労働HOT NEWS:バローグループユニオン
 
労働HOT NEWSは、「独立行政法人 労働政策研究・研修機構」の許可を得、「メール マガジン労働情報」内の記事から掲載しております。
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■2013年4月
3月 2月 1月                
 
     
  動向  
     
  13年度の新入社員は「ロボット掃除機型」/日本生産性本部
   
日本生産性本部は3月26日、2013年度の新入社員のタイプを「ロボット掃除機型」と名付けた。就職活動期間が2カ月短縮されたなかで、効率よく会社訪問をすることが求められたことなどからの命名。部屋の隅々まで効率的に動き回るが、段差(プレッシャー)に弱く、たまに行方不明となる――などと解説している。
   
   

  文系:JTB、理系:JR東日本が首位/大学生就職人気企業ランキング
   
マイナビは3月28日、2014年卒業予定大学生の就職人気企業ランキング調査の結果を発表した。文系ではJTBグループが6年連続の1位。理系ではJR東日本(東日本旅客鉄道)が初の首位となった。
   
   

  賃金増加優先は雇用に悪影響の恐れ/三菱UFJリサーチ&コンサル
   
三菱UFJリサーチ&コンサルティングは3月27日、わが国の賃金について、調査・展望したペーパーをホームページに掲載した。企業業績が十分に回復しない中、賃金の増加が優先されると雇用に悪影響を及ぼす恐れがあるとしている。
   
   

  3月末の内々定率11.1%/マイナビ・就職内定率調査
   
マイナビは9日、2014年卒業予定の大学生等を対象とした就職内定率調査の結果を発表した。3月末時点の内々定率は前年同月比2.3ポイント増の11.1%だった。増加の理由について「企業の採用意欲の高まりとともに、若干前倒しで選考がスタートしていたことが背景にある」としている。
   
   

  新小学1年生、親の就かせたい職業は「公務員」「看護師」
   
化学メーカーのクラレは3日、今春小学校へ入学する子どもとその親に「将来、就きたい」「就かせたい」職業をそれぞれ尋ねたアンケート調査の結果を発表した。子どもたちの憧れの職業は、男子「スポーツ選手」、女子「パン・ケーキ屋・お菓子屋」がトップ、親の「就かせたい」職業の第1位はそれぞれ「公務員」「看護師」だった。
   
   

  夏のボーナス、民間調査機関が見通し額を発表
   
民間企業の今夏のボーナスについて、民間調査機関が相次いで、見通しを発表した。見通し額について、みずほ総合研究所と第一生命経済研究所が前年に比べ増加、三菱UFJリサーチ&コンサルティングが減少と予測している。みずほ総研:36万1,303円(前年比0.8%増)、第一生命経済研:36万877円(同0.7%増)、三菱UFJリサーチ&コンサル:35万7,400円(同0.3%減)。
(みずほ総合研究所)
http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/jp130409.pdf
(第一生命経済研究所)
http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/rashinban/pdf/et13_006.pdf
(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)
http://www.murc.jp/publicity/press_release/press_130403
   
 
   

  日本の「ものづくり」競争力、「低下する」が約6割/産業能率大学
   
産業能率大学はこのほど、従業員数1,000人以上の企業に勤める技術系部門の管理職に研究開発、生産技術などの課題を尋ねた調査結果を発表した。日本の「ものづくり」の世界での競争力が中長期的(5〜10年)にどのように変化するか聞いたところ、「低下する」が59.2%にのぼった。
   
   

  景気悪化時の入社、同期少なく昇進確率・賃金ともに高い傾向/RIETI
   
独立行政法人経済産業研究所(RIETI)は9日、1991年から2010年にかけての企業内人事データを用いて同期入社の社員数が昇進と賃金に与える影響を検証したディスカッションペーパーをホームページに掲載した。分析の結果、景気が悪いときに入社した世代は、同期入社の人数が少ないこともあって、昇進確率、賃金ともに高くなることが明らかになった。
   
   

  就職戦線の見通し「厳しい」8割/外国人留学生
   
人材コンサルティング のディスコは10日、「外国人留学生の就職活動に関する調査結果」を発表した。就職活動の見通しを聞いたところ80.3%が「厳しい」と回答した。日本での就職に不安を感じることは、「職場の人間関係」44.4%などのほか、中国、韓国出身者を中心に、「母国と日本との外交関係」を選ぶ人も39.1%と目立った。
   
