労働HOT NEWS:バローグループユニオン
 
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■2010年3月
2月 1月  
 
【1】 【2】
     
  統計  
     
  1月の完全失業率4.9%、前月比0.3ポイント低下/労働力調査
   
総務省統計局が2日発表した労働力調査(速報)によると、1月の完全失業率(季節調整値)は前月比0.3ポイント低下の4.9%だった。男性は5.2%、女性は4.6%でそれぞれ前月比で0.1、0.5ポイント低下した。完全失業者数は323万人で前年同月に比べ46万人増で15カ月連続の増加、就業者数は6,213万人で同79万人減となり、24カ月連続で減少した。

労働力調査(基本集計)都道府県別結果
http://www.stat.go.jp/data/roudou/pref/index.htm
   
   

  1月の有効求人倍率0.46倍、前月比0.03ポイント改善/厚労省
   
厚生労働省が2日発表した一般職業紹介状況によると、1月の有効求人倍率(季節調整値)は0.46倍となり、前月と比べ0.03ポイント改善した。有効求人(季節調整値)は前月比2.3%増、有効求職者は同3.8%減となった。新規求人(原数値)は前年同月比で13.4%減となった。
   
   

  勤労者世帯の消費支出、前年同月比1.5%増加/家計調査報告
   
総務省統計局が2日発表した家計調査報告(速報)によると、1月の2人以上世帯の消費支出は1世帯あたり29万1,918円だった。このうち勤労者世帯の消費支出は32万1,633円で、前年同月比1.5%の実質増加。実収入は43万4,344円で6カ月連続の実質減少(前年同月比0.5%減)となっている。
   
   

  製造業の労働生産性指数、前年比8.1%上昇/生産性統計
   
日本生産性本部は2月26日、2009年12月の労働生産性統計を発表した。投下労働投入量あたりの産出量の変化を示す労働生産性指数は、製造業で95.7(2005年=100)となり、前年同月と比べ8.1%上昇した。8%を超える水準となったのは2004年6月以来5年6カ月ぶり。
   
   

  2月の業況DI、2カ月で連続マイナス幅縮小/日商LOBO調査
   
日本商工会議所が2月26日に発表した「商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果」によると、2月の業況DI(全産業合計)は前月比6.1ポイント上昇のマイナス56.2で、2カ月連続でマイナス幅が縮小した。比較対象となる2009年2月の業況DIが過去最悪値のマイナス73.4と極めて低い水準であったことが影響しており、実態は横ばい状態とみている。
   
   

  現金給与総額27万3,142円、前年比0.1%増/1月毎勤統計
   
厚生労働省が3日発表した1月の毎月勤労統計調査結果(速報、従業員5人以上)によると、現金給与総額は前年同月比0.1%増の27万3,142円だった。総実労働時間は136.7時間(前年同月比0.3%増)で、うち所定外労働時間は9.4時間(同3.4%増)、製造業の所定外労働時間は同30.1%増の12.1時間(季節調整値では前月比6.5%増)だった。常用雇用は前年同月比で0.2%減少し、うち一般労働者は0.4%の減少、パートタイム労働者は0.5%増加した。

(統計表)
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/22/2201p/mk2201p.html
   
   

  従業員賞与、前年比11.2%減/財務省法人企業統計調査
   
財務省が4日発表した2009年10〜12月期の法人企業統計によると、人件費は44兆4,746億円で前年同期と比べて2.7%減少した。このうち従業員(パート・臨時社員含む)の給与は前年同期比0.4%減の28兆8,067億円、賞与は11.2%減の6兆3,513億円。役員の給与は6.2%減の4兆663億円、賞与は5.9%減の1,549億円だった。一方、経常利益は前年同期の2倍超の10兆3,763億円と大きく回復した。
   
   

  雇用調整の実施方法、最多は「残業規制」/労働経済動向調査
   
厚生労働省は5日、2月の労働経済動向調査の結果を発表した。労働者の過不足状況では正社員がマイナス5ポイントで2009年2月以来5期連続の過剰、パートタイム労働者が2ポイントで前期に続き不足となった。また、雇用調整を実施した事業所の割合(09年10〜12月期実績)は、調査産業計で前期比2ポイント減の43%。実施方法では、残業規制が26%で最多、配置転換(13%)、中途採用の削減・停止(12%)と続く。
   
   

