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■2010年5月
4月 3月 2月 1月
 
【1】 【2】
     
  統計  
     
  子どもの数1,694万人、総人口の13.3%で過去最低/総務省
   
総務省統計局が4日発表した推計結果によると、今年4月1日現在の子どもの数(15歳未満人口)は前年に比べ19万人少ない1,694万人で、1982年から29年連続で減少した。総人口に占める子どもの割合は13.3%で、前年より0.1ポイント低下し、過去最低となった。子どもの割合は1950年には総人口の3分の1を超えていた。
   
   

  雇用環境「一頃に比べ、改善の動き」/日銀展望レポート
   
日本銀行は4月30日「経済・物価情勢の展望」を発表した。2010〜11年度経済情勢の見通しについて「わが国経済は回復傾向を辿るとみられる」と述べ、雇用環境については「所定外労働時間が増加を続けているほか、有効求人倍率も緩やかに上昇するなど、一頃に比べ、改善の動きがみられ始めている」としている。
   
   

  2月の製造業の生産性27.0%上昇/日本生産性本部
   
日本生産性本部が4月28日発表した2月の労働生産性統計によると、製造業の労働生産性指数は91.7(2005年=100)で、前年同月と比べ27.0%上昇した。鉄鋼、電子部品・デバイス、輸送機械などの業種が上昇に寄与した。
   
   

  業況DIマイナス幅、4カ月連続で縮小/日商調査
   
日本商工会議所が4月30日に発表した「商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果」によると、4月の業況DI(全産業合計)は前月比3.6ポイント上昇のマイナス45.7となり、マイナス幅が4カ月連続で縮小した。製造業を中心に、着実に持ち直しの動きが続いている。
   
   

  海外生産比率17.0%、9年ぶり低下/08年度、経産省調査
   
経済産業省は4月22日、「海外事業活動基本調査結果」を発表した。2008年度の海外生産比率は前年比2.1ポイント減の17.0%となり9年ぶりに低下した。現地法人1万7,658社のうち6割をアジアが占め、このうち半数は中国に分布している。
   
   

  一致指数12カ月連続で上昇/3月の景気動向指数(速報)
   
内閣府が12日発表した3月の景気動向指数(2005年=100)速報によると、景気の現状を示す一致指数(CI)は前月と比べ1.1ポイント上昇の101.1で12カ月連続の上昇となった。有効求人倍率(除学卒)、商業販売額(卸売業)などがプラスに寄与した。
   
   

  家計、企業、雇用関連のDIが上昇/4月景気ウォッチャー調査
   
内閣府は13日、タクシー運転手やコンビニ経営者らに街角の景況感をたずねた4月の景気ウォッチャー調査結果を発表した。家計、企業、雇用関連のすべてのDIが上昇したことから現状判断DIは前月比2.4ポイント上昇の49.8となり5カ月連続で上昇した。
   
   

  非正規数、5期ぶりの増加/労働力調査詳細集計
   
総務省が18日に発表した労働力調査の今年1〜3月平均の詳細集計によると、非正規の従業員は前年同期比で9万人増え、5期ぶりにプラスを記録した。一方、正規の従業員は4期連続で減少し、雇用者(役員を除く)に占める非正規の割合は33.7%と5期ぶりに上昇した。また、失業期間が「1年以上」は114万人で前年同期と比べ23万人増加した。
   
   

  現金給与総額、前年度比3.3%減/09年度毎勤統計
   
厚生労働省は17日、毎月勤労統計調査結果の確報値(2009年度平均)を発表した。現金給与総額は31万5,331円で前年度比3.3%の減少。ボーナスなど特別に支払われた給与は同10.8%減の5万3,046円だった。同時に発表された10年3月の確報値によると、現金給与総額は27万5,961円で前年同月と比べ1.0%増加した。

(09年度平均)
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/21/21-2fr/dl/pdf21fr.pdf
(10年3月分)
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/22/2203r/dl/pdf2203r.pdf
   
 
   

  勤労者世帯の消費支出、7期ぶりに実質増加/家計調査(家計収支編)速報
   
総務省は14日、家計調査(家計収支編)の2010年1〜3月期平均の速報結果を発表した。総世帯の月平均の消費支出は24万9,934円、このうち勤労者世帯の消費支出は27万9,278円と7期ぶりに実質増加した。
   
   

  世帯あたり平均所得、2年連続で減少/国民生活基礎調査
   
厚生労働省が20日発表した2009年国民生活基礎調査の結果によると、08年の1世帯当たりの平均所得は前年比1.6%減の547万5,000円となり、2年連続で減少した。 所得の種類別に世帯当たり平均所得金額の構成割合をみると、全世帯では「稼働所得」が 76.9%、「公的年金・恩給」が 18.0%、高齢者世帯では「公的年金・恩給」が 70.6%、「稼働所得」が 17.7%となっている
   
   

  GDP速報:前期比1.2%増、年率4.9%増/1〜3月期
   
内閣府が20日発表した2010年1〜3月期の四半期別GDP(国内総生産)1次速報値(季節調整値)によると、物価変動の影響を除いた実質GDP成長率は前期比1.2%増、年率換算4.9%増だった。 GDPをどれだけ増加させたかを示す寄与度では国内需要(内需)が0.6%、財貨・サービスの純輸出が0.7%となった。
   
   

