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労働 HOT NEWS


2025年

2025年度の過去の記事は、ご覧になりたい月をクリックしてください。


2025年12月


今後のキャリアコンサルタントに必要な能力を提示/厚労省研究会

経済社会情勢の変化に対応したキャリアコンサルティングの実現に関する研究会は11月28日、報告書(素案)を 公表した。AI技術革新等による労働需要の変化、職業人生の長期化や働き方の多様化等の労働供給の変化のもと で、労働者の「キャリア自律」を支援するキャリアコンサルタントに追加・強化すべき能力について、有資格者 に共通の能力、企業、職業紹介事業者やハローワーク等の需給調整機関、教育機関、地域・福祉の活動領域別に 必要とされる専門的能力に分けて整理し、提示している。

政策金利引き上げの可能性、賃金動向を注視/日銀総裁

日本銀行の植田和男総裁は1日、名古屋市で経済界代表者との懇談において「最近の金融経済情勢と金融政策運 営」について説明した。今後の金融政策運営について、「経済・物価の見通しが実現していくとすれば、経済・ 物価情勢の改善に応じて、引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和度合いを調整していくことになる」と述べた。 その上で「今は企業の積極的な賃金設定行動が継続していくかどうかを見極める段階にあり、特に来年の春季労 使交渉に向けた初動のモメンタムを確認することが重要である」とし、企業の賃上げスタンスの情報収集を踏ま え18日・19日に予定されている決定会合では利上げの是非について適切に判断したいと述べた(6〜7頁)。

男性国家公務員の育児休業取得率、過去最高の85.9%/人事院調査

人事院は11月28日、国家公務員の育児休業等の利用状況に関する3件の調査結果を公表した。このうち、「仕事 と家庭の両立支援関係制度の利用状況調査」では、2024年度の一般職の男性国家公務員の育児休業取得率 (1日以上取得)は85.9%と、過去最高となった。また、「国家公務員の育児休業等の取得状況のフォローアップ」 では、24年度の男性国家公務員(一般職)の1週間以上の育児休業取得率は84.2%に増加し、こども未来戦略の 目標(2025年に1週間以上の取得率85%)に向けて着実に進展しているとした。

「地域未来戦略本部」の初会合を開催、来夏までに政策パッケージ取りまとめ/政府

政府は4日、地域経済の活性化を目指す「地域未来戦略本部」の初会合を開催し、今後の検討課題について議 論した。高市首相は議論を踏まえ、「大胆な投資促進策とインフラ整備を一体的に講ずることで、地域ごとに 産業クラスターを戦略的に形成していく」とし、「地域未来交付金」の新設を表明した。重要なインフラであ る産業用地の確保や地域のエッセンシャルサービスの維持向上、また、地域発イノベーションの創出や地域産 業を支える人材確保・育成支援などの措置を検討し、来年夏までに政策パッケージを取りまとめるよう関係閣 僚に指示した。

技能五輪アジア大会、日本代表選手が3職種で金メダル/厚労省

厚生労働省は4日、台湾・台北で開催された「第3回技能五輪アジア大会」における日本選手団の成績を公表し た。日本代表21人が20職種に参加し、「情報ネットワーク施工」「CNCフライス盤」「クラウドコンピューティ ング」の3職種で金メダルを獲得した。銀メダルと銅メダルがそれぞれ4個、敢闘賞5個という結果となった。 大会には28の国・地域から290人の選手が参加し、36職種で競技が行われた。

2025年度「外国人材とつくる建設未来賞」受賞対象が決定/国交省

国土交通省は2日、2025年度「外国人材とつくる建設未来賞」の受賞者を公表した。本賞では、建設技能等に 優れた外国人技能者や、外国人材の育成に尽力する受入企業に加え、社会との共生など外国人材に関する優れた 取組を表彰しており、今年度で3回目の表彰となる。今回は、「優秀外国人建設技能者賞」として6名、「外国 人材育成賞」として6社、「未来への取り組み賞 」として5件が国土交通大臣賞を受賞するほか、「奨励賞」 として、外国人技能者2名が審査委員長より表彰される。なお、表彰式は、12月22日開催予定。

高齢労働者の労災防止対策の指針案を提示、シニアの特性に配慮した対応明記/厚労省検討会

厚生労働省の有識者検討会は8日、高年齢労働者の労働災害防止対策に必要な措置に関する指針案を提示した。 指針案は事業者が講ずべき措置として、経営トップの方針表明をはじめとする「安全衛生管理体制の確立」、 身体機能の低下を補う設備等の導入(例:階段の手すりや通路の段差解消)や作業管理などの「職場環境の改善」、 高年齢者の健康や体力の「状況把握」と「状況に応じた対応」、および「安全衛生教育」の項目ごとに具体的内 容を明記している。 改正労働安全衛生法により2026年4月から、高年齢者の労働災害防止対策が全ての事業者に努力義務化されるこ とに対応し、これまでの通達(「エイジフリーガイドライン」)ではなく、同法に根拠条文をもつ指針として示 すことになる。

日本交通(労評)不当労働行為再審査事件で初審命令を維持/中労委

会社が、(1)組合の初審申立時までに掲示板貸与要求に応じなかったこと、(2)その後掲示板の貸与に 当たって合意書を締結することを条件としたことなどが不当労働行為であるとして救済申立てがあった事件の再 審査事件において、中央労働委員会は12月1日、(1)会社は他の2つの組合との関係性などを理由に貸与する 方法などを真摯に検討せず、初審申立時までに組合の要求に応じなかったことは不当労働行為に該当すること、 (2)会社は組合との団交等を経て検討した合意書案を提示しており、その内容は一定の合理性や相当性が認め られることから、合意書を締結することを条件としたことは不当労働行為には該当しないとして初審命令を維持 した。

改正女性活躍推進法、事業主行動計画の改正省令案要綱などを「妥当」と答申/厚労省労政審

厚生労働省労働政策審議会は10日、女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画等の改正省令案要綱および 行動計画策定指針の改正案要綱について「妥当」と答申した。省令案の主な内容は、常用雇用101人以上の 事業主に「男女間賃金差異」や「女性管理職比率」の公表が義務化されること、「えるぼし認定」基準の見直 しや、女性特有の健康に配慮した取組み等を新たな認定基準に追加した「えるぼしプラス(仮称)」の創設など。 また雇用環境・均等分科会は同日、労働施策総合推進法の一部改正に伴う政令案等を提示し、「カスタマーハ ラスメント」および「求職者等へのセクハラ」に関する企業の対策措置の義務化を2026年10月1日施行とした。

2025年度「安全優良職長厚生労働大臣顕彰」受賞者を決定/厚労省

厚生労働省は10日、2025年度の「安全優良職長厚生労働大臣顕彰」の受賞者決定を公表した。これは、優れた技 能と経験を持ち、担当する現場や部署で作業の安全を確保して優良な成績を挙げた職長(事業場で部下の作業員 を指揮監督し、作業の安全確保・遂行に責任を持ち、「安全」を実現する監督者。「安全のキーパーソン」)を 顕彰するもの。25年度は96名が受賞する。この制度は、高い安全意識を持って安全指導を実践してきた優秀な職 長を顕彰し、その職長を中心とした事業場や地域における安全活動を活性化することを目的としており、98年度 から始まり、今回で28回目。

建設業の「労務費に関する基準案」を提示/国土交通省

国土交通省は2日の中央建設業審議会で、「労務費に関する基準(案)」を示した。建設労働者が経験・技能に 応じた適正賃金が支払われるようにするため、建設工事の請負契約において、適正な労務費(賃金の原資)の確 保を目指すもの。12日に全面施行となる改正建設業法は、「労務費に関する基準」に違反した事業者への指導・ 勧告などを行うとしている。具体的内容については、同審議会のワーキンググループが20以上の個別職種分野ご とに検討しており、来年春から夏を目途に全職種の基準値案を示すとしている。