   

  介護による離職経験者、男性13.4% 女性27.6%/家経研調査
   
家計経済研究所は15日、在宅介護にかかる費用と介護する家族の負担感を調査した結果をホームページに掲載した。介護による離職経験者は、男性13.4%、女性27.6%だった。介護をしながら仕事をする際に困難と感じることについては 「仕事のできばえに満足できない」「仕事を休みすぎ」などが挙がっている。
   
   

  外国人、「採用」は8割、「増やした」は5割/日経HR 採用活動調査
   
日経HRは12日、日本経済新聞が実施した大学生の就職希望企業ランキング上位100位以内の企業を対象にした新卒採用活動に関する調査結果を発表した。約8割の企業が外国人採用を行っており、前年と比べた採用人数については約5割が「増えている」と回答するなど、グローバル人材を積極的に採用する姿勢が伺える結果となった。
   
   

  「インターンシップ満足度」と「企業へのエントリー」に相関関係/民間調査
   
人材コンサルティングのディスコは12日、2014年3月卒業予定の大学生らを対象に実施したインターンシップに関する調査の結果を発表した。インターンシップの「満足度」が高いほど、企業への「就職エントリー」の割合が多いという相関関係が見られた。
   
   

  「キャリア権」普及へNPO/理事に菊池桃子さんら
   
労働者が希望する仕事を選び職業生活を通じて幸福を追求する「キャリア権」の理念を広めるNPO法人「キャリア権推進ネットワーク」が16日、発足した。理事長に元厚生労働事務次官の戸苅利和氏、理事にはタレントの菊池桃子さんらが就任。企業や学校に啓発活動を行い、国へは法制化を働き掛ける。(時事通信)
   
   

  新入社員の初任給、大手企業の95.4%で据え置き/労務行政研究所
   
労務行政研究所は22日、東証1部上場企業の2013年度新入社員の初任給調査の結果を発表した。95.4%の企業が初任給を据え置いており、平均額は大学卒20万5,647円、高校卒16万1,084円で、前年度と比べ、それぞれ73円、107円の上昇にとどまっている。
   
   

  「ジェネラリストとして成長したい」過去最高/生産性本部が新入社員調査
   
日本生産性本部は22日、「2013年度新入社員 春の意識調査」の結果を発表した。同本部が今春に実施した教育プログラム等に参加した企業の新入社員を対象に実施したもので、「いろいろな仕事や持ち場を経験してジェネラリストとしてきたえる職場」を希望する回答が58.4%となり、過去20年で最高となった。
   
   

  新入社員「キャリア」への関心高いが「行動力」発揮は苦手/日本能率協会
   
日本能率協会は18日、「2013年度 新入社員 会社や社会に対する意識調査」結果を発表した。今年度入社の新入社員の意識と上司・先輩の意見を調査したもので、今年の傾向として、「キャリア」「成長」に関心が高く、向上心も強い一方で、行動力やリーダーシップを発揮することが苦手なようで、上司・先輩からも積極性を望む声が強かった。
   
   

  14年新卒採用予定数が回復傾向に/マイナビ
   
マイナビは16日、2014年新卒採用に対する企業の意識や採用活動全体の動向を尋ねた調査の結果を発表した。採用予定数について「大学」「大学院」など全てのカテゴリで「増やす」が「減らす」を上回り、採用予定数について非上場・非製造業で高い増加率となっている。
   
   

  14年度の新卒採用予定数、「増加」企業が上回る/民間調査
   
人材コンサルティングのディスコは18日、来春卒業予定の大学生を対象に実施した就職活動調査の結果を発表した。4月1日現在の内定率は19.6%で、前年同期より4.6ポイント上昇し、リーマン・ショック以降で最も高い水準となった。
   
   

  理想の上司、イチローさんと天海祐希さんがトップ/産能大調査
   
産業能率大学は23日、2013年度の新入社員が選ぶ「理想の上司」ランキングを発表した。男性トップはイチローさん、女性の1位は天海祐希さんだった。