労働HOT NEWS:バローグループユニオン
 
労働HOT NEWSは、「独立行政法人 労働政策研究・研修機構」の許可を得、「メール マガジン労働情報」内の記事から掲載しております。
独立行政法人 労働政策研究・研修機構(URL:http://www.jil.go.jp/

 
■2007年7月
6月 5月 4月 3月 2月 1月          
 
 
【1】【2】
     
  統計  
     
  大企業製造業の業況判断、前回調査と横ばい/日銀短観
   

日本銀行は2日、6月の全国企業短期経済観測調査(短観)の結果を発表した。大企業製造業の業況判断DI(業況が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を減じた値)はプラス23で、前回3月調査と同じ水準となっている。大企業全産業の雇用人員判断DI(「過剰」−「不足」)はマイナス11で、前回調査より2ポイント過剰感が増した。

   
   

  5月の現金給与総額、前年同月比0.6%減少/毎月勤労統計
   

厚生労働省は2日、5月の毎月勤労統計調査の結果(速報)を発表した。一人平均現金給与総額(規模5人以上)は前年同月比0.6%減の27万4,091円。所定内給与は0.1%減の24万8,995円、所定外給与は1.1%増の1万9,323円だった。実質賃金は0.6%の減少。一方、一人平均総実労働時間(規模5人以上)は前年同月比0.9%増の147.5時間で、所定外労働時間は1.0%増の10.6時間となっている。

   
   

  「一致指数」、2カ月連続で50%超す/5月の景気動向指数
   

内閣府が5日発表した5月の景気動向指数(速報)によると、景気の現状を示す「一致指数」は66.7%で、横ばいを示す50%を2カ月連続で上回った。鉱工業生産財出荷指数、大口電力使用量など6つの指標がプラスになっている。景気の先行きを示す「先行指数」は7カ月連続で50%を下回り、景気の広がりを示す「遅行指数」は3カ月連続で50%を上回った。

   
   

  商店街の7割、「衰退」または「衰退の恐れ」/中小企業庁調査
   

中小企業庁は6月29日、2006年度商店街実態調査の結果を発表した。商店街の約7割が「停滞しているが衰退する恐れがある」または「衰退している」と回答。商店街の問題点としては「魅力のある店舗が少ない」(36.9%)、「商店街活動への商業者の参加意識が薄い」(33.4%)、「経営者の高齢化等による後継者難」(31.4%)などがあげられている。
http://www.chusho.meti.go.jp/shogyo/shogyo/070629syoutengaizittai.htm

○家計簿からみたファミリーライフ/総務省統計局
http://www.stat.go.jp/data/kakei/family/index.htm

   
 
   

  労働協約、「パートにも適用」は33%/06年労働協約等実態調査
   

厚生労働省が6日発表した2006年の労働協約等実態調査の結果によると、使用者との間で労働協約を「締結している」労働組合の割合は89.0%で、「締結していない」は11.0%だった。パートタイム労働者への労働協約の適用状況を見ると、「労働協約があり、その全部又は一部がパートタイム労働者に適用される」が33.5%で、「労働協約はあるが、パートタイム労働者には全く適用されない」が55.7%となっている。

   
   

  現状判断DI、3カ月連続で50下回る/景気ウォッチャー調査
   

内閣府は9日、6月の景気ウォッチャー調査の結果を発表した。現状判断DIは前月比0.8ポイント低下の46.0で、横ばいを示す50を3か月連続で下回った。雇用関連DIは雇用条件の改善が一部でみられ上昇したものの、家計動向関連DIはガソリン価格の上昇に加え、税負担感の増加を指摘する声もみられたことから低下し、企業動向関連DIは横ばいだった。

   
   

  業況DIが5カ月ぶりに悪化/6月の日商LOBO調査
   

日本商工会議所は6月29日、6月の商工会議所LOBO(早期景気観測)調査の結果を発表した。全産業合計の業況DI(前年同月比ベース)は、前月よりマイナス幅が4.4ポイント拡大してマイナス29.5となり、5カ月ぶりに悪化。産業別に見ても、全ての業種でマイナス幅が拡大・悪化している。

   
   

  一般世帯の消費者態度指数、前月比2.3ポイント低下/消費動向調査
   

内閣府は11日、6月の全国消費動向調査の結果を発表した。一般世帯の消費者態度指数は45.0と前月より2.3ポイント低下。「暮らし向き」を始め「耐久消費財の買い時判断」、「雇用環境」、「収入の増え方」の全ての意識指標が前月に比べて低下している。

   
   

  中小企業の景況感が悪化/東京商工会議所調査
   

東京商工会議所は12日、東京23区の中小企業を対象にした2007年4〜6月期の「中小企業の景況感に関する調査」の結果を発表した。業況DIはマイナス21.3と前回調査(1〜3月)より4.4ポイント悪化。業種別に見ると、前回調査で持ち直しの動きがみられた製造業と建設業が、それぞれ10ポイント以上のマイナスとなっている。
http://www.tokyo-cci.or.jp/kaito/tosho-keikyo/h19/190712.html