人事院本院が庁舎移転/新庁舎でペーパーレス・テレワークを推進

人事院は5日、本院庁舎の移転を公表した。本院の移転は、1948年の発足以来、3回目。今回は、中央省庁の事 務室狭隘解消を目的とした再開発プロジェクトの一環として行うもので、国立印刷局や共同通信会館などと連携 し、虎ノ門二丁目地区の再整備計画の中で実施される。 新庁舎では、DX推進を軸に、GSS(ガバメントソリューションサービス)を活用したペーパーレス施策、オンラ イン会議やテレワークの推進、デジタル化による業務プロセス改革などを強化するほか、ABW(Activity Based Working)を導入したレイアウトや、情報セキュリティと政策企画機能の両立を図る設計を採用。ガラス壁を用 いた幹部室や、職員投票で名称を決定した自由スペース「Oasis」など、働き方改革と快適な職場環境の整備が 進められる。

「第6次男女共同参画基本計画」策定に向け議論を実施/男女共同参画会議

政府は12日、男女共同参画会議を開催し、「第6次男女共同参画基本計画」策定に当たっての基本的な考え方 (答申案)について議論した。高市首相は議論を踏まえ、男女共同参画は経済社会にイノベーションをもたらし、 持続的な発展を確保する上でも不可欠な要素であるとして、すべての人が希望する働き方を選択でき、能力を十 分に発揮できる社会の実現に向けた取組を進めるとした。また、社会のあらゆる意思決定への女性参画を官民共 通の目標とすると述べた。さらに、来年夏に向け、「女性の生涯にわたる健康支援強化」「地域における女性活 躍の推進」「成長戦略分野における女性の活躍推進」の3点について具体的な検討を進めるよう指示した。

親族内承継の円滑実現に向けて中間とりまとめ/中小企業庁

中小企業庁は12日、「中小企業の親族内承継に関する検討会」における議論の「中間とりまとめ」を公表した。 円滑な親族内承継の実施を促進するための施策のこれまでの経緯や課題を振り返るとともに、事業承継税制や 後継者育成の今後の検討の方向性について、論点ごとにとりまとめている。今後の検討にあたっては、 アンケート結果の分析や業界団体、税理士、中小企業後継者等へのヒアリングを通じて、必要な措置や施策の 具体化を進める。

中小企業の賃上げ後押し 全国キャラバン実施/経産省

経済産業省は15日、中小企業の賃上げ支援を目的とした、施策広報のためのキャラバンイベントを全国で実施す ると公表した。賃上げに関する最新の施策の紹介や個別相談会を開催する。各地方ブロックの開催に先立ち、 12月22日(月)から最新の支援策の概要などを説明するキックオフ配信を行う。

「2025年度キャリア教育推進連携シンポ」を開催/文科・経産・厚労の3省共催で

文部科学省・経済産業省・厚生労働省は2026年1月19日(月)、3省共催で「2025年度キャリア教育推進連携シン ポジウム」を開催する。「キャリア教育優良教育委員会、学校及びPTA団体等文部科学大臣表彰」「キャリア教 育推進連携表彰」の表彰式のほか、講演や事例発表を行う。オンライン視聴可。参加無料、要事前申込。

石綿による疾病に関する労災保険給付、前年度より請求件数は増加・支給決定件数は減少/厚労省

厚生労働省は17日、2024年度の「石綿による疾病に関する労災保険給付などの請求・決定状況」(確定値)を 公表した。「労災保険給付」(肺がん、中皮腫、良性石綿胸水、びまん性胸膜肥厚)の請求件数は1,529件 (対前年度比17.2%増)、支給決定件数は1,140件(同2.6%減)。石綿肺の支給決定件数は71件(同14.5%増)。 死亡労働者の遺族のうち、時効(5年)により遺族補償給付を受けることができない遺族を対象とする「特別 遺族給付金」の請求件数は377件(同18.9%増)、支給決定件数は238件(同49.7%増)だった。

石綿ばく露作業による労災認定等事業場数、建設業802、建設業以外455/厚労省

厚生労働省は17日、「2024年度石綿ばく露作業による労災認定等事業場」を公表した。石綿ばく露作業による 労災認定等事業場数は1,257事業場(うち新規は966事業場)、建設業は802事業場(同693事業場)、建設業以外 の事業場は455事業場(同273事業場)。事業場で過去に就労していた労働者に、石綿ばく露作業に従事した可能 性があることの注意喚起、事業場周辺住民が自身の健康状態を改めて確認することなどを目的に公表している。

第1回技術系国家公務員の採用強化に関する検討会を開催/人事院

人事院は2日、技術系国家公務員の採用強化に関する検討会の第1回会合を開いた。理系人材確保が困難な状況 の中、特に地方機関で採用される一般職技術系区分の国家公務員採用試験への申込者数が顕著に減少しているこ とから、技術系採用で直面している課題などについて各府省で議論した。 資料では、総合職院卒者試験、一般職試験(大卒程度)の合格者数が採用予定数に満たない区分が見られ、その 結果、合格点も低下傾向にあることが示された。また、総合職技術系区分採用者の約47%が民間企業から内々定 を得ており、採用者の周囲の優秀な学生はメーカーやインフラ関係、コンサルタント・シンクタンクから内々定 を得ていることなどが示された。

「2026年度賃上げスタンスの動向」を公表/日銀

日本銀行は15日、「2026年度賃上げスタンスの動向(12月初時点)」を公表した。本支店を通じた情報収集の結 果、25年度を「上回る」が2支店、「下回る」が2支店、「横ばい」が29支店との回答だった。25年度の企業収 益について顕著な改善を見込む企業は多くはないが、人手不足感の強い状態が継続するもとで、従業員の係留・ 士気向上の観点から、「26年度についても25年度と同程度ないし世間相場並みの賃上げを行う必要がある」と 考える企業が大半を占めているように窺われる、とした。

34.8%の企業が「70歳までの就業確保措置を実施済み」/厚労省

厚生労働省は19日、2025年「高年齢者雇用状況等報告」集計結果を公表した。65歳までの雇用確保措置を実施 済みの企業は99.9%で、措置内容の内訳は「継続雇用制度の導入」65.1%(前年比2.3ポイント減少)、「定年 の引上げ」31.0%(同2.3ポイント増加)。2021年4月に努力義務化された70歳までの就業確保措置の実施済み 企業は34.8%(同2.9ポイント増)、中小企業では35.2%(同2.8ポイント増)、大企業は29.5%(同4.0ポイント 増)。従業員21人以上の23万7,739社からの報告に基づく6月1日時点での実施状況をとりまとめたもの。

民間企業の雇用障害者70万人、法定雇用率の達成企業は46%/厚労省

厚生労働省は19日、民間企業や公的機関などにおける2025年の「障害者雇用状況」集計結果を公表した。常用 雇用40人以上の民間企業(法定雇用率2.5%)が雇用する障害者の数は70万4,610.0人(対前年比4.0%増)、 実雇用率は2.41%(前年同率)。身体障害者(同1.3%増)、知的障害者(同2.8%増)、精神障害者(同11.8%増)の いずれも前年より増加し、特に精神障害者の伸び率が大きかった。法定雇用率を達成している企業の割合は前年 同率の46.0%だった。

景気は「緩やかに回復」の判断を維持/12月・月例経済報告

政府は19日、12月の「月例経済報告」を公表した。基調判断として、現状については「景気は、米国の通商政策 による影響が自動車産業を中心にみられるものの、緩やかに回復している」との前月判断を維持。 先行きについては「雇用・所得環境の改善や各種政策の効果が緩やかな回復を支えることが期待されるが、米国 の通商政策の影響による景気の下振れリスクには留意が必要である。加えて、物価上昇の継続が個人消費に及ぼ す影響なども、我が国の景気を下押しするリスクとなっている。また、金融資本市場の変動等の影響に引き続き 注意する必要がある」とした。個別判断の雇用情勢は、「改善の動きがみられる」で据え置き。

「AI基本計画」を決定/人工知能戦略本部

政府は19日、第3回人工知能戦略本部を開催し、日本で初めてとなる『AI基本計画案』を決定した。議論を踏まえ 首相は、「AIは産業競争力や安全保障に直結し、我が国の国力を左右する。世界がこぞって開発、活用を行う中で、 我が国も取組を加速する必要がある。人手不足、防災を始め直面する様々な課題解決のため、社会全体でAIを徹底 的に活用し、我が国が持つ質の高いデータをいかし、信頼性という日本の価値を備えたAIを戦略的に開発する」と 述べた。その上で信頼できるAIによる日本再起の実現に向け、来年5月から、デジタル庁が内製した生成AIの活用 環境『ガバメントAI源内』を10万人以上の政府職員が活用できるようにするなど、7点について指示した。

