労働HOT NEWS:バローグループユニオン
 
労働HOT NEWSは、「独立行政法人 労働政策研究・研修機構」の許可を得、「メール マガジン労働情報」内の記事から掲載しております。
独立行政法人 労働政策研究・研修機構(URL:http://www.jil.go.jp/

 
【バックナンバー】
2004年ニュース 2005年ニュース 2006年ニュース 2007年ニュース
2008年ニュース 2009年ニュース 2010年ニュース 2011年ニュース
■2012年4月
3月 2月 1月                
 
     
  動向  
     
  『日本社会保障資料IV(1980-2000)』をホームページに掲載/社人研
   
国立社会保障・人口問題研究所は3月28日、『日本社会保障資料IV(1980-2000)』をホームページに掲載した。「人口」「社会保障」「年金」「雇用政策・雇用保険」など16のテーマに分けて当時の重要資料を掲載し、解説を付けている。
   
   

  就職先で実利的項目をより重視/日本人留学生
   
人材コンサルティングのディスコは3月30日、「日本人留学生のキャリア意識と就職活動状況調査」の結果を発表した。就職先企業を選ぶ際に重視する点を聞いたところ、国内学生では「職場の雰囲気」「将来性」などが上位に並んだのに対し、日本人留学生では「仕事内容」「給与・待遇」がトップとなるなど、より実利的な項目を重視する傾向が見られた。
   
   

  課長と一般社員でギャップ/生産性本部「コミュニケーション調査」
   
日本生産性本部は3月29日、職場のコミュニケーションに関して課長職と一般職の意識を比較した調査結果を発表した。それによると、課長の約9割が「部下を理解できる」が、一般社員の約4割が「上司は自分を理解していない」と感じているなど、課長と一般社員の間で認識のギャップが生じていることなどが明らかになった。
   
   

  12年度の正社員採用「予定なし」、4年ぶり4割下回る/帝国データ
   
帝国データバンクが4日発表した「2012年度の雇用動向に関する企業の意識調査」結果によると、12年度の正社員採用について、「予定なし」は36.9%で4年ぶりに4割を下回った。「被災地の積極的採用」については3%にとどまっている。
   
   

  入社目前の心境、期待と不安が半々/マイナビ調査
   
マイナビは3月28日、今春入社予定学生の「入社直前の学生意識調査」結果を発表した。社会人になるにあたり、現在の心境を尋ねたところ、「期待が大きい」49.9%、「不安が大きい」50.1%となり、期待感と不安感が入り混じった心境が見て取れる。
   
   

  夏のボーナス、2年連続で減少の見込み/民間調査機関
   
民間企業の今夏のボーナスについて、民間調査機関が相次いで、見通しを発表した。いずれの機関の見通し額も、2年連続で前年に比べ減少している。1人当たり支給額(パート労働者含む)の見通しは、みずほ総合研究所:36万1,312円(前年比0.8%減)、第一生命経済研究所:35万8,060円(同1.7%減)、三菱UFJリサーチ&コンサルティング:36万1,000円(同0.9%減)。

(みずほ総合研究所)
http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/jp120406.pdf
(第一生命経済研究所)
http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/rashinban/pdf/et12_005.pdf
(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)
http://www.murc.jp/report/press/120404.pdf
   
 
   

  13年新卒採用予定数、緩やかな回復傾向/マイナビ
   
マイナビは3日、2013年新卒採用に対する企業の意識や採用活動全体の動向を尋ねた調査の結果を発表した。採用予定数について聞いたところ、「大学」「大学院」など全てのカテゴリで「増やす」が「減らす」を上回り、緩やかな回復傾向が続いている。
   
   

  新小学生憧れの職業、「スポーツ選手」「パン・ケーキ屋・お菓子屋」
   
化学メーカーのクラレは4日、今春小学校へ入学する子どもとその親に「将来、就きたい」「就かせたい」職業をそれぞれ尋ねたアンケート調査の結果を発表した。子どもたちの憧れの職業は、男子「スポーツ選手」、女子「パン・ケーキ屋・お菓子屋」がトップで、それぞれ14年間不動の位置を占めている。
   
   

  「東海ワークシェアリング研究会報告書」をホームページに掲載/NPO
   
NPO法人BitL(ビットル)は3日、「東海ワークシェアリング研究会報告書」をホームページに掲載した。東海地方の企業のワークシェアリングの事例や介護問題とワーク・ライフ・バランスをテーマにした論文で構成している。
   
   

  被災地の求職者支援のあり方など提言/日本学術会議
   
日本学術会議は9日、提言「被災地の求職者支援と復興法人創設―被災者に寄り添う産業振興・就業支援を―」を公表した。地域別属性別の就職率の目標設定など労働市場政策、住民主体で仕事を起こし地域を活性化する「復興法人」の創設などを提起している。
   
   

  7割弱が勤務先の支援策に不満/第一生命、「介護と仕事の両立」正社員調査
   
第一生命保険は12日、全国の親の介護経験がある正社員953 名に聞いた「介護と仕事との両立に関するアンケート調査」の結果を発表した。介護のために仕事を辞めたいと思うことがある人のうち、69.0%が「勤務先の両立支援制度」に、51.2%が「家族の中での介護分担」に不満を感じていることがわかった。
   