  景気は厳しいながらも下げ止まりとの見方/景気ウォッチャー調査2月
   
内閣府は8日、タクシー運転手やコンビニ経営者らに街角の景況感をたずねた2月の景気ウォッチャー調査結果を発表した。現状判断DIは前月比3.3ポイント上昇の42.1となり3カ月連続で上昇、「景気は厳しいながらも下げ止まっている」との見方を示した。雇用関連DIは前期比3.7ポイント上昇の48.0。雇用に対する企業の態度が依然慎重であるものの、一部での求人の動き等の結果としている。
   
   

  一致指数2.5ポイント上昇/1月の景気動向指数(速報)
   
内閣府が9日発表した1月の景気動向指数(2005年=100)速報によると、景気の現状を示す一致指数(CI)は前月と比べ2.5ポイント上昇の99.9で10カ月連続の上昇となった。有効求人倍率(除学卒)、商業販売額(卸売業)などがプラスに寄与した。先行指数は前月比2.4ポイント上昇の97.1、遅行指数は2.2ポイント上昇の85.1となっている。
   
   

  GDP前期比0.9%増、年率3.8%増/10〜12月期・2次速報
   
内閣府は11日、2009年10〜12月期の四半期別GDP(国内総生産)2次速報値(季節調整値)を発表した。実質GDPの成長率は前期比0.9%増、年率換算3.8%増で、1次速報値(前期比1.1%増、年率換算4.6%増)を下方修正した。
   
   

  1月の鉱工業生産指数、前月比2.7%上昇/経済産業省、確報値
   
経済産業省は12日、1月の鉱工業生産・出荷・在庫指数の確報値を発表した。生産指数(季節調整値)は92.1(速報値は91.9)で前月より2.7%上昇。輸送機械工業、化学工業、その他工業などの業種が上昇に寄与した。
   
   

  大卒者の就職内定率80.0%、前年同期比6.3ポイント低下
   
厚生労働省と文部科学省は12日、2009年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査(2月1日現在)の結果を発表した。大学の就職内定率は80.0%で、前年同期と比べ6.3ポイント低下。男子は80.1%(前年同期比6.4ポイント低下)、女子は79.9%(同6.3ポイント低下)となっている。
   
   

  高卒就職内定率81.1%/1月末現在
   
厚生労働省は12日、2009年度高校・中学新卒者の就職内定状況(1月末現在)を発表した。就職内定者数は13万1,000人(前年同期比19.4%減)で、就職内定率は81.1%と前年同期を6.4ポイント下回っている。男子は84.7%(前年同期比6.1ポイント低下)、女子は76.5%(同6.8ポイント低下)。求人倍率は1.17倍と前年同期を0.55ポイント下回った。
   
   

  消費者態度指数39.8、前月比0.8ポイント改善/2月消費動向調査
   
内閣府は15日、2月の全国消費動向調査の結果を発表した。今後半年間の見通しを示す「消費者態度指数」は39.8で前月と比べ0.8ポイント改善した。消費者意識指標の動向を前月差でみると、「雇用環境」が1.1 ポイント上昇し34.2になったほか「暮らし向き」「収入の増え方」「耐久消費財の買い時判断」の4項目全ての意識指標で上昇した。
   
   

  独身男性の結婚率、正規32.2%、非正規17.2%/厚労省調査
   
厚生労働省は17日、2002年10月末時点で20〜34歳だった男女を対象に、毎年継続して実施している「21世紀成年者縦断調査(第7回)」の結果を発表した。今回の調査は08年11月に実施。第1回調査時(02年)の就業形態別に結婚状況をみたところ、6年間で結婚した正規職員・従業員が男性32.2%、女性38.1%だったのに対し、非正規職員・従業員では男性17.2%、女性28.4%にとどまった。
   
   

  現金給与総額27万2,187円、前年比0.2%減/1月毎勤統計確報
   
厚生労働省が17日発表した2009年1月の毎月勤労統計調査結果の確報値(規模5人以上)によると、現金給与総額は27万2,187円で前年同月と比べ0.2%減少した(速報値は27万3,142円)。総実労働時間は同0.4%増の136.8時間(速報値は136.7時間)、所定外労働時間は9.5時間(速報値は9.4時間)で4.4%増。製造業の所定外労働時間は12.2時間(前年同月比31.1%増)だった。常用雇用は前年同月比で0.2%減少し、うち一般労働者は0.8%の減少、パートタイム労働者は1.4%の増加となった。

(報道資料)
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/22/2201r/mk2201r.html
   
   