政策金利0.75%に利上げ/日銀

日本銀行は19日、総裁記者会見を開き、金融政策決定会合の内容について説明した。 金融市場調節方針について、政策金利である無担保コールレート・オーバーナイト物の誘導目標を、従来の0.5% 程度から0.75%程度へと変更することを全員一致で決定した。 背景として、景気が緩やかに回復し、労働需給の引き締まりや企業収益の高水準を踏まえ、来年も賃上げが継続 する可能性が高いことを挙げた。こうした経済・物価情勢を踏まえ、2%の物価安定目標の持続的・安定的な実 現に向け、経済・物価・金融情勢に応じて政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していく方針と述べた。

育成就労等の分野別受け入れ上限案を提示/法務省有識者会議

法務省は23日の有識者会議において、育成就労と特定技能制度の分野別運用方針(案)と受入れ見込数(案)を 示した。特定技能は専門性・技能を生かした業務に即戦力として従事する外国人の在留資格、育成就労は技能 実習制度に代わり2027年4月にスタートする在留資格。受入れ分野は、人手不足が深刻で外国人の受入れが必要 とされる介護、建設、工業製品製造、飲食料品製造など19分野、受入れ見込み数は、工業製品製造31万9,200人 (特定技能19万9,500、育成就労11万9,700)が最多、建設19万9,500人(特定技能7万6,000、育成就労12万3,500)、 飲食料品製造19万4,900人(特定技能13万3,500、育成就労6万1,400)などが続く。

外国人の在留管理の適正化、高度専門職等の受入れ拡大などについて指摘/法務省懇談会

法務省は22日、有識者による懇談会の報告書「今後の出入国在留管理行政の在り方」を公表した。 報告書は、適正な在留管理の実現、共生社会の実現に向けた外国人の受入れ環境整備などについて、今後の検討 事項や施策の方向性を示している。在留管理の適正化では、制度趣旨と実態の間に乖離が生じている場合は適時 の見直しが必要とし、在留資格「技術・人文知識・国際業務」について、不法就労に対する注意喚起等の検討が 必要とした。永住許可については、資格取消しが想定される事例をガイドラインであげること、高度専門職等の 受入れ促進では、評価項目(ポイント項目)の見直しを行うことなどをあげた。 連合は同日、事務局長談話を公表し、共生社会の実現に向け日本語能力向上や就業促進のための支援、相談体制の 強化、適正な在留管理などが盛り込まれたことを評価するとともに、外国人の人権を尊重した取り組みがなされ ることが不可欠などと指摘した。

「日本スタートアップ大賞2026」の募集開始/厚労省

厚生労働省は、「日本スタートアップ大賞2026」の募集を開始した。同大賞は、次世代のロールモデルとなる ような、インパクトのある新事業を創出した起業家やスタートアップを表彰する制度。厚生労働大臣賞の対象 は、医療・福祉分野の発展に対し、最も評価の高いもの。厚生労働省のほか、経済産業省、農林水産省、文部 科学省、国土交通省、総務省等でも募集している。募集締切は1月23日(金)(必着)、審査、受賞者の決定 は3月を予定。

10月の完全失業率2.6%、前月と同率/労働力調査

総務省は11月28日、2025年10月の「労働力調査(基本集計)」を公表した。完全失業率(季節調整値)は2.6% で、前月と同率。完全失業者数は183万人と、1年前に比べ13万人増え3カ月連続で増加した。就業者数は6,865 万人(同52万人増)で39カ月連続の増加。雇用者数は6,214万人(同48万人増)で44カ月連続の増加、うち、 正規従業員数は3,753万人(同65万人増)で24カ月連続の増加、非正規従業員数は2,121万人(同23万人減)で 3カ月連続の減少だった。

10月の有効求人倍率1.18倍、前月比0.02ポイント低下/一般職業紹介状況

厚生労働省は11月28日、2025年10月分「一般職業紹介状況」を公表した。有効求人倍率(季調値)は1.18倍で、 前月に比べて0.02ポイント低下した。新規求人倍率(同)は2.12倍で、前月比0.02ポイント低下。新規求人 (原数値)は、前年同月比で6.4%減。産業別にみると、増加は教育,学習支援業(10.5%増)。減少は宿泊業, 飲食サービス業(16.1%減)、卸売業,小売業(12.8%減)、生活関連サービス業,娯楽業(7.7%減)など。

2025年7〜9月期の経常利益、4期連続で増加/財務省・法人企業統計

財務省は1日、2025年7〜9月期の「法人企業統計調査」結果を公表した。全産業(金融業、保険業を除く)の 売上高は、前年同期比0.5%増、経常利益は同19.7%増、設備投資は同2.9%増となった。このうち、経常利益 (27兆5,385億円)は4期連続の増加。

夫の家事・育児時間、長いほど出産後の妻の「同一就業継続」が高い傾向/21世紀成年者縦断調査

厚生労働省は11月28日、第13回「21世紀成年者縦断調査(平成24年(2012年)成年者)」結果を公表した。2012 年の第1回調査時に独身だった人のこの12年間の結婚・出生の状況をみると、男女とも「結婚した」人の割合は 平成14年(2002年)成年者の方が高いが、「結婚した」者のうち「出生あり」の割合は平成24年成年者の方が高 い。(3頁 表1)。12年間に子どもが生まれた夫婦(出産前に妻に仕事あり)について出産後の夫の家事・ 育児時間別に出産後の妻の就業状況をみると、夫の平日の家事・育児時間が長いほど、出産後の妻の「同一就業 継続」の割合が高くなる傾向がある(7頁図3、平成14年成年者も同じ傾向)。12年間に結婚した人の家庭観を みると、「世帯の収入」「家事」「 育児」のいずれについても、「夫妻いずれも同様に責任をもつ家庭」の回 答が最も高くなっている(8頁図4)。

11月の消費者マインドの基調判断、「消費者マインドは持ち直し」で据え置き/消費動向調査

内閣府は2日、11月の「消費動向調査」結果を公表した。「消費者態度指数(二人以上の世帯、季調値)」は37.5 (前月比1.7ポイント上昇)と4カ月連続の上昇。同指数を構成する意識指標は4つとも前月比で上昇した。 「耐久消費財の買い時判断」30.9(2.0ポイント上昇)、「暮らし向き」36.2(1.9ポイント上昇)、「雇用環境」 41.7(1.6ポイント上昇)、「収入の増え方」41.0(1.0ポイント上昇)。消費者マインドの基調判断は、 「消費者マインドは持ち直している」で前月から据え置き。

生活保護の被保護者調査(2025年9月分概数)の結果を公表/厚労省

厚生労働省は3日、被保護者調査(2025年9月分概数)の結果を公表した。申請件数は2万2,488件となり、対前 年同月比で656件増(3.0%増)、保護開始世帯数は1万9,352世帯となり、同870世帯増(4.7%増)。被保護実世 帯数は164万5,714世帯となり、同5,088世帯減(0.3%減)。世帯類型別の世帯数と割合は、高齢者世帯が90万1,921 世帯(55.1%)で、そのうち単身世帯が84万1,469世帯(51.4%)を占める。

2025年7〜9月期のGDP実質成長率、年率2.3%減/2次速報値

内閣府は8日、2025年7〜9月期の四半期別GDP(国内総生産)2次速報値を公表した。GDP成長率(季節調整済、 実質)は、前期比0.6%減、年率換算2.3%減。11月の速報値(前期比0.4%減、年率1.8%減)から下方修正した。 需要項目別では、民間最終消費支出が実質0.2%(速報値0.1%)、うち家計最終消費支出(除く持ち家の帰属家 賃)は0.2%(同0.1%)。雇用者報酬の伸び率は、実質0.3%、名目0.6%。

10月の実質賃金、前年同月比0.7%減/毎勤統計速報

厚生労働省は8日、10月の「毎月勤労統計調査」結果(速報、事業所規模5人以上)を公表した。現金給与総額 指数を消費者物価指数(持家の帰属家賃を除く総合)で割った実質賃金は、前年同月比0.7%減で、10カ月連続 のマイナスとなった。現金給与総額は同2.6%増の30万141円、うち一般労働者が38万4,151円(同2.7%増)、 パートタイム労働者が11万2,283円(同2.2%増)で、時間当たり給与は同3.3%増の1,402円だった。