○鉱工業生産・出荷・在庫指数(5月確報)
http://www.meti.go.jp/statistics/data/h200001j.html

   
 
   

  大企業の夏のボーナス、昨夏比3.01%アップ/日本経団連最終集計
   

日本経団連は18日、大手企業の2007年夏季賞与・一時金(夏のボーナス)の業種別妥結結果(最終集計)を発表した。調査対象である従業員500人以上の269社の89.2%(240社)で妥結しており、このうち平均額不明の57社を除く183社の平均妥結額(加重平均)は91万286円で、昨夏より3.01%アップしている。業種別に見ると、鉄鋼の109万9,916円が最も高く、自動車の106万4,403円が続いている。

   
   

  中小企業の賃上げ額、平均4,149円/日本経団連最終集計
   

日本経団連は18日、2007年春季労使交渉の中小企業業種別妥結結果を発表した。調査対象である従業員500人未満の765社の89.2%(682社)で妥結。このうち平均額不明の2社を除く680社の平均賃上げ妥結額(加重平均)は4,149円、賃上げ率は1.64%となっている。昨年の水準を額で248円、率で0.1ポイント上回った。

   
   

  全国の事業所数、5年前より6.9%減少/事業所・企業統計調査
   

総務省統計局が13日発表した2006年事業所・企業統計調査の結果(速報)によると、10月1日現在の事業所数は591万1,000カ所で、5年前(01年)の前回調査と比べて6.9%(年率1.4%)減少している。従業者数は5,878万8,000人(男性3,382万6,000人、女性2,496万2,000人)で、01年より2.3%(年率0.5%)減った。「正社員・正職員」が5.0%減少する一方、パート・アルバイトなど「正社員・正職員以外」が11.4%、「臨時雇用者」が6.1%それぞれ増加している。
http://www.stat.go.jp/data/jigyou/2006/sokuhou/youyaku/youyaku.htm

○毎月勤労統計調査(5月分結果確報)
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/19/1905r/mk1905r.html

   
 
   

  後継者いる事業所の割合、製造業などで上昇/個人企業経済調査(構造編)
   

総務省統計局は19日、2006年の個人企業経済調査(構造編)の結果を発表した。後継者がいる事業所の割合は製造業23.8%、卸売・小売業25.0%、飲食店,宿泊業 19.8%、サービス業 21.2%で、前年に比べ、製造業、飲食店,宿泊業でそれぞれ4.0ポイント、2.6ポイント上昇し、卸売・小売業、サービス業でそれぞれ1.9 ポイント、1.4 ポイント低下している。

   
   

  個人の景況感、3カ月前と同水準/日銀アンケート調査
   

日本銀行は18日、全国の20歳以上の個人を対象にした「生活意識に関するアンケート調査(6月調査)」の結果を発表した。1年前と比べた景況感DI(「良くなった」−「悪くなった」)は3月の前回調査とほぼ同じ水準となっている。1年後の景況感は「良くなる」が減少し、「悪くなる」が増加。景況感DI(「良くなる」−「悪くなる」)は前回より悪化した。
http://www.boj.or.jp/type/release/teiki/ishiki/ishiki0707.pdf

○景気動向指数(5月分速報からの改定状況)
http://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/di/di.html

   
 
   

    ○月例労働経済報告(7月)/厚労省
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/roukei/2007/07/index.html
   
 
   

  6月の全国消費者物価指数、前年同月比0.1%下落
   

総務省統計局が27日発表した6月の全国消費者物価指数は、物価変動の大きい生鮮食品を除く総合指数で100.1と前年同月比で0.1%下落した。一方、東京都区部の7月分中旬速報値(生鮮食品を除く総合指数)は99.8で、こちらも前年同月比0.1%下落している。
(全国消費者物価指数/6月)
http://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/index-z.htm
(東京都区部の消費者物価指数/7月分中旬速報値)
http://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/index-t.htm

   
 
   

  日本人の平均寿命、男性79歳、女性85.81歳/06年簡易生命表
   

厚生労働省が26日発表した2006年簡易生命表によると、日本人の平均寿命(ゼロ歳の平均余命)は男性79.00歳、女性85.81歳で、前年の年齢を男性は0.44歳、女性は0.29歳上回った。男女の平均寿命の差は6.81歳で、前年より0.15歳縮小している。

   
   

  日本人の平均寿命、男性79歳、女性85.81歳/06年簡易生命表
   

全国求人情報協会は25日、6月の求人広告掲載件数の集計結果を発表した。会員各社の求人メディア全体の掲載件数は79万1,432件で、前年同月と比べ8.4%増加。内訳を見ると、有料求人情報誌が11万2,247件(前年同月比24.0%減)、フリーペーパーが26万6,274件(同2.7%増)、折込求人紙が16万695件(同10.8%増)、求人サイトが25万2,216件(同41.8%増)となっている。