  大企業景況判断指数が悪化/法人企業景気予測調査1〜3月期
   
内閣府と財務省は18日、1〜3月期の「法人企業景気予測調査」の結果を発表した。企業の景況感を示す景況判断指数(BSI)は、大企業(全産業)でマイナス2.4となり、前回調査(10〜12月期)のマイナス1.9から0.5ポイント悪化した。中堅企業、中小企業のBSIはともにマイナス幅は縮小したもののいずれも「下降」超となっている。全産業の先行きをみると、大企業、中堅企業は7〜9月期に「上昇」超に転じ、中小企業は「下降」超で推移する見通しとなっている。
   
   

  一致指数、前月比2.7ポイント上昇/1月の景気動向指数改訂値
   
内閣府は18日、2010年1月の景気動向指数の改訂値を発表した。景気の現状を示す「一致指数」は前月比2.7ポイント上昇の100.1で速報値(99.9)から上方修正した。景気の先行きを示す「先行指数」は96.7で速報値(97.1)から下方修正、前月比では2.0ポイント上昇した。
   
   

  海外現地法人の売上高、5期ぶりに前年上回る/09年10〜12月期
   
経済産業省は19日、「海外現地法人四半期調査」の結果を発表した。2009年10〜12月期における日本企業の海外現地法人の売上高は、前年同期比6.6%増加し、5期ぶりに前年を上回った。地域別では北米、欧州が前年同期比で減少したのに対し、アジアは15.2%と2桁台の増加となった。
   
   

  2月の全国消費者物価指数、前年同月比1.2%下落/統計局
   
総務省統計局は26日、2月の全国消費者物価指数を発表した。それによると、生鮮食品を除く総合指数は99.2で、前月と同水準。前年同月比で1.2%の下落となった。食料、被服及び履物などの下落が影響している。

(東京都区部3月分/中旬速報値)
http://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/index-t.htm
(東京都区部09年度平均/速報値)
http://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/nendo/index-t.htm
   
   

  2月の求人広告掲載件数、求人サイトが前年比31.1%増/全求協
   
全国求人情報協会は25日、会員各社の2月の求人広告掲載件数の集計結果を発表した。求人メディア全体の掲載件数は46万9,218件(前年同月比1.7%減)。内訳を見ると、有料求人情報誌が4万1,486件(同5.7%減)、フリーペーパーが12万5,471件(同28.0%減)、折込求人紙が6万8,096件(同15.6%減)、求人サイトが23万4,165件(同31.1%増)だった。
   
   

  2月の完全失業率4.9%、前月と同率/労働力調査
   
総務省統計局が30日発表した労働力調査(速報)によると、2月の完全失業率(季節調整値)は4.9%となり、前月と同率だった。男性は5.2%で前月と同率、女性は4.4%で前月比で0.2ポイント低下した。完全失業者数は324万人で前年同月に比べ25万人増となり16カ月連続で増加した。就業者数は6,185万人で同80万人減となり、25カ月連続で減少した。
   
   

  製造業の所定外労働13.6時間、前年比54.6%増/2月毎勤統計
   
厚生労働省が31日発表した2月の毎月勤労統計調査結果(速報、従業員5人以上)によると、現金給与総額は前年同月比0.6%減の26万4,456円だった。総実労働時間は143.7時間(前年同月比1.0%増)で、うち所定外労働時間は9.8時間(同11.4%増)、製造業の所定外労働時間は同54.6%増の13.6時間(季節調整値では前月比0.7%増)だった。常用雇用は前年同月と同水準、うち一般労働者は0.9%の減少、パートタイム労働者は2.3%増加した。また、2009年年末賞与は前年比9.3%減の38万258円だった。

(統計表)
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/22/2202p/mk2202p.html
   
   

  勤労者世帯の消費支出、前年同月比2.2%減少/家計調査報告
   
総務省統計局が30日発表した家計調査報告(速報)によると、2月の2人以上世帯の消費支出は1世帯あたり26万1,163円だった。このうち勤労者世帯の消費支出は28万5,211円で、前年同月比2.2%の実質減少。実収入は46万4,866円で7カ月ぶりの実質増加(前年同月比1.3%増)となっている。
   
   

  2月の鉱工業生産指数、前月比0.9%低下/経産省
   
経済産業省は30日、2月の鉱工業生産・出荷・在庫指数(速報)を発表した。生産指数(季節調整値)は91.3で前月と比べ0.9%低下した。輸送機械工業、その他工業、情報通信機械工業等が低下に寄与。同省では、こうした生産の動向を「総じてみれば、生産は持ち直しの動きで推移している」と判断している。