10月の勤労者世帯の実収入、前年同月比0.1%減/家計調査報告

総務省は5日、10月の「家計調査報告」を公表した。二人以上世帯の1世帯当たりの消費支出は30万6,872円、 実質で前年同月比3.0%減少。前月比(季調値)は3.5%の減少。支出項目別でのマイナス寄与は、住居(マイナ ス0.58%)、食料(同0.34%)、光熱・水道(同0.23%)など。プラス寄与は、教育(0.33%)など。勤労者世 帯の実収入は、1世帯当たり59万9,845円・前年同月比実質0.1%減。

10月基調判断「下げ止まり」で据え置き/景気動向指数速報

内閣府は5日、2025年10月の「景気動向指数(速報)」を公表した。景気の現状を示す「一致指数」は115.4で、 前月と比較して0.5ポイント上昇し、2カ月連続の上昇。「耐久消費財出荷指数」、「生産指数(鉱工業)」な ど7系列がプラス寄与、有効求人倍率(除学卒)など3系列がマイナスに寄与した。一致指数の基調判断は前月と 同じ「下げ止まり」として据え置いた。

大企業の従業員判断指数、58期連続「不足気味」超/10〜12月法人企業景気予測

内閣府と財務省は11日、「法人企業景気予測調査」(2025年10〜12月期調査)結果を公表した。雇用に関する 「従業員数判断」BSIは、大企業は28.0%ポイントで2011年9月末以降、58期連続の「不足気味」超。中堅企業、 中小企業いずれも「不足気味」超。「貴社の景況判断」BSIは、大企業は4.9%ポイントで、2025年7〜9月期以 降、2期連続の「上昇」超。中堅企業は「上昇」超、中小企業は「下降」超となった。

11月の企業物価指数、前年比2.7%上昇/日銀

日本銀行は10日、企業物価指数(2025年11月速報)を公表した。国内企業物価指数は128.0で、前月比0.3%、 前年比2.7%上昇した。製品別にみると、前年比で上昇したのは、「農林水産物」(30.1%)、「非鉄金属」 (14.9%)、「窯業・土石製品」(6.0%)、「飲食料品」(4.9%)など、低下したのは「鉄鋼」(6.8%)、など。 輸入物価指数(ドルなどの契約通貨ベース)は前年比2.7%、前月比0.5%のいずれも低下。 円ベースでは順に同1.8%の低下、同1.5%の上昇だった。

11月の街角景況感、7カ月ぶりの低下/景気ウォッチャー調査

内閣府は8日、全国の商店主やタクシー運転手などに街角の景況感をたずねた11月の「景気ウォッチャー調査」 結果を公表した。3カ月前と比較した景気の現状判断DI(季調値)は、前月差0.4ポイント低下の48.7で、 家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが低下したことから、7カ月ぶりの低下となった。 先行き判断DI(季節調整値)も、前月差2.8ポイント低下の50.3となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用 関連の各DIが低下した。今回の結果について、「景気は、持ち直している。先行きについては、価格上昇の影響 等を懸念しつつも、持ち直しが続くとみられる」と、前月の見方を維持した。

2024年度の科学技術研究費、過去最高に/総務省

総務省が12日公表した、2025年科学技術研究調査結果によると、2024年度の科学技術研究費は、23兆7,925億円 (対前年度比7.9%増)で、4年連続で増加し、過去最高となった。国内総生産(GDP)に対する研究費比率は、3.70 %と前年度に比べ0.14ポイント上昇した。研究主体別にみると、企業が17兆4,303億円(同8.1%増)と最多、大学 等が4兆496億円(同2.9%増)、非営利団体・公的機関が2兆3,126億円(同16.0%増)。 産業別にみると、「輸送用機械器具製造業」が5兆1,011億円(同15.0%増)と最多、次いで「医薬品製造業」1兆 6,607億円(同7.9%増)、「電子部品・デバイス・電子回路製造業」が1兆4,346億円(同4.7%増)など。 2025年3月31日現在の研究者数は、91万2,800人(対前年度比0.6%増)で、2年ぶりに増加し、過去最多。研究者 1人当たりの研究費は、2,607万円(同7.3%増)で、4年連続で増加し、過去最高。女性研究者数(実数)は、19万 400人(同4.2%増)で2年ぶりに増加。研究者全体に占める割合は前年度比0.5ポイント上昇の19.0%と過去最高 となった。

業況判断DI、大企業・製造業は1ポイント上昇、非製造業は同水準/日銀短観

日本銀行は15日、12月の「全国企業短期経済観測調査」(短観)結果を公表した。業況判断DI(「良い」−「悪い」) は、大企業製造業でプラス15(前回9月調査比1ポイント上昇)。非製造業でプラス34(前回と同水準)。全産 業・規模計でプラス17(同2ポイント上昇)。 雇用人員判断DI(「過剰」−「不足」)は、全産業・規模計でマイナス38(同2ポイント低下)。不足超過は、 大企業(マイナス28)より中堅(同39)、中小(同40)で、製造業(同25)より非製造業(同46)で大きい。

10月の生産指数、前月比1.5%上昇/鉱工業指数確報

経済産業省は12日、10月の「鉱工業指数(生産・出荷・在庫、生産能力・稼働率)」確報値を公表した。生産指 数(季節調整済)は前月比1.5%上昇の104.7で2カ月連続の上昇。 業種別で上昇したのは、自動車工業、電気・情報通信機械工業、輸送機械工業(自動車工業を除く)など、 低下は、電子部品・デバイス工業など。 出荷は前月比1.7%、在庫は同0.4%それぞれ上昇。在庫率は同2.3%の低下。速報に比べ、生産、出荷は上方修 正、在庫、在庫率は下方修正。

仕事をする理由、「健康維持のため」54.9%が最高/厚労省・中高年者縦断調査

厚生労働省は17日、第20回(2024年)「中高年者縦断調査(中高年者の生活に関する継続調査)」結果を公表し た。同調査は、2005年10月末に50〜59歳だった全国の男女を対象に毎年実施。集計対象は、第20回調査の回収客 体数(17,263人)のうち第1回調査から第20回調査まで集計可能な1万4,980人。調査対象者の年齢は69〜78歳と なっている。 第1回調査で「仕事をしている」者の就業状況をみると、男性「<第1回>正規の職員・従業員」の36.7%が 今回調査でも仕事をしており、女性「<第1回>パート・アルバイト」では28.3%が仕事をしている(概況p.7)。 19年前(第1回)の 60歳以降の就業希望をみると、「60 歳以降も仕事をしたい」は 71.2%、うち現在(第20回) 仕事をしている者は41.2%、仕事をする理由(複数回答)は「健康維持のため」54.9%が最も高い(概況p.8)。

11月の消費者物価指数、前年比3.0%上昇/総務省

総務省は19日、2025年11月の全国消費者物価指数を公表した。生鮮食品を除く総合指数は112.5で、前年同月比 3.0%の上昇。前月比(季調値)は0.3%の上昇。前年同月比で上昇が大きかったものは、「穀類」15.8%、「飲料」 8.4%など。下落が大きかったものは、「授業料等」がマイナス9.6%。

年休取得率66.9%、平均取得日数は12.1日/就労条件総合調査

厚生労働省は19日、2025年「就労条件総合調査」結果を公表した。24年の年次有給休暇の平均取得率は66.9% (前年65.3%)、取得日数は12.1日(同11.0日)といずれも1984年以降で最高。賃金制度の「諸手当」については、 常用労働者一人平均で5万4,500円、所定内賃金に占める割合は15.9%。支給企業割合を種類別(複数回答)に みると、「通勤手当など」が90.2%で最も高く、次いで「役付手当など」84.2%、「家族手当、扶養手当、 育児支援手当など」62.3%(概況14頁)。調査対象は30人以上の民営企業6,448社、うち有効回答は3,820社。

10月の実質賃金、前年同月比0.8%減で10カ月連続のマイナス/毎勤統計確報

厚生労働省は23日、10月の「毎月勤労統計調査」結果(確報・事業所規模5人以上)を公表した。実質賃金は前 年同月比0.8%減(速報では0.7%減)で、10カ月連続のマイナスとなった。 現金給与総額は、就業形態計29万9,801円(前年同月比2.5%増)、うち一般労働者は38万4,218円(同2.7%増)、 パートタイム労働者は11万2,964円(同2.8%増)、時間当たり給与は1,401円(3.2%増)となった。

