労働HOT NEWS:バローグループユニオン
 
労働HOT NEWSは、「独立行政法人 労働政策研究・研修機構」の許可を得、「メール マガジン労働情報」内の記事から掲載しております。
独立行政法人 労働政策研究・研修機構(URL:http://www.jil.go.jp/

 
■2007年4月
3月 2月 1月                
 
 
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  統計  
     
  3月の完全失業率、前月と横ばいの4.0%/労働力調査
   
総務省統計局が27日公表した労働力調査速報によると、3月の完全失業率(季節調整値)は前月と横ばいの4.0%となっている。男性は0.1ポイント上昇したのに対し、女性は0.1ポイント低下した。完全失業者数は281万人で前月同月と比べ8万人減少。「勤め先都合」が1万人、「自己都合」が8万人、それぞれ減少している。
http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/index.htm
▽1〜3月期平均
http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/4hanki/ft/index.htm
▽06年度平均
http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/nendo/index.htm
   
 
   

  3月の有効求人倍率、前月比0.02ポイント低下/一般職業紹介状況
   
厚生労働省が27日発表した一般職業紹介状況によると、3月の有効求人倍率(季節調整値)は1.03倍と前月を0.02ポイント下回った。有効求人は2.7%、有効求職者は0.8%、それぞれ減少している。新規求人は前年同月と比べて4.6%減少。情報通信業(10.5%減)、建設業(10.0%減)などで落ち込んでいる。一方、2006年度平均の有効求人倍率は1.06倍で前年度を0.08ポイント上回り、14年ぶりに1倍台へと回復した。
   
   

  勤労者世帯の実収入、前年同月比3.5%増/家計調査報告
   
総務省統計局が27日公表した家計調査報告速報(2人以上世帯)によると、3月の勤労者世帯の消費支出は1世帯あたり33万9,114円で、前年同月と比べ実質0.3%の減少となっている。実収入は44万5,076円で、前年同月と比べ実質3.5%増加。全世帯の消費支出は31万3,563円で、前年同月より実質0.1%増加している。
   
   

  全国消費者物価指数、前年同月比0.3%下落
   
総務省統計局が27日公表した3月の全国消費者物価指数は、物価変動の大きい生鮮食品を除く総合指数で99.6となり、前年同月と比べ0.3%下落している。一方、東京都区部の4月中旬速報値(生鮮食品を除く総合指数)は100.0で、前年同月と同水準だった。
(全国消費者物価指数/3月)
http://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/index-z.htm
(全国消費者物価指数/06年度平均)
http://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/nendo/index-z.htm
(東京都区部消費者物価指数/4月中旬速報値)
http://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/index-t.htm
   
 
   

  鉱工業生産指数、前月比0.6%低下
   
経済産業省が27日発表した鉱工業生産・出荷・在庫指数によると、3月の生産指数(季節調整値)は107.2と前月より0.6%のマイナスとなった。業種では一般機械工業、電気機械工業、金属製品工業、品目別では半導体製造装置、携帯電話、反応用機器などが低下に寄与した。4月は1.5%、5月は1.4%、それぞれ上昇すると予測している。
   
   

  38道府県が「転出超過」/06年度の住民基本台帳人口移動報告
   
総務省統計局が26日発表した2006年度の「住民基本台帳人口移動報告−人口移動の現況」の結果によると、都道府県間の移動者数は259万4,000人で、前年と比べ8,000人減少している。都道府県別の転出入の状況を見ると、「転入超過」は東京、愛知、神奈川など9都県で、青森、長崎、秋田など38道府県が「転出超過」となっている。
   
   

  沖縄の総括判断を上方修正/全国財務局長会議、地域経済の概況報告
   
全国財務局長会議が25日開かれ、全国11の財務局が1〜3月の地域経済の概況を報告した。前回1月の報告と比べると、沖縄が「全体としては緩やかな回復が続いている」から「全体としては回復している」に上方修正。「緩やかに回復」としていた北陸は、「一部にやや弱い動きがみられる」との表現を加えたものの、回復基調が続いているとの判断は変えていない。他の地域は前回の総括判断を据えて置いている。