news/2014/0312173127.html

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賃上げ額は６，４９１円、賃上げ率２．１６％／連合の第１回回答集計

連合（古賀伸明会長）は14日、2014春季生活闘争の第１回回答集計結果を発表した。平均賃金方式での賃金引き上げ額は6,491円で、引き上げ率は2.16％だった。300人未満の中小組合の賃上げ額は5,560円、賃上げ率は2.22％となっている。

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ロッテはベア相当分２，３８０円を回答／フード連合傘下の大手食品メーカー

食品関連の労働組合でつくるフード連合(松谷和重会長、10万5,000人)は３月14日現在の交渉状況を公表した。妥結組合数は28組合で、賃上げ額は加重平均で6,342円（2.13％）となり、比較可能な昨年同時期と比べて648円の増となっている。このうち、ベアや賃金改善を獲得した組合は、ロッテ、キッコーマンなど18組合、引き上げ額の平均は1,200円となっている。

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第１回賃上げ集計、単純平均５，９２９円　１．９３％／国民春闘共闘

全労連などでつくる国民春闘共闘委員会（代表幹事：大黒作治全労連議長）は３月13日、2014春闘の第１回賃上げ集計をとりまとめた。単純平均で5,929円（前年比289円増）、率で1.93％（同0.07％増）となり、前年とほぼ同じ水準となった。

（JILPT調査・解析部）
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/roushi/20140319c.htm
▽<既報>今春闘の動向
http://www.jil.go.jp/kokunai/topics/shunto/index.htm

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「労働の価値―働くことと幸せの関係」を特集／連合総研『ＤＩＯ』３月号

連合総研は10日、月刊誌レポート『ＤＩＯ』３月号をホームページに掲載した。特集は「労働の価値─働くことと幸せの関係」と題し、仕事の質と生活の質の関係、無償労働の評価などについて、３人の研究者が論じている。

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景気判断指数が低下／経済同友会・経営トップアンケート

経済同友会は19日、経営トップらを対象にした３月の「景気定点観測アンケート調査」の結果を発表した。景気の現状について「拡大」の回答が前回（12月）の6.6％から5.3％に減少し、「緩やかに拡大」も85.9％から82.0％に減少した。これにより景気判断指数が前回の49.3から46.1に低下した。

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中堅・中小組合でも８割がベアなどの賃上げを獲得／金属労協の要求・回答状況

自動車総連、電機連合、ＪＡＭ、基幹労連、全電線の５つの金属関連の産別労組で構成する金属労協（ＪＣＭ、西原浩一郎議長）は27日、今春闘における大手組合と中堅・中小組合の同日までの回答状況についてとりまとめ、公表した。大手を中心とする52の集計登録組合で、賃上げ（ベア・賃金改善分）を獲得できなかったのは3組合のみ。中堅・中小組合でも約８割が賃上げを獲得した。

（JILPT調査・解析部）
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/roushi/20140328.htm
〈既報〉今春闘の動向
http://www.jil.go.jp/kokunai/topics/shunto/index.htm

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３大銀、ベア実施で決着　平均０．５％上げ／１９年ぶり

三菱東京ＵＦＪ、みずほ、三井住友の三大銀行の今春闘の労使交渉は27日、基本給を一律に引き上げるベースアップ（ベア）を実施することで決着した。統合・合併前の旧行時代を含めて三大銀のベア獲得は1995年以来19年ぶり。安倍政権の賃上げ要請や株高などに伴う業績上振れを背景に、産業界で相次いだベアに足並みをそろえた形だ。

（時事通信）
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/roushi-k/20140328.htm