■ワタミ、75歳まで再雇用/定年は65歳に
外食大手のワタミは10月30日、定年後の社員の再雇用制度について、対象年齢の上限を現行の70歳から75歳に引
き上げると発表した。定年の年齢も60歳から65歳に延ばす。11月1日から適用する。
物価上昇による年金の実質的な減少で高齢者の生活が厳しさを増す中、社員が長く活躍できる体制を整える。
(時事通信 2025年10月30日)※リンク先なし
■希望退職者100人を募集、構造改革の一環として/東北新社
東北新社は10月31日、希望退職者を100人程度募集すると発表した。2029年3月期までの中期経営計画に基づく
「構造改革」の一環として行うもので、事業の適正規模化と安定的な利益体質への転換を目的としている。
募集対象は、グループ会社を含む40歳以上の正社員、定年再雇用社員、無期契約社員、5年を超える契約社員。
募集期間は2025年12月8日から26年1月9日まで、退職日は2026年3月31日。
退職者には、会社都合退職として扱われるほか、所定の退職金に加えて特別加算金が支給される。また、外部専
門会社による再就職支援も提供予定。退職に伴う特別加算金および再就職支援費用は、26年3月期第4四半期の
連結決算において特別損失として計上される見込み。
■外国人材の「見える評価」制度を開始、「ジョブカード」制度を活用/CSSグループ
ホテル・レストランの食器洗浄・厨房衛生を支えるスチュワード業務や調理受託のフードサービス業務を展開
するCSSグループは5日、外国人材の就労成績を“見える化”する新制度を10月にスタートしたと発表した。
厚生労働省が様式を定め、「生涯を通じたキャリア・プランニング」と「職業能力証明」の機能を担うツール
として普及推進している「ジョブカード制度」を活用し、外国人材向けに評価シートをアレンジしたもの。
まず評価シートを提示することで、企業が求める働き方を明確にすることを目的の第一とし、外国人材がキャ
リア活動を進める際に履歴書や職務経歴書とともに提出することで、彼らのキャリアスタンスを見える化する
”信頼の証”として活用できるとしている。
■NTTデータ、全社員20万人が「生成AI」で価値提案/27年度目標
NTTデータグループは10月29日、2027年度までに全社員約20万人を生成AI(人工知能)を使って実践的なビジネ
ス提案ができる人材に育成することを目指すと発表した。今月時点で7万人の育成を達成したため、目標を大幅
に更新。顧客提案やサービス開発での生成AIの活用を広げ、ビジネス機会創出につなげる。
NTTデータグループでは、習熟度を4段階で定義した独自の研修プログラムを24年から展開。このうち2段階目
に当たる、顧客に対して職種などに基づいた価値提案ができる研修を終えた人を生成AI人材として定義しており、
全社員の能力をこのレベルまで引き上げることを目指す。従来は26年度末までに3万人の育成を目標としていた。
今後はさらに、コンサルタントや営業などより専門性を持ち高度な技術を持つ人材の拡大も狙う。
(時事通信 2025年10月29日)※リンク先なし
■希望退職プログラム「ネクストキャリア支援プラン」を実施/資生堂
資生堂は10日、希望退職プログラム「ネクストキャリア支援プラン」の実施を発表した。昨年11月に策定した
「アクションプラン2025-2026」に基づく基盤の再構築の一環として行うもので同社の変革を転機として社外での
キャリアを希望する社員が、新たな環境で自己実現できるよう支援する。
対象は、資生堂および国内子会社所属の社員のうち一定年齢、勤続年数などの条件を満たす約200人。募集期間は
2025年12月8日〜26日。勤続年数・年齢に応じた「特別加算金」を通常の退職金に加えて支給するほか、希望者
に再就職支援サービスを提供する。
■第一生命、「同意なき転居」廃止/27年度から適用、大手生保初
第一生命ホールディングスは11日、傘下の第一生命保険の内勤職を対象に、同意のない転居を伴う転勤を廃止
すると明らかにした。大手生保では初めての取り組みという。仕事の役割や成果、専門性と連動した処遇体系
も導入。2027年度に社員約1万5000人を対象に人事制度を改定したい考えで、労使間での協議を経て決定する。
これまでは全国転勤型とエリア限定型などを入社時に選択していたが、こうした区分を廃止。毎年、「本拠地」
に設定するエリアと、転勤可能なエリアをそれぞれ選択できるようにする。その際、転勤しないという意思表
示も選択肢に入れる。転勤者に対しては、配置に納得感が持てるよう月額最大16万円を支給する。
また、生産性の向上を目指し、年次や年齢ではなく、仕事内容や責任の重さ、成果に基づく処遇体系を導入する。
専門性が高い職務を担う人材は給与水準を引き上げるなどし、例えば保険料を算出するアクチュアリー(保険
数理人)では20代の社員で年収が最大約140万円アップする。
(時事通信 2025年11月11日)※リンク先ページなし
■客室乗務員・空港スタッフがスニーカー着用を選べる運用を開始/JALグループ
日本航空(JAL)グループは13日から、同グループ6社の客室乗務員および国内外の空港におけるスタッフ約1