  3月の鉱工業生産指数、前月比1.2%上昇/経産省確報値
   
経済産業省は19日、3月の鉱工業生産・出荷・在庫指数の確報値を発表した。生産指数(季節調整値)は94.8(速報値は94.0)で前月より1.2%上昇。化学工業、電気機械工業、輸送機械工業などの業種が生産の上昇に寄与した。
   
   

  消費者態度指数、前月比1.1ポイント上昇/4月の消費動向調査
   
内閣府は18日、消費者を直接対象とする全国消費動向調査の4月結果を発表した。今後半年間の生活全般の見通しを示す「消費者態度指数(一般世帯)」は42.0で、前月と比べ1.1ポイント上昇。個別意識指標では、「雇用環境」が2.4ポイント上昇したほか、「収入の増え方」「暮らし向き」「耐久消費財の買い時判断」の全項目が上昇した。
   
   

  個人企業の業況判断、0.5ポイント悪化/個人企業経済調査速報
   
総務省は19日、2010年1月〜3月期の「個人企業経済調査(動向編)」速報結果を発表した。それによると、個人企業の業況判断DIはマイナス78.3で、前期(09年10〜12月期)と比べ0.5ポイント悪化し、02年に四半期ごとの調査を開始して以来、最低の水準となった。
   
   

  今春大卒の就職率91.8%、前年比3.9ポイント減/厚労省・文科省
   
厚生労働省と文部科学省が21日発表した2009年度大学等卒業者の就職状況(10年4月1日現在)によると、今春大卒者の就職率は91.8%で、前年同期を3.9ポイント下回った。男女別にみると男子92.0%、女子91.5%でいずれも前年同期を3.9ポイント下回っている。
   
   

  09年度高校新卒者の就職内定率、93.9%に悪化/厚労省まとめ
   
厚生労働省が21日発表した2009年度高校・中学新卒者の就職内定状況(10年3月末現在)によると、高校新卒者の就職内定率は93.9%で、前年同期を1.7ポイント下回った。男子95.5%(前年同期比1.5ポイント減)、女子は91.7%(同2.0ポイント減)だった。中学新卒者の就職内定率は52.0%で前年同期を11.3ポイント下回った。
   
   

  先行指数、前月比4.2ポイント上昇/3月の景気動向指数改訂値
   
内閣府は21日、3月の景気動向指数の改訂値を発表した。景気の先行きを示す「先行指数」は前月比4.2ポイント上昇の102.7%(速報値は102.8%)だった。景気の現状を示す「一致指数」は101.5%と、速報値の101.1%から上方修正した。景気の広がりを示す「遅行指数」は85.3%(速報値=85.4%)だった。
   
   

  4月の完全失業率5.1%、前月比0.1ポイント上昇/労働力調査
   
総務省統計局が28日発表した労働力調査(速報)によると、4月の完全失業率(季節調整値)は5.1%となり、前月に比べ0.1%上昇した。男性は5.5%で前月比0.1ポイント低下、女性は4.7%と同0.4ポイント上昇した。15〜24歳の完全失業率(原数値)は9.6%と1年前と同率だった。
   
   

  4月の有効求人倍率0.48倍、前月比0.01ポイント低下/厚労省
   
厚生労働省が28日発表した一般職業紹介状況によると、4月の有効求人倍率は0.48倍となり、前月と比べ0.01ポイント低下した。低下は2009年8月以来8カ月ぶり。有効求人(季節調整値)は前月比1.0%減、有効求職者は同0.5%減となった。新規求人(原数値)は前年同月比で5.7%増となり、産業別では製造業が36.9%増となった。
   
   

  勤労者世帯の実収入、前年同月比1.6%増加/家計調査報告
   
総務省統計局が28日発表した家計調査報告(速報)によると、4月の2人以上世帯の消費支出は1世帯あたり29万9,996円で前年同月に比べ、実質0.7%減だった。勤労者世帯の消費支出は33万1,621円で、前年同月比2.3%の実質減少。実収入は47万4,616円で3カ月連続の実質増加(前年同月比1.6%増)となっている。
   
   

  4月の全国消費者物価指数、前月比で0.3%下落/総務省統計局
   
総務省統計局が28日発表した4月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く総合指数)は99.2となり、前月比で0.3%、前年同月比で1.5%下落した。

(全国消費者物価指数/4月)
http://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/index-z.htm
(東京都区部消費者物価指数/5月中旬速報値)
http://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/index-t.htm
   
 
   

  個人企業の業況判断、0.3ポイント悪化/個人企業経済調査、確報
   
総務省統計局は27日、2010年1月〜3月期の「個人企業経済調査(動向編)」確報結果を発表した。それによると、個人企業の業況判断DIはマイナス78.1で、前期(2009年10〜12月期)と比べ0.3ポイント悪化し、2002年の四半期ごとの業況判断調査開始以来、最低の水準となった。

(09年度結果・確報)
http://www.stat.go.jp/data/kojinke/sokuhou/nendo/index.htm
   
   

  4月求人広告掲載件数、25カ月ぶり前年比プラス/全求協
   
全国求人情報協会は25日、会員各社の4月の求人広告掲載件数の集計結果を発表した。求人メディア全体の掲載件数は前年同月比6.3%増の44万5,515件となり、25カ月ぶりに対前年比プラスに転じた。 内訳を見ると、有料求人情報誌4万7,932件(同14.9%増)、フリーペーパーが13万1,195件(同9.7%減)、折込求人紙が6万860件(同4.5%減)、求人サイトが20万5,528件(同22.0%増)だった。