2024年家計収支、5年前とくらべ「食料」などの支出割合が上昇/総務省・全国家計構造調査

総務省は19日、2024年全国家計構造調査結果のうち、家計収支に関する結果を公表した。 同調査は、世帯の所得分布及び消費の水準、構造等を全国的及び地域別に明らかにすることを目的として、5年 ごとに実施している。2024年10・11月の1カ月平均消費支出は1世帯当たり25万1,242円。2019年(23万7,091円) と比較すると、名目6.0%の増加、実質4.4%の減少となっている。 消費支出に占める費目別割合をみると、「食料(外食を除く)」22.7%が最高、次いで「交通・通信」14.3%、 「その他の消費支出(交際費を除く)」11.7%、など。2019年比での上昇は、食料(外食を除く)1.3ポイント、 家具・家事用品0.5ポイント、光熱・水道0.4ポイント、となっている。

2024年介護職員数は212万人超/厚労省

厚生労働省は19日、2024年介護サービス施設・事業所調査の概況を公表した。2024年10月1日現在で活動中の施 設・事業所数や従事者数の状況などについて調査したもので、各サービスの介護職員数は212万6,227人(対前年 487人増)。介護保険施設の種類別では、介護老人福祉施設の介護職員は29万9,123人、介護老人保健施設12万 4,137人、介護医療院4万3,760人、介護サービス事業所の種類別では、訪問介護員52万612人、通所介護の介護 職員22万1,372人などとなっている。 総合的な介護人材確保対策として(1)介護職員の処遇改善、(2)職員のキャリアアップのための研修受講支 援、(3)ICT等のテクノロジーを活用した生産性向上の推進による現場の負担軽減・職場環境の改善、 (4)介護職の魅力向上、(5)外国人介護人材の受入環境整備、などに取り組むとしている。

芳野会長と神保事務局長が高市首相と面会/連合新体制

連合の芳野会長と神保事務局長は11月28日、第19期定期大会で連合が新体制になったことを踏まえ、高市首相と 面会した。連合側からは、2026春季生活闘争方針として、3年連続5%以上の賃上げと地域への賃上げ波及に 向けた環境整備の必要性を説明したほか、ガソリン・軽油の暫定税率廃止に関する法律が成立したことに関連し、 運送業での適正価格と人への投資が重要と述べた。

厚生労働省に当面の政策課題を要請/連合

連合は2日、厚生労働省に当面の政策課題について要請した。 要請内容は、(1)切れ目のない効率的な医療提供体制構築に向けた機能分化の推進と、医療・介護・保育など 社会保障サービスを担う労働者の処遇改善に向けた財源確保、(2)働き方改革の一層の推進と、労働時間規制 の緩和は行うべきではないこと、(3)最低賃金の地域間格差是正と、労務費の価格転嫁ができる環境整備に向 けた予算措置。 これに対し、厚労省は、(1)地域医療構想の推進や医師偏在是正策、診療報酬への賃上げや物価高の適切な反 映、(2)労働時間規制については、上限規制が過労死認定ラインであることなどを踏まえ、現場の実態やニーズ を精査しつつ検討、(3)地域別最低賃金については、賃上げ支援助成金パッケージや業務改善助成金による環 境整備等、に取り組むなどと説明した。

中小企業の業況DI、消費マインドの持ち直しで5カ月ぶり改善/日商LOBO調査

日本商工会議所は11月28日、「商工会議所LOBO(早期景気観測)調査」11月調査結果を発表した。全産業計の業 況DIは、前月比1.0ポイント上昇のマイナス17.9で5カ月ぶり改善。高い水準での賃上げや行楽シーズンによる 外出機会の増加などから、消費マインドが持ち直しつつあるとみている。先行き見通しDIも0.2ポイント上昇の マイナス17.7となったが、労務費の上昇や円安等による仕入価格の上昇などの課題が多く、慎重な見方になって いるとしている。 トピックス「生成AIの活用状況」では、「活用している」が36.0%。「今後活用を検討」(32.4%)を合わせる と、7割近くの企業が生成AIの活用に前向き。活用業務は「文書作成・要約」78.6%、「情報収集・アイデ ア出し」58.1%など。課題では、「情報の正確性」64.4%、「社内ルール整備」43.7%が上位となった。

私鉄総連、ベア1万5,600円要求方針/26年春闘、全体で7.2%賃上げを

私鉄総連は2日の中央委員会で、2026年春闘について、基本給を底上げするベースアップ(ベア)で1万5,600 円の引き上げを統一要求とする方針を加盟組合に提示した。ベアと定期昇給の合計では7.2%の賃上げ率を求 める考えも示した。 私鉄総連には、私鉄や東京地下鉄(東京メトロ)、バスやタクシー会社の労働組合など244組合(約10万人弱) が加盟。今後、統一要求について各組合の理解を得た上で、来年2月上旬の中央委員会で決定する予定という。 (時事通信 2025年12月2日)※リンク先なし

「持続的な成長に向けたコーポレートガバナンスのあり方」を提言/経団連

経団連は8日、提言「持続的な成長に向けたコーポレートガバナンスのあり方」を発表した。企業による改革の 取り組みは着実に進展しているとした上で、コーポレートガバナンス・コード制定から10年を経た今求められる のは、「形式の細則化」ではなく、企業自身が中心となり価値創造を支える、実質的なガバナンス改革の推進と 自律的な企業活動を後押しする施策・仕組みへの転換であるとして「企業(事業会社)」「株主・投資家」 「株主総会や開示、株主権等」の視点から課題・果たすべき役割を整理した内容となっている。

年末一時金回答集計(最終)を公表/連合

連合は5日、年末一時金(第3回・最終)、有期・短時間・契約等年末一時金回答集計(2025年12月3日集計) を公表した。年末一時金は、組合員1人当たり71万3,757円(昨年同時期74万1,142円)、2.48月(同2.47月)。 短時間労働者は5万4,808円、0.67月(同9万9,162円、1.16月)、契約社員は23万9,554円、1.37月(同26万4,724 円、2.14月)額、月数とも加重平均。

基幹労連、賃上げ1万5,000円要求/26年春闘方針、高水準相次ぐ

鉄鋼や造船、総合重工などの労働組合で構成する基幹労連は4日、2026年春闘で基本給を底上げするベースアップ (ベア)として「月額1万5,000円」の賃上げを求める統一要求案を発表した。過去最高となった前年と同水準 となる。この日は機械や金属の中小企業労組を中心とする「ものづくり産業労働組合(JAM)」、繊維、流通な どの労組で構成するUAゼンセンもそれぞれ要求方針案を公表。物価高などを背景に、高水準の要求表明が相次い だ。基幹労連は同日、仙台市で討論集会を開催した。津村正男中央執行委員長は「人手不足と、物価上昇による 実質賃金のマイナスが継続している」と述べ、「人への投資」の必要性を訴えた。基幹労連は従来、2年分の要 求額を一括して決めて賃上げ交渉を行ってきたが、不透明な経済情勢を踏まえ、24年春闘から単年で要求。津村 氏は26年と27年も単年で取り組む方針を示した。JAMはベアの要求水準を過去最高の「月額1万7,000円以上」に 設定。UAゼンセンは、連合の目標を上回る6%の賃上げを要求する。(時事通信 2025年12月4日)リンク先なし

「賃上げ分3%以上、定昇相当分を含め5%以上」を要求目安とする2026春季生活闘争方針を決定/連合の中央委員会

連合(芳野友子会長、681万2,000人)は11月28日、千葉県浦安市で中央委員会を開き、2026春季生活闘争方針を 決定した。方針は今次闘争について「実質賃金の持続的な上昇を伴う“賃上げノルム”の確立をめざすとき」だ と強調。賃上げ要求の目安は「賃上げ分3%以上、定昇相当分(賃金カーブ維持相当分)を含め5%以上」と 2025闘争方針から据え置いたものの、今回は「その実現をめざす」ではなく、「その実現にこだわる」と修文し、 前回以上に5%以上の獲得にこだわる姿勢を強調した。(JILPT調査部)