万4,000人が、スニーカー着用を選べる運用を開始した。
客室乗務員や空港スタッフは、航空機内で長時間立ちながら業務にあたることや、広い空港内を長距離歩行する
場面があることから、スニーカー着用も選べる運用に変更することで、社員の身体的負担を軽減し、より快適で
安全な勤務環境を実現する。
■トヨタ、技能職の人事制度見直し/27年4月以降、業務に応じ給与変動
トヨタ自動車は2027年4月から、工場などで働く技能職の人事制度を見直し、業務での役割に応じて月給が変動
する仕組みを本格導入する方針を固めたことが12日、分かった。電気自動車(EV)や自動運転技術などを巡り、
自動車業界で開発競争が激化する中、年功序列の要素が大きい従来の給与基準を再検討し、従業員の働く意欲向
上につなげる。
トヨタ労使が大筋で合意した。トヨタは26年度から先行して、技能職に業務での役割に応じた「役割等級」を設
定。高度な技能や役割の難易度により等級が上がる仕組みを想定し、27年4月からはこの等級に応じて、月給を
引き上げる方向で調整する。金額や制度の詳細は今後議論する。
今年3月の労使協議会では、技能職などの働き方の広がりを背景に、制度と働き方の不一致について議論が行わ
れた。佐藤恒治社長は、技能職の業務の多様化を踏まえ、昇格や手当の在り方を点検して人事制度を見直す方針
を示していた。 (時事通信 2025年11月12日)※リンク先なし
■早期退職に130名募集、エネルギー事業からサービス事業への変革で/シナネンHD
石油製品・LPガスの販売などを行う総合燃料商社のシナネンホールディングスは11日、セカンドキャリア支援
の早期退職優遇制度の募集実施を発表した。エネルギー事業をサービス事業へ変革するという大方針のもと、
変革期における人財ポートフォリオの最適化を図るためとしている。対象者は勤続3年以上かつ46〜64歳の正
社員(会社が退職を認める者のみ同制度の利用可)で募集人員は130名程度。募集期間は2025年12月1日〜19日。
退職日は2026年3月31日。優遇措置として特別退職加算金の支給と再就職支援がある。
■ヤマト運輸、FPTジャパンと協業/ベトナム人大型トラックドライバー採用と育成で
ヤマト運輸は12日、ベトナムIT大手FPT傘下のFPTジャパンホールディングス(東京都港区)と、特定技能制度
を活用したベトナム人の大型トラックドライバーの採用と育成に関する協業で基本合意書を交わした。
FPTグループがベトナムで長年培ってきた人材育成のノウハウと、ヤマト運輸の安全教育を融合させる。ヤマト
運輸は、ベトナム人の大型トラックドライバーを毎年100人採用することを目指す。
FPTグループが運営するベトナムの教育機関で2026年から特別クラスを開講する。募集は今年12月以降に開始する。
生徒はベトナムで半年間、日本語や日本文化、ヤマト運輸監修による安全学習などを受講した後、留学生として
FPTジャパンの日本語学校で1年間学び、大型自動車第一種免許を取得する。その後、特定技能外国人としてヤマ
ト運輸に入社し、日本で5年間勤務する。(時事通信 2025年11月13日)※リンクなし
■正社員の基本給を平均10%引上げ、初任給33万円に/セガ
セガは12日、日本法人の正社員の給与水準改定と新入社員の初任給引上げを2026年4月から実施すると発表した。
具体的には、基本給のベースアップや役割に応じた弾力的な報酬制度の改定等を実施することで、既存正社員の
基本給を平均約10%引き上げ、大卒初任給は30万円から10%アップの33万円となる。同社は、役割や貢献に応じ
て処遇する報酬体系の整備だけでなく、育児や介護をサポートする「ファミ+制度」や、新たなイノベーション
創出に向け副業を支援する「Job+制度」など、社員一人ひとりが自分らしい人生を送れるための働き方をサポ
ートする施策の拡充にも取り組んでいるとしている。
■日本郵政、クマ対策で通勤柔軟化/手段や経路変更、安全確保へ
日本郵政が、全国で相次ぐクマによる人身被害への緊急対策として、従業員の通勤手段や経路の変更を柔軟に行
えるようにしたことが20日、分かった。グループの日本郵便やゆうちょ銀行、かんぽ生命保険などの全従業員が
対象といい、安全確保のため実施する。
従業員が道中でクマに遭遇する恐れがあると判断した場合、会社に届け出ている通勤手段を所属長への伝達のみ
で柔軟に変更できるようにした。公共交通機関から自家用車への変更などを想定している。変更しても通勤手当
の返納は不要。経路は、所属長への伝達もせずに変更可能とした。
日本郵政は「全国で勤務する社員が安心して通勤できるよう、グループ統一で安全確保措置を講じた」と説明し
ている。グループの日本郵便は約2万の直営郵便局を全国に構えており、一部は最近クマが多く出没している地
域にある。今月5日には、自治体や警察がクマの出没を受けて立ち入り規制を行っている場合、郵便や「ゆう
パック」の集配を見合わせる可能性があると発表。出没場所に近い地域では原則午後5時以降、原付きバイクな
ど二輪車を使った配達を取りやめている。(時事通信 2025年11月20日)※リンク先なし