   

  来春卒の学生、6割が面接経験/マイナビ・就職モニター調査
   
マイナビは10日、2013年卒業予定の学生を対象とした「学生就職モニター調査」結果を発表した。約7割の学生が企業セミナーへの参加やエントリーシートの提出を行っているほか、約6割が面接を経験した。
   
   

  11年建設業者の倒産、3,021件、3年連続で減少/帝国データ
   
帝国データバンクは9日、 建設業者の倒産動向調査の結果を発表した。2011年度の倒産件数は前年度比1.8%減の3,021件で、09年度から3年連続で減少した。昨夏以降の公共工事復活に伴い、建設業倒産は落ち着いている。
   
   

  大手企業94.8%、新入社員の初任給据え置き/労務行政研究所
   
労務行政研究所は16日、東証1部上場企業の2012年度新入社員の初任給調査の結果を発表した。初任給を据え置いた企業は前年度と同率の94.8%だった。初任給の平均金額は大学卒20万4,782円、高校卒16万883円で、前年度と比べ、それぞれ213円、17円の上昇にとどまった。
   
   

  新入社員、グローバル化を前向きに受け止め/日本能率協会
   
日本能率協会は16日、2012年度新入社員「会社や社会に対する意識調査」結果を発表した。グローバル化についての受け止めについて、「期待感」が66.5%を占め、上司・先輩の回答である59.3%を上回った。
   
   

  3月の内々定率8.8%/マイナビ・就職内定率調査
   
マイナビは10日、2013年卒業予定の学生を対象とした就職内定率調査の結果を発表した。3月時点の内々定率は8.8%で、一昨年(11年卒)と比較すると0.4ポイント低い結果となった。就職広報の開始時期を後ろに倒し、それに合わせて企業の内々定出しが遅れていることが原因の一つと指摘している。
   
   

  製造業の労働生産性指数、前年同月比0.9%低下/生産性本部
   
日本生産性本部は18日、1月の労働生産性統計を発表した。製造業の労働生産性指数は101.1(2010年=100)で、前年同月と比べ0.9%低下した。
   
   

  大学生「雰囲気」、主婦「やりがい」を重視/アルバイト・パートの仕事探し
   
インテリジェンスが運営する、求人情報サービス「an」が17日発表したアルバイト・パートでの仕事探しに関する意識調査結果によると、仕事探しで重視する点のトップは、大学生は「店長や社員の雰囲気」、主婦は「やりがい」となっている。
   
   

  1,383社がマレーシアへ進出/帝国データバンク
   
帝国データバンクは19日、マレーシアに進出している日本企業について、同社のデータベース等から抽出し分析した結果を発表した。2012年3月末時点で進出企業は1,383社を数え、業種別では製造業が56.3%で最多だった。
   
   

  理想の上司、橋下徹さんと天海祐希さんがトップ/産能大調査
   
産業能率大学は18日、2012年度の新入社員が選ぶ「理想の上司」ランキングを発表した。男性トップは橋下徹さん、女性の1位は3年連続で天海祐希さんだった。
   
   

  「今の会社に一生勤める」過去最高6割/生産性本部が新入社員調査
   
日本生産性本部は23日、「2012年度新入社員 春の意識調査」の結果を発表した。同本部が今春に実施した教育プログラム等に参加した企業の新入社員を対象に実施したもので、「今の会社に一生勤めようと思っている」とする回答が60.1%となり過去最高となった。
   
   

  内定を得ている人のうち2割は活動終了/民間調査
   
人材サービスのディスコは20日、2013年3月卒業予定の大学生モニターを対象に実施した意識調査の結果を発表した。調査時点(4月上旬)で内定を得ている人は15.0%で、前年同期より2.2ポイント増加した。うち、就職先を決定し活動を終了させたのは20.8%(前年同期16.0%)だった。
   
   

  第一生命をWLB企業として初認証/21世紀財団
   
21世紀職業財団は25日、「ワーク・ライフ・バランス(WLB)企業診断・認証事業」に基づくWLB企業として、第一生命保険株式会社を認証した。同事業は、財団が開発したWLB企業診断指標などに基づき、企業のWLB度を自己診断し、WLB実現に向けての取り組みを進めることを奨励するもので、同社は2回にわたる審査の結果、認証基準に全て適合していると認められた。
   
   

  民事再生断念企業、11年度は14.8%増/帝国データバンク調べ
   
帝国データバンクは23日、民事再生法申請企業の動向調査の結果を発表した。申請数は2000年4月〜12年3月の累計で8,732件にのぼっている。手続き廃止決定を受け再生を断念した件数は、11年度の場合、前年度比14.8%増(13件増)の101件を数え、東日本大震災の影響もあって断念するケースが目立つ
   
   

  首位はNTTデータ/IT業界就職人気企業ランキング
   
楽天が運営する就職情報サイト「みんなの就職活動日記」はこのほど、2013年度卒業予定学生を対象に調査したIT業界の就職人気企業ランキングを発表した。首位はNTTデータ、2位は富士通と、10位までに昨年と同じ企業が並んでいる。