月3万3,000円以上・時給250円以上を提示/国民春闘共闘委の26春闘方針第1次案

全労連などでつくる国民春闘共闘委員会(代表幹事:秋山正臣全労連議長)は11月26、27の両日、都内で春闘討 論集会を開き、2026年の国民春闘方針(第1次案)を討議した。賃上げ要求基準は、前年の要求より月額で1,000円、 時給も50円高い「月額3万3,000円以上・約10%以上、時間額250円以上・約17%以上」を掲げている。方針は年 明けに正式決定する。(JILPT調査部)

ナースセンターの看護師の求人倍率が2.51倍で10年ぶりの高水準/日本看護協会集計

2024年度の「都道府県ナースセンター」における求人倍率は、前年度比0.29ポイント増の2.51倍で2015年度以来 の高水準——。日本看護協会(秋山智弥会長)が11月21日に公表した2024年度の「ナースセンター登録データに 基づく看護職の求職・求人・就職に関する分析」結果から、こんな状況が明らかになった。施設種類別では、 訪問看護ステーションや中小規模の病院で求人倍率が高い。また、看護職として就業中の求職者が考える退職し たい理由で最も多いのは「看護職の他の職場への興味」で、ほかには「子育て」、「転居」、「自分の健康 (主に身体的理由)」、「結婚」「勤務時間が長い・超過勤務が多い」などがあがった。日本看護協会によると、 退職したい理由は複数の影響が考えられるという。(JILPT調査部)

女性活躍推進法成立から10年、企業の取り組み状況など調査/東商

東京商工会議所は12日、女性活躍推進法成立から10年経過を踏まえ実施した「企業の女性活躍推進の取り組み状 況に関するアンケート」調査結果を発表した。これによると、「採用・配置」「働き方改革」「両立支援」「職 場の意識改革」「育成・キャリアアップ」「働く環境の整備、認定制度の活用」について、女性比率が高い (常用労働者の50%以上)企業は、そうでない企業に比べ「十分に取り組んでいる(進捗・成果90%以上)」と する割合が多い。また、人材採用・定着のために注力していることとして、女性比率が高い企業では、女性活躍・ キャリアアップ支援に関する課題を「感じていない」との割合が高い一方、「育成の仕組み・ノウハウ不足」 「管理職の指導力不足」「出産・育児との両立体制・制度が不十分」を課題とする割合は全体平均と同程度だった。

働き方改革関連法への対応状況を調査/東商

東京商工会議所は10日、「働き方改革関連法」施行後5年の見直しに向け、中小企業における時間外労働の上限 規制への対応状況や課題を把握するための調査結果を公表した。時間外労働上限規制による事業運営への影響に ついて、「支障が生じている」が20.5%にとどまるが、業種別では宿泊・飲食業(55.6%)、運輸業(54.7%)、 建設業(42.2%)では影響が大きい。「支障が生じている」企業の約6割が「月間の時間外労働45時間を超えら れるのは年間6カ月まで」を対応困難な規制項目に挙げ、運輸業、建設業では6割を超える。対応困難な理由は 「全社的な人手不足」(60.6%)が最多、「繁閑の差が激しい」「特定の技能人材不足」が続く。 働き方改革の見直しでは、「上限を維持しつつ運用の見直しが必要」44.5%、「上限規制の緩和が必要」18.1% で、両者を合わせると6割超。理由として「繁閑差や業種特性への配慮」「副業増加への懸念」「本人意思に 基づく多様な働き方」が挙がった。

「転換期における外国人政策のあり方」を提言/経団連

経団連は16日、「転換期における外国人政策のあり方〜秩序ある戦略的誘致・受入れ環境整備に向けて〜」と題 する提言を発表した。日本に在留する外国人は395.7万人(2025年6月末)で過去最高を更新し、国際的な人材獲 得競争は一層激化していると指摘。その一方で、一部の外国人による違法行為やルール逸脱により国民の不安や 不公平感が生じ、外国人政策をめぐる社会的関心が一層高まっていると述べた。その上で、産業競争力強化や中 長期的な社会統合の実現を図る観点から、2030年頃を見据えた外国人政策のあり方を提示した内容となっている。 【中長期ビジョン-あるべき社会像】として、世界各国から優れた人材が集まり活躍することでイノベーション が加速し、有為な人材から「選ばれる国」となることを掲げた。ビジョン実現に向けた外国人政策の3原則は 「受入から戦略的誘致への発想転換」「包摂社会の実現」「ライフコースを考えた政策形成」。さらに、エビデ ンスに基づく透明性の高い政策形成、政策の国際的ベンチマーキング、国民理解の醸成という3視点を示した。

「持続的な賃上げ環境の整備」に向け全国知事会に要請/連合

連合は15日、「持続的な賃上げ環境の整備」に向けた、全国知事会に対する要請を実施した。連合事務局長から、 官公需の発注者である自治体においても「労務費の適切な転嫁のための価格交渉に関する指針」に基づき適切に 対応することや、重点支援地方交付金を最低賃金を含めた賃上げ支援につながるよう有効活用すること、さらに 地方版政労使会議をすべての都道府県で引き続き開催し、地域の事情に応じた複数回開催に努めることなどを要 請。要請を受け、全国知事会事務総長は「持続的な賃上げについては、47都道府県の知事が強い関心を持ってお り、国に求めるだけではなく、都道府県が自らやるべきことをやらなければならないという認識」と述べ、要請 内容を全都道府県に共有すると述べた。

価格転嫁や事業承継、中小企業の経営課題をアンケート/東商

東京商工会議所は11日、業況や成長に向けた新たな取り組み、省力化・業務効率化や価格転嫁などの経営課題に ついて検証したアンケート調査結果を発表した。 これによると、売上・収益が増加した企業は約4割。取引環境では、全費用で価格転嫁に進展が見られず、特に BtoCの価格転嫁が進んでいない(BtoBと比較し約10ポイントの差)。事業承継では、後継者不在も事業継続意思 のある企業は約3割にとどまり、50・60代の経営者では事業承継に意識が至っていない(集計結果4頁)。

1万2,000円以上の賃上げにこだわるとする2026年闘争方針を決定/金属労協の協議委員会

自動車総連、電機連合、JAM、基幹労連、全電線の5産別でつくる金属労協(JCM、金子晃浩議長)は3日、都内 で協議委員会を開き、来春の賃上げ交渉にむけた2026年闘争方針を決定した。方針は、「定期昇給などの賃金構 造維持分を確保したうえで、実質賃金向上を確固たるものにするべく、すべての組合で1万2,000円以上の賃上 げにこだわる」と掲げ、すべての組合員で実質賃金を上回る賃上げを獲得することを目指す。金子議長(自動車 総連会長)は要求基準について、「水準の実現にもこだわっていくという強い意志をこめている」として、前年 よりも積極的な方針であることを訴えた。(JILPT調査部)

「2交替」病棟の半数弱で16時間以上の長時間夜勤/日本医労連調査

日本医労連(佐々木悦子委員長、14万2,000人)は19日、2025年度の夜勤実態調査の結果を発表した。それによ ると、8時間以上の長時間勤務が前提となる「2交替」病棟の割合が54.8%となり、はじめて50%を超えた前年 度(50.7%)をさらに上回り、過去最高を更新した。「2交替」職場の半数弱で16時間以上の長時間夜勤が行わ れており、「3交替」職場も4分の1が「月9日以上」の夜勤に従事しているなど、看護職員・看護要員の過酷 な労働実態が明らかになっている。(JILPT調査部)

「理想の社会」実現に重要なもの、トップは「賃金・労働環境の改善」2位は「安定した雇用」/連合調査

連合が18日、生活に対する意識や理想とする社会のイメージを把握するために実施した「日本の社会像に関する 意識調査2025」結果を発表した。全国の15歳以上の働く男女1,000人に、現在のくらしに満足しているか聞いた ところ、「とても満足」「やや満足」の合計が40.5%、「とても不満」「やや不満」の合計が27.9%となった (4頁)。自身の考える「理想の社会」を実現するために、重要と思うものを聞いたところ、1位は「賃金・労 働環境の改善」46.3%、2位「安定した雇用」41.3%となった(15頁)。

転職検討中の正社員、半数が「冬ボーナス後に転職予定」/民間調査

マイナビは11月27日、「2025年冬ボーナスと転職に関する調査」結果を発表した。現在転職を考えている正社員 の2人に1人が「今年の冬ボーナスをもらってから転職予定」と回答し、企業にとって賞与支給のタイミングは 離職リスクの高まる時期といえる。一方で、3人に1人が想定よりも賞与額が高かったことで転職を思いとどまった 経験があると回答。転職を思いとどまった際の賞与額平均は80.5万円で、賞与の金額が転職の意思決定に一定の 影響を及ぼしている可能性があると考えられるとしている。

「給与が上がらない」場合、20代の4割が転職を検討/民間調査

パーソル総合研究所は11月13日、「賃上げと就業意識に関する定量調査」を発表した。2024年に年収が増えた人 は51.9%と約半数。3%以上の増加があった人は約4割にとどまり、20〜30代の若年層でも約4割は年収が 上がっていない。ベースアップがあった人のうち、モチベーションが向上したのは約半数にとどまり、 年代が上がるほど向上割合は低い。給与が上がらない場合の行動として「転職」を挙げる人が26.0%。20代では 38.3%に上り、若年層ほど転職志向が強くなることなどがわかった。

業務のデジタル代替、脅威と楽観がほぼ拮抗/民間調査

日本生産性本部は11月26日、「生産性課題に関するビジネスパーソンの意識調査」の結果を公表した。生成AIな どデジタル技術が仕事に与える影響を聞いたところ、「脅威を感じている」は42.2%、「脅威を感じない」は 44.1%とほぼ拮抗。日本の労働生産性が国際的に低迷する現状については、68.7%が危機感を持っているとし、 労働生産性が低い要因では「無駄な作業・業務が多い」(43.5%)が最多。

若手社員が求める社内交流手段、「就業時間内外の雑談」が上位に/民間調査

組織開発・人材育成サービスを提供するALL DIFFERENT(オールディファレント)とラーニングイノベーション 総合研究所は4日、若手社員の社内コミュニケーションに関する調査結果を発表した。 「社内のどのような相手と交流を深めたいか」という質問(複数回答)では、「仕事で直接関わる先輩」64.5% が最多。交流の手段としては「就業時間内の雑談」「休憩時間や就業時間前後の雑談」 が上位に挙がった。

国内景気は6カ月連続で改善、観光産業や半導体需要がけん引/民間調査

帝国データバンクは3日、2025年11月の景気動向調査の結果を公表した。11月の景気DIは前月比0.2ポイント増 の44.1となり、2020年11月以来5年ぶりに6カ月連続で改善。仕入単価の上昇が重しとなったものの、観光産業 や半導体需要が好調で改善傾向が続いたとしている。今後の国内景気は、小幅な変動をともないながら、緩やか な改善基調が続くとみている。業界別では、「運輸・倉庫」「卸売」など4業界で改善、特に「農・林・水産」 は2カ月連続で過去最高を更新した。悪化は、「金融」「不動産」など5業界。

「グッドカンパニー大賞」の表彰企業を発表/中小企業研究センター

公益社団法人中小企業研究センターは2日、第59回(2025年度)「グッドカンパニー大賞」の表彰企業16社を発 表した。同賞は、経済的、社会的にすぐれた成果をあげている中小企業を顕彰し、わが国の中小企業の発展に資 するもの。今回、「グランプリ」に進工業株式会社(京都府、薄膜チップ抵抗器製造)、株式会社ナベル(京都府、 鶏卵自動洗浄選別装置など製造)の2社が選ばれた。そのほか、優秀企業賞に9社、特別賞に3社、イノベーション 事業化推進賞に2社が選ばれた。

冬のボーナスが前年より「増加」する企業、22.7%に微減/民間調査

帝国データバンクは9日、「2025年冬季賞与の動向調査」結果を発表した。冬季賞与を「支給」する企業は 80.5%で、平均支給額が前年より「増加見込み」と回答したのは22.7%(前年23.0%)。 業界別では「農・林・水産」「金融」「建設」「小売」「運輸・倉庫」の5業界で増加割合が2年連続で高い。 「農・林・水産」が32.5%(9.6ポイント増)と大幅な伸びを示した背景に、鶏卵やコメ等の高止まりによる需 給引き締めがあると指摘。「運輸・倉庫」は33.6%と最も高く、自動車関連の回復やEC(電子商取引)需要の拡 大と人材確保難が背景にあるとしている。一方で、賞与は「変わらない」が44.7%、「減少見込み」が13.2%、 「賞与はない」が12.0%だった。

外国人従業員への日本語教育の支援、必要と感じる企業は7割に対し、未実施が6割/民間調査

三菱UFJリサーチ&コンサルティングは11月19日、「育成就労制度を見据えた外国人従業員への日本語教育に関す る企業等アンケート調査」結果を発表した。外国人従業員に対する企業の日本語学習支援は、外国人雇用企業の 62.0%が実施していない。一方、日本語教育の必要性については、72.7%の企業が必要性を感じており、今後取 り組みたい学習支援では、「オンライン日本語教育の受講」24.7%が高い傾向にある。 育成就労制度の2027年開始により、特定技能1号、2号へのキャリアアップの道筋が明確化され、日本語能力の 育成も企業に課せられる。自治体や業界団体などと連携しながら、外国人労働者への日本語教育を推進していく ことが重要としている。

「帰省先でスポットワーク」、多様化する年末アルバイト/民間調査

マイナビは5日、全国のアルバイト就業者を対象に実施した「多様化する年末のアルバイト実態調査」を発表し た。アルバイト就業中の大学生のうち、現在のアルバイト先で働く時間を「増やす」と回答した割合は34.5%、 「現在のアルバイト先以外で新しい仕事をしたい」大学生の割合は58.3%、アルバイト就業者全体では40.4%。 また、現在のアルバイト先以外で新しい仕事をする場合は、「スポットワーク」「単発の仕事」を希望する割合 がそれぞれ30.6%で最も高かった。帰省先があるアルバイト就業中の大学生のうち、2025年度の年末年始に 「帰省する予定」と答えた大学生は55.7%。うち、「帰省先でスポットワーク予定」は26.6%で、帰省先でも 隙間時間を活用し収入を得る動きがでているとしている。

11月の倒産件数は今年2番目の低水準、人手不足倒産は6カ月連続で前年超え/民間調査

東京商工リサーチは8日、11月の全国企業倒産状況を公表した。倒産件数は778件(前年同月比7.4%減)で、 700件台は2月(764件)以来9カ月ぶりで、ことし2番目の低水準。産業別では、サービス業他の250件 (同17.7%減)が最多。建設業147件(同3.2%減)、小売業107件(同22.9%増)、卸売業90件(同8.1%減)、 製造業85件(同14.1%減)などが続く。 帝国データバンクが8日に公表した倒産集計 2025年11月報によると、「人手不足倒産」は、31件(同24件、 29.2%増)判明し、6カ月連続で前年を上回り、1−11月の累計は390件と過去最多を更新、集計開始から初め て通年で400件を超えるペースで推移しているとしている。

第43回IT賞、デジタル変革で企業価値を高めた取り組みを表彰/企業情報化協会

公益社団法人企業情報化協会は8日、「2025年度第43回IT賞」を発表した。同賞は、ITやデジタル技術を活用し、 優れた業務改革や社会貢献を実現した活動体を称える表彰制度。IT最優秀賞では、『経営・業務改革』部門に 野村ホールディングス、『顧客価値・サービス革新』部門にミスミグループ本社が選ばれた。両社のデジタル変 革で企業価値を高めた取り組みが評価された。加えて、IT優秀賞に7件、IT賞15件、IT奨励賞16件、合計40件が 受賞した。

中小企業の約6割が全従業員の賃上げを計画、一部従業員の賃上げを含めれば7割超/商工中金

商工中金は11日、中小企業の賃上げの動向に関する調査結果を公表した。「定例給与・時給」について、 2026年に引き上げを計画する中小企業は、全従業員対象(59.1%)と一部従業員対象(13.3%)をあわせて 72.4%で、前年同時期の69.8%を上回った。引き上げ・引き下げ率の計は3.0%で前年の2.9%をわずかに上回った。 「賞与」の引き上げ予定は全体で48.2%で、前年同時期(46.0%)を上回っている。

2026年卒就活、重視したい社風は「相互の思いやりとあたたかさ」/民間調査

リクルートマネジメントソリューションズは2日、2026年卒として就職活動を行った大学4年生等を対象にした 調査結果を発表した。 働く上で重視したい社風トップ3は「相互の思いやりとあたたかさ」「オープンなコミュニケーション」「強い 連帯感とチームワーク」で、いずれも『協調/親和』カテゴリーだった。一回り前の世代(2014年卒)と比較す ると、「理想に向かう情熱と意欲」「変革と新たな価値の創造」といった『創造/開拓』カテゴリーの要素は減 少し、『協調/親和』的な組織が支持される結果となった。 企業に応募するきっかけのトップは「興味のある仕事・職種」。22年卒以来、「勤務地」「知人の勧め」「斡旋・ リクルーター」「先輩社員の紹介」の選択率が上昇するなど、企業選びの基準が変化していることがうかがえる。

転職活動を漢字1文字で表すと「苦」が最多/民間調査

マイナビは15日、2025年に転職した600人を対象に実施した、「転職活動と仕事に関する調査」結果を発表した。 転職活動を漢字1文字で表してもらったところ、「苦(9.0%)」が最多となり、「難(6.2%)」「変(5.7%)」と 続いた。年代が上がるにつれ「苦」の割合が多く、「苦」を選んだ理由には「別業種に就いた」など、新分野に 挑戦をしている様子もうかがえる。

「年収の壁」に関するアンケート調査結果を発表/民間調査

野村総合研究所は9日、「年収の壁」に関するアンケート調査結果を発表した。本調査に回答した有配偶パート 女性のうち56.7%が、「年収の壁(社会保険料負担増などで手取りが減る境目)」を意識し、年収を一定額以下に 抑えるために就業時間や日数を調整していると回答した。制度変更前の2024年8月に実施した同様の調査における 割合は61.5%で、大きな変化は見られなかった。 税制上の「年収の壁」が引き上げられることを「知っている」は、有配偶パート女性で51.0%、学生で63.0%。 学生では32.0%が収入を「増やした」と回答、「今後増やしたい」を合わせると77.6%が収入増の意欲があるが、 有配偶パート女性では、「増やした」は11.8%にとどまり、「増やしたいと思わない」「分からない」が46.9%に 上った。

日本の時間当たり労働生産性、OECD38カ国中28位/民間調査

日本生産性本部は22日、「労働生産性の国際比較2025」を発表した。OECDデータに基づく2024年の日本の時間 当たり労働生産性(就業1時間当たり付加価値)は60.1ドル(5,720円)で、OECD加盟38カ国中28位。2018年 (21位)から2020年(28位)にかけて急激に落ち込んだ後、回復しつつあったが再び28位となった。2024年の 実質経済成長率がマイナス0.2%になる一方、人手不足を背景に就業者の増加が続いたことで実質労働生産性上 昇率がマイナス0.6%(38カ国中33位)と、2020年以来4年ぶりのマイナスになったことが影響した。 就業者1人当たり労働生産性は 9万8,344 ドル(935万円)で、OECD 加盟38カ国中29位(前年と同じ)、主要 先進7カ国でみると最も低い状況が続いている。

第14回「GOOD FACTORY賞」受賞8工場を選出/日本能率協会

日本能率協会は22日、日本およびアジア地域で生産活動を行う製造業の中から、生産性・品質向上や改善活動に 顕著な成果をあげた工場を表彰する「GOOD FACTORY賞」の第14回受賞企業として、Premium Steel Processing、 花王、セイコーエプソン、関ケ原製作所、デンソー、トヨタ自動車、本田技研工業の8工場/事業所を選出した。 生産性・品質向上のプロセスや成功要因、現場の知恵、従業員の意識改革、社会貢献など、ものづくりの価値な どを総合的に評価した。さらに今回、過去の受賞工場で受賞後も継続的に活動を深化させ、企業文化として定着 させた取り組みを総合的に評価する「GOOD FACTORY大賞」を新設。初受賞は、2011年に「ものづくり人材育成貢 献賞」を受賞したTOYOTA MOTOR THAILAND(TMT Gateway Plant)。

正社員の3人に1人が年末年始休暇で「会社を辞めたい」と思ったことがある/民間調査

マイナビは18日、「年末年始休暇と転職に関する調査」を発表した。調査によると、正社員の約3人に1人が 年末年始休暇を通じて「会社を辞めたい」と思ったことがあり、5人に1人以上が「あけおめ退職」を経験、 20代では約4割と他年代より高い傾向がある。年末年始休暇中の「辞めたい気持ち」を緩和するサポートとして は、「業務負荷の均一化」「有休取得の容易化」「休暇明けは軽い業務から始める」などを挙げている。

「ネクストステージ支援プログラム」希望退職者1,273人/三菱ケミカル

三菱ケミカルグループは8日、連結子会社の三菱ケミカルの社員を対象に実施した「ネクストステージ支援プロ グラム」の結果を発表した。同プログラムに応募した希望退職者は1,273人。 プログラム実施に伴い、発生する構造改革費用は、現時点で約320億円、このうち2026年3月期第2四半期 (中間期)連結決算において、277億円の非経常損失を見積計上した。残りの費用は、26年3月期中に非経常損失 として追加計上する予定。

休業中の社会保険料負担や復職一時金など新たな「介護支援制度」を導入/読売広告社

読売広告社(YOMIKO)は9日、独自の「介護支援制度」を2025年11月から導入したと発表した。介護休業中の 個人負担の社会保険料を会社が負担し、休業から復職する際の「復職一時金」を支給するという内容。 同社の社内アンケートによると、95%の社員が介護に不安を感じていること、また79%が今後5年以内に介護 が発生する可能性を認識している。こうした結果を踏まえ、社員が安心して働き続けられる環境づくりを目的 に、既存の介護支援制度に追加した新制度を導入したとしている。

女性活躍を阻む壁や解決策まとめたホワイトペーパーを公開/民間大手6社

ENEOS、電通、日本航空、日本マクドナルド、富士フイルムホールディングス、三井不動産の6社は10日、営業 職の女性活躍を阻む壁や解決に向けた策などをまとめたホワイトペーパー「働きやすさNEXTプロジェクト FOR THE NEXT 2025」を公開した。 6社の従業員178人を対象にしたアンケートや、女性営業職、管理職、経営層が参加するワークショップを開催、 課題を議論した。その結果を「5つの壁」「目指したい5つの『働きやすさNEXT』」としてまとめた。

日本の新卒社員初任給を引き上げ/ファーストリテイリンググループ

ファーストリテイリンググループは22日、世界で通用する競争力と成長力を一層強化するため、日本の新卒社員 の初任給を2026年3月に改定すると発表した。グローバルリーダー候補の初任給(月額)を37万円(現行33万円 から約12%増)、年収目安を約590万円(同526万円から約12%増)、地域正職員の初任給は28万円(同25万5,000 円から約10%増)、年収目安を約447万円(同約407万円から約10%増)に引き上げる。 今後も、新卒社員のみならず既存社員も含め、挑戦心と高い目標を持ち、世界水準で働く意欲のあるすべての従 業員に、能力や成果に応じた昇格・抜擢や報酬の引き上げを継続的に実施し、積極的な人材投資を推進する。

6%以上の賃上げ検討、営業職4万人対象/日本生命社長

日本生命保険の朝日智司社長は21日にインタビューに応じ、約4万人の営業職員を対象に、2026年度に6% 以上の賃上げを検討していると明らかにした。2年連続の高水準となる。朝日氏は「(賃上げを)一過性のも のとせず、定着化していくことが重要だ」と強調した。 日生は営業職員の初任給引き上げも検討しており、上げ幅は最大1万6,000円。原資として100億円以上を4年連 続で投入する方針で、「長きにわたって活躍できる」人材を確保する。  今年10月、米系生保レゾリューションライフの買収を完了した。朝日氏は「グループシナジー(相乗効果)を 創出したい」と述べた。同社が持つ人工知能(AI)の知見を活用し、AIで保険約款を読み込んだ上で顧客から の問い合わせに対応するなど、高レベルの事務効率化を目指す考えだ。 7月に発覚した金融機関への出向者による内部情報持ち出しについては、「改めておわび申し上げたい」と陳謝。 出向者の情報収集の背景として「プレッシャーがかかる状況をつくり出してしまった」と述べ、再発防止の徹底 を誓った。(時事通信 2025年12月22日)※リンク先なし

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